■1月2日(木) 新年あけましておめでとうございます。 |
朝起きたら澄み切った青空に、うっすらと雪化粧した木々が美しかった。でも、冷蔵庫の中のように寒い、冷たい1日。
受験まで後一週間となり、ゆっくりできるのも今日だけなので、娘と福袋などを買いに川越まで行く。お目当ての福袋は買えなかったけど、そのブランドがセ−ルをしていたので欲しがっていた服などを数点買ってそれなりに充実して帰って来た。しかしこの時期、こんなことをしていてもいいのか?という思いも頭をよぎる。でも、明日からまた塾だし、まぁ、いいか。
今年最初に買った本は『ロミオとロミオは永遠に』(恩田陸/ハヤカワJブックス)だった。最初に読んだ本は『バナタイム』(よしもとばなな/マガジンハウス)。
■ 1月3日(金) 雪だるま |
今日からまた冬期講習が始まる娘。朝9時から夕方5時間までなんて、私の勤務時間より長い。弟や友だちがTVを見たり遊んでいる冬休みになのに、塾に行かなかったのは元旦と2日だけ。我が子ながらよく頑張っているなと感心する。
最近「今日は要一にしよう」とか「今日は知季」などど言いながら『DIVE!!』を何度も読んでいるのは、(飛び込みと受験という違いはあるにしても)同じように目標に向かって努力している彼らと重なる部分があるからだろうか。結果はどうなるにしても、悔いが残らないように力をだせるといいんだけど。
昼前から降り始めた雪が少し積もったので、息子と一緒に雪だるまを作って遊んだ。せっかくの冬休みだといっても、どこにも連れていってやれず、ひとりでゲ−ムをしたりビデオを観たりして過ごしている息子。それはそれでなんとなく可愛そうな気もする。でも、買い物には一緒に行きたくないっていうし、かといって遠出はできないし。せめて雪遊びやゲ−ムを一緒にするくらいしか思いつかないのだった。
それにしても、宿題はどうなってるんだ?
1月7日(火) |
子どもたちは今日から3学期。いつものことだが昨日慌てて宿題をやる始末。6年生は書初めと一行日記だけだったが、3年生の方は2学期にやった漢字の復習、算数ドリルが1冊、書初め、マラソンと夏休みと同じくらいの宿題があったんだもの。宿題多すぎだよ(泣)なんとか終わってよかった。
娘の受験まであと3日になった。なかには試験まで学校を休む子もいるらしい。それってどうなんだろう?家で試験勉強をしているってことなのかな〜。もちろん我が家は試験の日以外は休ませるつもりはない。もうここまできたらあとは睡眠をちゃんととって、体調を整えるだけだと思うので。一番心配なのは試験の当日私が起きられるか、ってことなんだよな。あとは忘れ物かな。中学受験って親が同伴して保護者控室で待っているものらしい。待っている間は何の本を読もうかな。
今読んでいるのは『ロミオとロミオは永遠に』(恩田陸/ハヤカワ書房)。やっと半分くらいまできたところ。2日に買ったんだけど、娘が先に読んで「私的には『六番目の小夜子』よりおもしろかったよ!最後の方がせつないんだよ。早く読みな」というので、読み始めたのだ。まだ半分しか読んでいないけど、確かにおもしろい。時間があったら一気に読みたいところなんだけど。
1月12日(日) |
怒涛の3日間が終わった。10日は第一志望、11日は第二志望の入試、今日両校の発表というスケジ−ル。試験の日は朝もちゃんと起きられた。人間いざという時にはちゃんと出来るものなんだなぁ。
試験の結果ですが、インタ−ネットの発表によるととりあえず両方とも合格しました。私の愚痴を聞いて下さった方々、応援して下さった方々、本当にありがとうございました。明日あたり郵送での通知が届くらしいです。
10日、11日とも試験会場につくと、入り口前を埋める人・人・人・・・・。受験生ではなく塾の先生方。各塾から十数人くらいの人が来ていたようで、腕に腕章をつけ、自分の塾生(塾生もバッチなど所属塾を示すものをつけている)を見つけると「頑張れよ!」「落ち着けよ!」と握手攻め。知っている先生ばかりではないのに。娘など「私は落ち着いていたのに、あんまり落ち着いてなんていうから返って落ちそうな気がする」とまで言うくらい。いやぁ、びっくりしたよ。
入り口で娘と別れ、その後私は保護者控室で本を読みながらただ待つだけ。待つ時間の長かったこと。本当に疲れた・・・。いい結果だったので、ちょっと報われた気分だけど。でも、もうしばらくはこんな思いはしたくないなぁ。
1月15日(水) |
