エンディコア星系を探索するエンタープライズは漂流しているシャトルと遭遇し、こんな宙域になぜ、といぶかしみながらも回収する。乗員たちはシャトルの外壁にU.S.S.エンタープライズの文字を、さらにはピカードそっくりな男が操縦席に座っているのを発見する!心臓は動いているが、脳の活動が認められないらしい。カウンセラーは「確かにあなたです、艦長」と告げる。
調査を進めるデイタとラフォージはシャトルのシステムは正常とは全く逆の動作をしていることに気付きはじめ、医療室でもポラスキーが覚醒薬がもう一人のピカードに対して逆効果をもたらすことを発見していた。
試行錯誤の後、何とかシャトルの日誌が解読され、どうらや6時間後の未来からシャトルがやってきたことが確認された。しかしなぜ艦長が一人でシャトルに乗っていたのか?記録によればあと僅かでエンタープライズは破壊されてしまうらしい。謎を解く鍵を握るのはもう一人のピカードだった。彼が未来から危険を知らせるために過去へやってきたのではないかと乗員たちは思い付く。彼は「6時間後」が近づくにつれ次第に回復してきているが、本質に迫る話は何も聞き出せない。しかしどうやれば時間の流れを変え、危機を避けることが出来るのだろうか?すでに予定されている時間の流れに取り込まれてしまったのではないか?あせる乗員たち。
その時、エンタープライズはエネルギー流に引き込まれはじめる。さらに強力な光が二人ののピカードを襲う。「行かなくては」と繰り返しながらシャトルベイに向かうもう一人ののピカード。ピカードは「何か策はないのか」と彼に食い下がる。否定する彼の言葉に解決策を発見したピカードはもう一人のフェーザーで気絶させ、エンタープライズをエネルギー流の中へ進ませる。シャトルベイのピカードとシャトルは消えた。
そして危機を脱出したエンタープライズは再びエンディコアに向け発進する。