茶懐石料理教室のご案内

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2014年2月教室の献立

春は名のみ最も寒い月、大炉の懐石料理です。
寒さの中で身を引き締めつつも、早春の趣向を取り入れます。

向付は刺身海老の霜降り。ぷりぷりとした食感に仕上げます。
味噌汁は柔らかく煮た芋白味噌仕立ての汁によくあいます
煮物椀は帆立貝の真蒸に早春の薫りの菜の花を添えて。
焼き物は今が美味しい生鱈の一夜干し。
七味は辛くならないよう薫りを生かして

強肴は大炉にふさわしく鍋仕立てを蓋物の器に盛たいもの。
八寸は早蕨のお浸しに少量の鰹節をかけます


  向付 才巻き海老の湯引き 菜の花 山葵 
  汁   白味噌仕立て 里芋 落辛子


   向付は海老の湯引き。
   筒切りにして山葵を添える
   汁は里芋を薄味で煮て、溶き辛子を乗せる。



  煮物椀 貝柱の真蒸 干し椎茸 柚子

   帆立貝はほぐしてすり身と混ぜる
   蒸して切り分ける

   干し椎茸は薄味で煮含める。
   汁をはり柚子を乗せる

   

  焼物 鱈一夜干し 七味風味

   生たらは一夜干しにする。
   掛け汁を作り焼きながらかける

   極少量の七味唐辛子をふって盛りつける
                            

   強肴 鴨の鍋仕立て

   鴨は薄切りにして薄味で煮る。
   長芋は輪切りにして下茹でする。
   分葱は食べやすい長さに切る。
   それぞれを煮汁に入れて煮る。
         
    

  八寸 きびなご生姜焼き
      わらび


   きびなごは両面を焼く。
   下ろし生姜を乗せる。
   わらびは浸し汁に漬ける。
   

作り方のテキスト(実費3000円・送料込み)があります。 
ご希望の方はメールにてご連絡ください。

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