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Messerschmitt in Deutsches Museum
メッサーシュミット in ドイツ博物館
南ドイツ・ミュンヘンには、有名なドイツ博物館がある。
ここには、科学、天文、機械、歴史等様々な分野の豊富な展示物があり、一日ではまわりきれないほどの内容、広さを持つ大博物館なのである。
その数々の展示物の中に、ライト兄弟の飛行機をはじめ戦闘機も多数、かのメッサーシュミット109も展示されている。
このメッサーシュミットはG型ではなくE型だったのが少し残念だったが、コクピットを見るとちゃんと照準器REVIC/12Dも装備されていた。
(このタイプは主にバトル・オブ・ブリテン時代に活躍した。)
メッサーシュミットはやはり人気があるのか、中国人の人とかドイツ人のおじさんなどが写真を撮っていた。しかし一番しつこく撮っていたのは私だったようだ…。このメッサーシュミット109はきれいにマーキングされ、博物館展示用に胴体の一部が内部が見えるようにキャノピーの下の部分と、胴体内点検ハッチ(台場が出入りしたところ)の外板が外されていた。
しかし写真のようにメッサーシュミットのまわりにはロープがはりめぐらされてあり、その部分から中が見えにくい状態になっていた。機体に触れることも禁止されているようだ。
これでは、せっかくの工夫の意味がないんじゃないの?と思っていたら、後で博物館のショップで入手した博物館ガイドを見ると、メッサーシュミットの写真はその部分の中を機体の真横におかれた階段から間近で見学者が中を覗き込んでいるものだった。(ロープもない。)
部品を盗んで行ったりする不心得者がいたのかな?(マニアの情熱はこわいのである。)
しかし私はこれぐらいはいいかとプロペラにはしっかり触ってきてしまったのだった。(できればもっと間近でコクピットの中をみたかった…。)メッサーシュミット109G型は、アメリカの空軍博物館(United States Air Force Museum)やアメリカ国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)、フィンランド中央航空博(Central Finland Aviation Museum)等で展示されている。
Messerschmitt109-E
Messerschmitt109-E
Messerschmitt109-E
Messerschmitt109-E
(Photo by Maja 1999.6.18)
★ドイツ博物館のHPはこちら。(メッサーシュミットが紹介されているページに直接リンクしています。)
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