実験中に眠り込んでしまったウェスリーは、ライカーに呼び出され、ブリッジに向かった。エンタープライズの今回の任務は星の爆発の際に放出される中性子の観測。乗船してきていた専門家のポール・スタッブス博士が見守る中、星に向けて観測機が発射されようとしていた。突然、艦に衝撃が走る。そしてコントロールを失ったエンタープライズは赤色巨星に引き寄せらはじめてしまった。
中性子流に引き寄せられたエンタープライズは怪我人であふれていた。先程のコントロール不能はコンピュータに記録されていないばかりか、艦のあちこちでコンピュータの誤動作が発生していた。幸い観測機は無事だったようだ。
やがてコンピュータの回路に異常が見つかる。基盤に「こびと」が入り込んだようだというジョーディの言葉を聞いたウェスはぎょっとする。さっきまで実験に使っていた医療用のマイクロロボットが逃げ出したのかもしれなかった。一方、ピカードは危険をさけるため、スタッブス博士の反対を押し切り星系から艦を退避させる。
ウェスはビバリーにロボットのことを打ち明けた。報告を受けた上級仕官たちは、いまや知性を持ちはじめたロボットをどう扱うべきか観察ラウンジで検討を始める。知性を持つ以上、新しい生命体として扱うべきだとピカードは言う。
デイタ達が回路に弱いガンマ線をあてロボットの分裂を抑えようとしているとしていると、スタッブス博士がやってくる。そしていきなり強力なガンマ線を発射してしまう。その直後、艦内に有毒ガスが発生。仲間を殺されたロボットの復讐らしい。ピカードの追求にも悪びれた風もなく博士は実験が最優先だと答える。さらに部屋に拘束された博士がくつろいでいると、コンピュータのコンソール・パネルから閃光が発射され博士を襲う。
ピカードがロボットを全滅させるためガンマ線照射を命じようとした時、デイタはロボットとのコンタクトに成功した。双方のコミュニケーションを潤滑に進めるため、デイタの体をロボットに利用させ、対話が始まった。ロボット達は仲間を増やすため、そして知識を吸収するため回路を食い荒らしていたのだった。ピカードの提案でロボットたちはカディス・アルファIV号星に転送されることになった。
ロボットたちの協力でコンピュータは正常に復旧した。そして無事、博士の実験も成功した。