エンタープライズは救難信号を受け、ジェレIV号星のニュープロミネンス・コロニーに向かった。だが、コロニーのあるはずの場所には大きなクレーターがあるだけだった。
コロニーでの事件を調査するため、ハンソン提督、シェルビー少佐がエンタープライズにやって来た。ピカードの艦長室からライカーとシェルビーが出て行くと、提督はライカーのためにU.S.S.メルボルンの艦長の席が用意されていることをピカードに告げる。
夜になりライカーの部屋では皆がポーカーを楽しんでいる。ライカーのブラフを見抜けなかったウェスは頭を抱える。
次の朝、ライカー、ジョーディが惑星へ向かうため転送室へ行くとすでにシェルビーとデイタは上陸した後だった。惑星に降りたライカーは先走るなとシェルビーを責める。調査の結果ボーグによる侵略の可能性が濃厚になった。
ピカードはライカーに昇進の話を告げる。だが彼は首を縦にふろうとしない。テンフォワードでライカーはディアナとなぜ自分が昇進の話を受けなかったのか話し合う。
機関室でボーグ対策が検討されている。ライカーは疲れきった乗員たちを休ませるよう提案するが、シェルビーはそれに従おうとしない。
U.S.S.ラオがボーグらしき艦艇と遭遇、その直後に消息を絶ってしまった。遭難場所に向かうエンタープライズの前にボーグが姿を現す。ボーグから通信が入り、一方的な降伏勧告が伝えられる。ピカードはボーグを欺こうとするが、逆にトラクタービームで捕らえられてしまう。エンタープライズからの攻撃も全く効果が無く、船体を破壊されてしまう。だが、シェルビーの提案でトラクタービームの発射口を破壊、逃げ出すことに成功する。
エンタープライズはポールソン星雲へ逃げ込んだ。星雲のガス成分が邪魔をしてボーグ側もエンタープライズをスキャン出来ない。
上級士官が集まり、対策が話し合われた。シェルビーは船体を分離させボーグを撹乱しようとするが、ライカーはこれに反対する。意見があるならまず副長である自分を通せと釘を差すが、シェルビーはピカードと直接掛け合う。これを知ったライカーは怒り出す。その後、ターボーリフトの中でシェルビーは「重大な決断ができないなら他の者に席を譲るべきだ」とライカーに言い捨て、去って行く。
星雲の中のエンタープライズとボーグのにらめっこは相変わらず続いている。
戦いを前に艦内を見回るピカードはテンフォワードを訪れる。不安な気持ちをガイナンに打ち明けていると、艦内に衝撃が走り、ピカードはブリッジに呼び出される。
攻撃を開始したボーグを避けるため、エンタープライズは星雲を脱出する。攻撃を加えようとするが、エンタープライズはトラクタービームに囚われてしまう。そして突然ブリッジに現れたボーグたちによってピカードが誘拐されてしまう。その直後、ボーグ船は進路を変え、撤退してしまう。
エンタープライズは、追跡を開始する。ボーグはセクター001、地球に向かっているらしい。
ボーグ船に連れ込まれたピカードは情報を提供するよう要求される。当然のことながらこれを拒否するピカードに、ボーグはピカードを捕虜として利用すると告げる。
ピカードを救出すべく上陸班が結成される。ライカーも加わろうとするが、トロイに指揮官としての務めを果たすよう諭される。シェルビーたちはボーグ船に転送された。ビバリーの提案でパワー伝送ステーションを破壊するプランが検討された。小さなダメージでもボーグ船の動きを止められるかもしれない。その時、ピカードのコミュニケーターの信号が探知される。
エンタープライズのライカーはハンソン提督に連絡、提督から艦隊の艦船がウルフ359星域に集結しつつあることを聞かされる。
コミュニケーターの信号の元を辿っていった上陸班が発見したのは脱ぎ捨てられたピカードの制服だけだった。そして彼らはパワー伝送ステーションを破壊し、ボーグ船の動きを止めることに成功する。だが艦内を動きはじめたボーグたちに回りを取り囲まれてしまう。フェーザーの周波数を変え、これに抵抗しようとするが、すぐにバリアで対応されてしまう。エンタープライズに退避しようとする寸前、彼らの前にボーグに改造されたピカードが現れる。
ピカードを救出するため、もう一度上陸班をボーグ船に送ろうと提案するシェルビーやビバリーの言葉を遮り、ライカーは攻撃を強行しようとする。その時ボーグからエンタープライズに通信が入る。
スクリーンに表れたのは、いまやボーグに改造されたピカードだった。彼はロキュータスと名乗り、人類に降伏を要求する。
そしてライカーはウォーフに命じる。