-158- 2014年9月教室の献立 秋の風情を楽しむ月見の懐石料理です。 向付は縞鯵（しまあじ）の薄造り。 さっと茹でて下味をつけた黄菊と莫大を加えて盛りつけます。 味噌汁は赤味噌に少し白味噌も加えた合わせ味噌仕立て。 具は子亀のような小茄子を皮ごと食べやすく包丁目を入れます。 煮物椀は美しい萩の花に見立てた枝豆と小豆入りの真蒸。 焼き物は鱸（すずき）を若狭地を加えて香ばしく焼きます。 強肴は今年は出始めが早かったマスカットの甘酢和え。 八寸の煎餅はチーズを丸く広げてじっくり乾燥焼きします。 薫り高い新ごぼうと白胡麻の組み合わせは絶品です。

	向付　縞鯵　黄菊　莫大　山葵　 　　汁　　 合わせ味噌汁　茄子　落辛子 　　　向付はしまあじの薄造りと下味を付けた黄菊を盛る。 　　　ばくだいと山葵を添える。 　　　汁は合わせ味噌仕立て。茄子を入れ、溶き辛子を添える。
	煮物椀　萩真蒸　海老　青柚子 　　　海老は茹でて形を整える。 　　　すり身はすり伸ばし小分けにして蒸し器で蒸す。 　　　椀に盛り汁をはり青柚子を乗せる。
	焼物　鱸　若狭焼き　　 　　　すずきは三枚に下ろし切り分ける。 　　　若狭地をかけながら焼く。
	強肴　葡萄、卵のみぞれ和え 　　　マスカットは皮をむく。 　　　薄焼き卵を作り切り分ける。 　　　大根おろしと甘酢で和える。
	八寸　海老チーズ煎餅 　　　　　　すすきごぼう 　　　チーズに桜海老を乗せ乾燥焼きする。 　　　ごぼうは薄味をつけて盛りつける。

作り方のテキスト（実費３０００円・送料込み）があります。　
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