もう1月15日は成人の日じゃないんだなぁ。
入学金の振込みを済ませた。もう「合格は間違いでした」って言ってきても知らないもんね。やっとひと安心だ。
しかし娘も私もちょっと燃え尽きちゃったような感じがする。気が抜けたというか・・・。
1月いっぱい塾は続くのに、明日のお弁当用の買い物を忘れたり、仕事ではミスの連発で上司には怒られてばかり。娘もなんとなくイライラしているような、情緒不安定なような雰囲気になっているし。目標が達成されたうれしさもあるが、その反面自由に使える時間を持て余してしまうような変な感じがする。私でそうなんだから、受験に向かって必死にやってきた娘は余計に手持ち無沙汰なんだろうな。思いっきり遊ぶぞ!と張り切ってはいるけどね。残り少ない小学生生活を十分楽しんでもらいたいものだ。
1月19日(日) |
昨日今日と本当に久しぶりに心安らかな休日だ。先週は試験と合格発表とでドキドキしたりハラハラしたり落ち着かなかったもの。
年末はなんとなく忙しくて大掃除らしいことは何もしなかったので、部屋の片付けというか、あちこちに増殖し収拾がつかなくなってきた本をどうにかする試みをする。私はストレスが溜まってくると、どうでもいい雑誌やマンガなどをどんどん買ってしまう癖がある。どうせ買うなら読みたかった本にすればいいのに、そういう時は本には手がのびないのよね〜。今日はそんな雑誌やマンガを取っておくものと処分するものに分けたり、受験関係のいらない資料を捨てたりした。それでもあまりすっきりした感じはしないんだけど。いつか図書室のある家に住みたいものだ。
本を整理しながらひっぱり出して読んだのは『エンダ−のゲ−ム』。もう3度目になるが、読むたびにエンダ−の孤独に涙してしまう。好きな本って何度読んでも色あせないのだと思う。
全部出るまで読むのはやめようと思っていたのに、恩田陸の『蛇行する川のほとり』@を読んでしまった。雰囲気は『麦の海に沈む果実』のような感じ?思いっきりそそられることろで終わってしまっていて続きが待ち遠しい!やっぱり完結するまで読まなければよかった!
今年の始めに読んだ『ロミオとロミオは永遠に』もかなり好きだったけど(でも結末にはやや不満あり)、やはり『蛇行する川のほとり』の方が好みだな。
今日から始まったキムタクのドラマ『GOOD LUCK!!』を見た。昔々『アテンションプリ−ズ』を見て以来空には憧れているので今回も見つづけてしまうんだろうな。いいなぁ、パイロット!進路を決めるころ真剣にパイロットか航空管制官になろうと考えていた時期があった。でもパイロットは視力が私でゃダメで、航空管制官は女ではダメだったんだよな〜。それなのに、就職が決まった直後、女でもOKになったんだよ。もしあと1年後に生まれていたら違う人生を歩んでしたかもしれないんだよなぁ。空を飛ぶ、という意味ではハンググライダ−で飛んだので、夢は叶ったとも言えるんだけど。
1月25日(土) |
今日は中学の入学説明会に行った。合格通知を貰い入学金は振り込んではいたが、なんとなく不安というか、本当にこの学校に行くのだろうか、もしかして間違いではと漠然と思っていたので、入学承諾書(教育委員会に提出)や学校に提出する書類をもらい、制服を注文してやっと「本当に合格して、4月からはここの生徒になるんだ」という実感が湧いてきた。やっと心から合格をかみ締めることが出来た気がするよ。
学校に提出する書類と一緒に入学までにやる国語・英語・数学の課題もたっぷり貰った。合格したらからと言ってものんびりはしていられないらしい。私立ってどこもこうなんだろうか。
昨日も今日もまるで冷凍庫にいるような寒さ。冷たい風に顔が凍りてしまう。本当に冬は嫌いだよ〜(泣)
1月30日(木) |
「ロ−ド・オブ・ザ・リング/二つの塔」SUPER号外新聞に惹かれて雑誌『ROADSHOW』を買ってしまった。「ロ−ド・オブ・ザ・リング/二つの塔」SUPER号外新聞の広告欄(?)に「アイゼンガルド・スタッフ募集」<大自然のなかで、ボクたちといっしょにはたらきませんか!?>に息子と大受け。仕事の内容は@武器の製造:寮完備。A旅の仲間の追跡:交通費別途支給。応募してみっかな。
後、笑えたのは「捜しています」子馬(ポニ−)名前はビル。お心当たりのあるかたはホビット村のサムまでお知らせください。とか。TTTの公開まであと1ヶ月足らずだもの、気分は盛り上がる一方だ。
『神の守人 来訪編』『神の守人 帰還編』(上橋菜穂子/偕成社)(→感想)