101系・103系・201系国鉄形通勤電車
総武・中央線各駅停車カナリア色

 首都圏を運行する通勤形電車において、路線別により色分けされているのは一般的な常識の中でカナリア色黄色という表現が一般的だがの電車を使っているのが川崎-立川を結ぶ南武線銀色・黄色オレンジ帯に変更されつつあるの他に千葉−三鷹をメインに結ぶ総武・中央線各駅停車がある。

 一般的に総武線とまとめられがちのこの電車の運転パターンのことだが、先程述べたように千葉−三鷹がメインだが、実際は早朝・深夜時間帯は千葉・津田沼・西船橋−御茶ノ水の折返し運転で御茶ノ水から先の区間においては東京発の中央線に担当を一任し、千葉発を基準に21時台を中心の時間帯は武蔵小金井・立川まで延長運転を実施しており、22時30分から23時30分において三鷹−立川間はひとつの線路にカナリア色と中央線のオレンジ色の電車が交互に走ることになる。

 総武・中央線の直通運転は古くから実施され、当初は中央線の中野までだったがその後荻窪に延長されたのちに現在の三鷹終点メインになった。
 使用車両も戦後は63系、72系が主力となっていたが昭和39年東京オリンピック開催時に国立競技場の最寄り駅千駄ヶ谷に停車する電車が“ぶどう色”一般的には茶色とはどんな物であろうという疑問から始まり、結果として山手線で使っていたカナリア色の電車を総武中央線各駅停車以下総武線と記すに転用し、山手線を“うぐいす色”に変更する事で意見がまとまり現在の状態になった経緯がある。
 それでもオリンピックには間に合わず、旧型電車が残ってしまう結果になってしまった。
 総武線のカナリア色のルーツでよく誤解されるのが“千葉県の県花・なのはな”だからと思っている人が結構多く、“山手線のお下がり”だったと理解している人は少ないのも事実。

 この“お下がり”と言うのが総武線の特徴で、京浜東北線・山手線・中央線快速で新性能化されて余剰になった電車を総武線が“引き取る”という形態があって、ひどいときには先頭車両を除きうぐいす、水色、オレンジの3色が混ざり合い、どこの路線だが解らないカラフル編成になる場合もあった。

 それが効して?総武線は様々な形式の通勤電車が走ることとなり、動く電車博物館のような路線になっていたのだが、総武線輸送計画快速用車両・通勤用車両全取替のことで総武線快速は新形式E217系に取替え終了が作成され、はじめて“お下がりではない”新形式の1998年に投入された209系500番台をきっかけに様々の形式の電車が他線区に転出及び廃車されることなり、形式が統一されることになった。

 103系に関しては2001年3月、201系や205系も近年中に撤退し209系500番台(E231系の試作及び統一までのつなぎが目的)に関しても他線区の転出が出ているので、結果的にはE231系に統一される可能性が強くなった。

 今回は残りわずかの時間しかみられなくなった国鉄形通勤電車・総武線の車両を記録にとどめるためご紹介することとした。

 なお取材中で気になっていたこと、かつてのストックファイルも見つかった事から内容を余談としてご紹介することとする。

 「101系」 「103系」 「201系」

 
「209系500番台」&「E231系」

 

千葉駅取材中の余談

かつての総武線〜西千葉駅
千葉発の特急あずさ号
変わった電車の使い方
万葉軒のとんかつ弁当

 

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