エンタープライズの設計図がロミュラン帝国に流出、ワープエンジンが爆発した件に関してクリンゴン人がライカー、トロイたちから尋問を受けている。彼は科学交流プログラムで派遣された科学者のジタン中尉である。しらを切るが、ベタゾイド人のトロイは彼がなにかを隠していると感じていた。ジタンは護送するウォーフを買収しようとするが、ウォーフは取り合わない。
二つの事件を重く見た艦隊司令部からサティー提督が部下と共にエンタープライズへ乗船してきた。作戦室で話すピカードとサティーのもとにウォーフがやってくる。ジタンの部屋からオプティカルリーダーのついた注射器を発見したと報告する。サティーは証拠が見つかったことに大喜びだが、なぜかピカードは顔をしかめている。
査問会でウォーフはジタンに注射器を突きつける。ジタンはようやく罪を認めるものの、エンジン爆発のことは知らないと言い張る。サティーの部下のベタゾイド人サビンもジタンの言っていることは本当だと認める。ということは艦内に共犯者がいるらしい。
作戦室でピカードはアカデミー時代サティーの父親の本で学んだというとサティーは満足したように父親との思い出を語り出す。
ジタンの共犯者を見つけるため乗員たちは片っ端から証人として呼ばれる。医療技術部に務めるバルカン人とのクォーター、ターセスが呼ばれた時、サビンは彼が何か重要な事を隠していると言い出した。そして彼が共犯人ということになってしまう。
ピカードはピカードはサティーのやり方はフェアではないと抗議するが、ベタゾイド人のテレパシーを利用したことはないのかと反論される。ターセスに監視を付けるべきだという彼女と、確実な証拠が出るまでそんなことはすべきでないと主張するピカードは激しく対立する。
やがてダイリチウム結晶室が調査され、エンジン爆発は単なる金属疲労が原因と判明する。だがサティーたちはターセスが共犯者であると信じて疑わない。そして共犯者探しを続行するよう命じる。
サティーは独断でターセスへの非公式な尋問を公聴会で行うよう変更してしまう。乗員たちが見守る中、サビンはターセスの祖父がバルカン人ではなくロミュラン人であることを暴露する。予想外の事態にうろたえるターセス。
ピカードが二人きりでターセスと話している。彼は家系を偽証したことを激しく悔やみ、自分の将来は闇に閉ざされたと嘆く。
サティーは相変わらず強引な調査を続け、冤罪の危険性を訴えるピカードの言葉を聞こうともしない。そればかりか逆に自分の将来を考えろと脅迫する。彼女はピカードに内緒でトーマス・ヘンリー提督を呼んでいた。何としても陰謀を暴いて見せるという。
ついにピカードが証人として喚問される。サティーはピカードの犯した規則違反を追求する。今回の件とは関係なさそうなバルカン大使を見逃した一件やボーグのことまで持ち出して、ピカードを責めたてる。だが、彼が座右の銘として彼女の父親の言葉を引用した時、サティーは逆上してしまう。彼女が我にかえった時、すでにあきれたヘンリー提督が部屋を出て行ったあとだった。ヘンリー提督は公聴会を中止させた。