どこかのホテルのロビーに二人の異星人が現れる。コンピューターにピカードの部屋を尋ねるが、まだ到着していない。一方、エンタープライズはガマリス星での貿易交渉を終え、第12宇宙基地に向かっていた。交渉の疲れのためかピカードの表情はすぐれない。
ビバリーやライカーたちにすすめられ、ピカードは休暇をとることを決心し、惑星ライサへと向かう。ピカードがホテルのロビーに到着すると、いきなり女性に抱きつかれキスをされる。女性はフェレンギ人に追われているようだが、ピカードは気付かない。その女性は人違いだといって去って行き、肩をすくめるピカード。一部始終を見ていた先程の異星人二人組は目配せをする。
ピカードがプールサイドで読書をしていると女性が近づいてくる。ライカーがお土産にと頼んだホーガンがセックスのシンボルと教えられ、あわてて衣服の下に隠す。読書を再開しようとすると、ソバックというフェレンギ人が近づいてくる。彼は「あの女に手を出すな」「ディスクを返せ」と警告するがピカードにはさっぱり事情が判らない。ピカードが一喝するとこそこそと去っていった。
先程の女性がピカードに近づいてくる。彼女はバッシュという名前で、ディスクをめぐってソバックともめているようだ。別れ際、彼女はピカードの服にこっそりディスクを忍び込ませる。
ピカードが部屋に戻ると異星人たちが壁をスキャンしている。彼らは27世紀から来たボルゴン人でピカードに会うためやってきたと話し出す。ピカードとトクス・ウタットという未来の武器の間になにか関係があるらしい。
ポケットのディスクに気付いたピカードはバッシュの部屋を訪れ、ディスクとウタットの関係を問い詰める。ディスクはウタットの埋まっている場所を示す地図で、結局、ピカードとともに発掘に行くことになった。二人がホテルを出ようとするとソバックが現れ銃を突きつける。ソバックはバッシュに頼まれてディスクを盗んだとピカードにいうが、隙を見てソバックを殴り倒す。(以下一部、略)
ピカード達はウタットが埋まっているの場所に到着した。センサーが効かないためスコップで掘りはじめようとするとボルゴン星人が現れ歴史的瞬間を見学したいと言い出す。バッシュは怒り出すが、そこに銃を持ったソバックが現れる。バッシュの部屋にディスクの焼け残りがあり、場所を突き止めたようだ。仕方なくピカード達は地面を掘りはじめる。
だが、幾ら掘ってもウタットは出てこない。ピカードは掘るのを諦め、ボルゴン星人たちも去っていった。ソバックだけは諦めきれず一人で穴を掘りつづける。
ホテルに戻ったピカードにエンタープライズからライサの周回軌道にのったと連絡が入る。ピカードは「転送モード14」を実行できるよう準備しておけとライカーに命じる。
バッシュはこっそりホテルを出ていこうとするがピカードに見つかる。ピカードはウタットのありかを尋ねる。予想通り、すでにバッシュはひとりでウタットを発見していた。そこへボルゴン星人が現れウタットを渡せとピカードに言う。ピカードはコミュニケーターをウタットに付け、ライカーに「転送モード14」を実行させる。ウタットは破壊された。ボルゴン人は「歴史通りだな」と言い残し去っていった。