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after Netscape Navigator4.04ja
まずはこれ。インテル社が世界で最初に作った4ビットマイコンのインテル4004。
なんでも、日本の電卓メーカーが「ソフトウェアに
よって論理の変更が可能なIC(集積回路)を」と
発注したのがこれの開発のきっかけだとか。
つまり、コンピュータの時代とは日本の需要から
始まった.....?(笑)
お次は下の写真。1976年、日本電気(現・N
EC)が日本で売りだした最初のマイコン・トレー
ニング・キット「TK−80」。展示説明によると
「日本初のワンボード・マイコンキット」。
「TK」とは「トレーニング・キット」の略で、8
ビットマイコンを採用した教育用部品で、定価8万
8500円と安かったので馬鹿売れし、これが日本
の「マイコンブーム」「パソコンブーム」のきっか
けとなり、今のパソコンの一般化の先鞭をつけたわ
けですね。この「TK−80」、右下にテンキーとAからFま
でのキーがあり、その上には電光表示式の文字表示部
分があるのだそうです。
さて、いよいよこれで最後ですが。
左は米コモドール社が発売した「マイコン」、つ
まり「マイクロコンピュータ」の「Pet」>初版では
「たぶん、IBMが最初に作ったオフィス用コン
ピュータ。」って書いたけど、OUGのメンバーから
教えてもらったです。多謝>寺谷さんm(_ _)m
右は下の部分に微かに「Basic Master Level1」と
書いてあるらしく、たぶん個人ユースのPCだったん
じゃないかと(笑)。メモデータがどこかに行ってしま
ったので、詳しい方の情報きぼー(笑)。
【後日談】 「コモドール社の「Pet」情報と一緒に、寺谷さんか
ら「日立のマイコンだよ」と教えて戴きました。さ
すがはキャリアが違う......m(_ _)m。
見終わってみると、たしかに面白かったですが、でもなんだか物足りない......と思ったら、ウィンドウズ
マシンしか出てこなかったんですね(笑)。やっぱりアップルIIとかMacintoshPlusとか和製OSのTRON(ト
ロン)とかも出てくれば、「科学博物館」らしさも出て来たんじゃないかなあ、とか思いましたね。だって
任天堂のファミリーコンピュータの初期型本体もなくて、最後に小さい硝子ケースにごちゃっと入れてあっ
たのは、ソニーのアイボとかだったんだもの(多分借り物でしょうねえ)(苦笑)。
ということで、メーカーの皆さま、ジャンクを抱えている皆さま、昔懐しいパソコンを捨てる前には科学
博物館に一度連絡取ってみましょう(笑)。「こういう古いマシンがあるんですが、そちらでは資料としては
いりませんか?」(笑)
科学博物館もね、「あ!」と思ったときには本体は写真でしか存在しない、なんてことがありますから、
電源いれないのなら有り難くいただいて段ボール箱に閉まってラベル貼って倉庫にしまっておきましょう(笑)。
おもちゃ博物館とか江戸東京博物館でも自分の分野だと思えなくて収集してなくて、気がついたらアメリ
カあたりからやたら高い借り賃で借り出す羽目になるなんて行ったら、秋葉原の直ぐ脇にある博物館にして
はちと悲しいかも.....(笑)。