上陸班が遭難した船へ向かう。何者かにリアクターを奪われた船内は一切の機能を停止し、二人の生存者が発見された。
ふたりはフェーザーで撃たれていた。船内で発見された結婚を分析した結果、アカマー星人「ギャザラー」のものであることが判明。エンタープライズはアカマーに向う。
アカマーIII号星の統治者マルークと会ったピカードたちはギャザラーに関する説明を受ける。彼らは一世紀以上前にアカマーを飛び出し略奪を繰り返していたらしい。ピカードは彼らとの和平を提案するがマルークは浮かない顔をしている。
エンタープライズはギャザラーが潜んでいると思われるハロミ星団に向かう。マルークを客室に案内したライカーは召し使のユタという少女と出会い互いに興味をもったようだ。
ハロミII号星に到着、ライカー、ウォーフたちが調査に向かう。そのには様々の文明から盗んだと思われる盗品が積み上げられた廃墟のような場所だった。突然ギャザラーたちからの攻撃を受けるがトリックを使い逆に彼らを捕獲することに成功する。
マルークも惑星に降り、ギャザラーたちに特赦を持ち掛けるが、粗野な彼らのリーダー、ブルーノとの話し合いは平行線をたどるばかり。さらに突っ込んだ話をするためにブルーレはピカード、マルークの三人だけで話し合いたいと申し出る。もうアカマーに戻りたいというのが本音らしい。
年老いたギャザラー、ボルノスの後をつけたユタが言う。「私はユタよ、トラレスター一族の。」そして驚いているギャザラーの頬にふれると彼は死んでしまう。
交渉が再開され、ブルーノがエンタープライズでマルークに同行することになった。だがボルノスの死体が発見され大騒ぎになる。ビバリーは死因は心不全だがその原因がわからないと報告する。
テンフォワードでマルークとピカードがマルークの歴史の話をしている。一人で勉強をしているウェスリーの所へブルーノがやってくる。ライカーとトロイのテーブルにユタが食事を持ってくる。ライカーの話にユタの心も和んだようだ。
ライカーはビバリーから呼び出されボルノスの体内からマイクロウイルスが発見されたと教えられる。ボルノスを殺すために作られた人工的なウイルスらしい。
自室で調査の指示を出しているライカーのところへユタがやってくる。マルークの指示でやってきたと彼女は言う。恋をすることなど忘れてしまったという彼女をライカーが慰めていると、警報がなり艦内に衝撃が走る。
ライカーがブリッジに戻ると、ブルーノと同じギャザラーのチョーガンが攻撃を加えている。ピカードは前方シールドを破壊させ、チョーガンを威圧する。チョーガンの席で交渉が行われることになった。マルーク、ピカードが彼の船に乗り移るが、チョーガンはブルーノよりも石頭らしい。
アカマーの記録を調べていたデイタがボルノスの死と同様の事件が数十年前にもあったことを突き止めていた。二人の被害者は同じローガン一族であり、犯人は彼らにうらみを持つものと予測された。またチョーガンもボルノスたちと同じ種族で、かってのトラレスター一族虐殺の首謀者でだったことが判る。そして二つの殺人事件に共通する人物が浮かび上がる。驚くべきことに犯人はユタだった。
チョーガンとマルークの交渉は白熱していた。ピカードの提案で休憩をとることになり、ユタがチョーガンにブランデーを渡そうと近づく。そこへライカーが転送されてきた。ライカーはフェーザーを構えユタにチョーガンに近づくなと警告する。すべてを告白したユタはチョーガンの方へ向かって行く。ライカーはユタに向けて最低レベルのフェーザーを発射する。だが、彼女は、再び、チョーガンに近づこうとする。ライカーはフェーザーのパワーを上げ、彼女を撃つ。ユタはいままでローガン一族抹殺のためだけのために生きてきたと言い、苦痛に顔を歪めながら敵へ足を進める。ライカーは最高レベルにセットしたセットしたフェーザーで彼女を消滅させる。
ギャザラーの一件は解決し、エンタープライズは次の任務に向かう。だが一人テンフォワードにたたずむライカーの表情は固い。