塘路湖
北海道 (標茶町)
(410×290)アルッシュ紙300g/newton colours
釧路湿原のこの辺りには大小幾つもの湖がある中でも代表的なのがこの湖である。
夏にまだ少し早いこの季節にはここまで訪れる人影は殆ど無く静まりかえっている。
観光SLが標茶駅に停車する為か、
10数年前は無人の駅が、今では綺麗に立て替えられて駅舎の中は喫茶店になっていた、
JRが民営化されて商魂逞しく、どの地もそれに伴って変貌する・・・
冬場の頃はこの湖面が氷結で閉ざされた氷の割れ目に白鳥が数羽餌さを求めて泳いでいた。
たとえ景色が変わっても、その場で見つめる自分自身は昔と変わらずにいたいと思う。
それを確かめるために、私は同じ場所に来るのかもしれない。
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