茶懐石料理教室のご案内
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2015年1月の献立

新春を祝う初釜の献立。
向付は鯛を数の子で和えたお祝いお刺身。
味噌汁は扇面の形にした蕪に銀杏を添えて。
煮物椀は海老身しんじょの清し汁仕立。
鰆は味噌幽庵地に漬けて
焼いた物です。
八寸の黒豆を松葉串で刺して頂きやすい
工夫が凝らされた懐石らしい作りです。

 
  向付 鯛の数の子和え
  汁   扇面蕪 銀杏
      白味噌仕立て 落辛子


   向付は鯛、数の子、水前寺のり
   三つ葉と山葵を添える。

   
汁は白味噌仕立て。
   かぶを扇形に切り、落とし辛子



  煮物椀 海老しんじょ 
        老松蓮根 隠元 柚子 
 

   海老身は昆布だしと調味料を加えてすり伸ばす。

   
小分けにして蒸す。
   清し汁は一番だしに薄味をつ
ける。
   隠元と柚子を添える。



  焼物 鰆 味噌幽庵焼き

   さわらは三枚に下ろす。
   
味噌幽庵地にしばらく漬けて置く。
   焦げないように気をつけて焼く。



  強肴 海老芋、胡麻麩、春菊の炊き合わせ

   海老芋は下茹でして煮汁で煮る。
   
胡麻麩は切り煮汁で煮る。
   春菊は下茹でして
麩の煮汁にくぐす。


  八寸 からすみ  黒豆松葉

   からすみは薄切りにしてさっと焼く。
   黒豆は松葉串に刺しておく。
   


作り方のテキスト(実費3,000円・送料込み)があります。 
ご希望の方はメールにてご連絡ください。

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