猫又日記

日記というか、まあその時々に思いついたことや出くわした事件(笑)等をつらつらと…。
なので、毎日書くことはまず滅多にないと思います。
あとは一応更新履歴なんかも書いておこうかな。

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2002年06月15日 01:明石少尉 その他

はぁ…。春の平田さん祭り第二弾、木山事務所公演「紙屋悦子の青春」が終わった。
まだ演観で地方を回ってはいるけれど、一般での観劇はもう叶わない。
アルジャーノンでは、平田さんの役者としての凄さを見せ付けられ、芝居の面白さを味わった。
今回の紙屋では、出ている役者さん5人全員が本当に素晴らしく、更に完成度の高いお芝居を観ることの気持ちよさを心底味わった。
また、そういう中での平田さんの真剣勝負を5日間も目の当たりにすることができ、今思い出してもゾクゾクする。(←寒気がするという意味ではない。念のため。爆!)
ほんの少し前の日本で実際に起きていたことが話のベースになっているから、物語としてはアルジャーノンより遥かに現実味がある、というのも、ここまで感動が持続している原因の一つなのかもしれない。
平田さんは、実際に舞台に立つこと以外のお仕事、つまり声優としてのお仕事もされている。アニメや外国映画の吹き替え等々。ERのDr.カーターなどは、最早ノア・ワイリー本人の声の方が違和感を感じるくらいのはまり役だと思う。フレンズのジョーイもそう。アニメファンの人たちにとっては、ワンピースのサンジや最遊記の悟浄=平田広明というイメージになっている人も多いのだろう。かくいう猫又も、平田さんへの入り口は最遊記だった。
平田さんの中では、恐らく舞台とそれ以外のお仕事と、どちらも、どのお仕事も真剣勝負であり、それぞれに遣り甲斐もあるのだと思う。猫又も、声のお仕事を拝見(拝聴?笑)する度に、その巧みな技に翻弄されっぱなしだ。
でも、一度ならず二度三度と生の舞台を観劇して、平田さんご自身が動き、笑い、怒り、悲しむ姿を見て受けるインパクトは、声のお仕事から受けるそれとは、猫又の中で明らかに差が出てしまう。
もしかしたら、役のイメージを自分の中で一から練り上げていくことよりも、はじめからあるイメージにぴったりと合わせることの方が技術を要するのかな??没頭して観ていた外画の吹き替え版のエンドロールで名前見つけて「え!あの役平田さんだったの!」ということがあったとしたら、それは究極なのかもしれない。それでも多分、今回の紙屋のような素晴らしいお芝居を観た時の感動には及ばないような気がするのだ。あくまで猫又個人的にはね。猫又の中では、今や平田広明=新劇役者以外のなにものでもなくなってしまったようだ。
ここまで舞台の魅力の虜となってしまった猫又としては、これからも平田さんが舞台の上で真剣勝負し続ける限り、その姿を観続けていきたいと思う今日この頃…。



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日記帳 Ver 1.14 2002.10.04 by Kazuho/V.Sonic