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自宅改修のレポート 〜その5 デッキの取替
住宅などのデッキ材料は昔から色々試行錯誤してきました
社会人になった頃は檜などを使用しました。
恐らく30年ほど前にイペーやセランガンバツなどの硬い南洋材が流通する様になりましたが,退色が激しかったり
思ったより痩せて取り付けているビスの緩みが生じるトラブルが多く
その後オーストラリア檜を使う時代が長くありました
7〜8年前からは人工木の製品が多く流通する様になり,
デッキだけでなくルーバーなどにも積極的に使用する様になりました。
当初,人工木も種類が限られていましたが,今は多くのメーカーが参入し多種多様になってきました。
強度や寸法安定性を確保する為にアルミの芯材を入れたものもありますし,
オーダーを含めて色の自由度も高くなってきました。
仕事では多くの物件で採用してきたので,自宅で試さない手はありません。
今回は東京工営のバイタルデッキWPCを採用。
※東京工営「バイタルデッキWPC」
http://www.tokyokoei.com/search/cgi_sys/item_details.cgi?item=64
元は手前に見えている 新日鉄の亜鉛ドブ漬けのスチールデッキでした。
エアコンの屋外機が置いてあるのでその部分を残し,取替工事を進めます。
デッキはサネの部分に専用の金物を挿して端から一枚ずつ貼って行きます
目地の幅はその金物によってきちっと統一される事になります
今回は一列ずつ半ずらしにして貼って貰いました。
これなら以前と違って,デッキチェアが置けると娘たちの評判も上々