茶懐石料理レシピ集
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2015年4月の献立

桜満開、花見の懐石料理です。
向付は帆立と黄身の色鮮やかな和え物です。
薫り高く歯ごたえを楽しめるうどを添えていただきます。
丁字麩は肉厚なしっかりした麩ですから時間をかけて水戻し。
薄味で煮上げた麩に青菜をプラスした合わせ味噌汁です。
煮物椀は水面に浮かぶ桜の花びらが筏(いかだ)のようと
付けられた名前に因んで桜麩を重ね乗せします。 


お敷き写真
   向付 帆立貝黄身酢和え
   汁   丁字麩 青菜 
       合わせ味噌仕立て
       落辛子


    向付は帆立貝に 卵黄酢で和える。
   汁は合わせ味噌。 麩は戻して薄味で煮る。
    辛子を溶いて 落とし入れる。


煮物椀写真
   煮物椀 若竹 花いかだ 桜麩 
         若布 木の芽


    すり身はすり伸ばし筍を混ぜる。
    流し型に入れて蒸し器で蒸す。

    清し汁に 筍、桜麩、若布、木の芽を盛る。

焼き物写真    焼き物 あいなめ山椒焼き

    あいなめは三枚に下ろしたれに漬けて焼く。
    粉さんしょうと木の芽を乗せる。
強肴写真    強肴 筍、百合根、
       うどの木の芽和え
    
    筍は薄味で煮る。百合根は塩茹。
    うどは酢水に
漬ける。
    具を木の芽味噌で和える。

八寸写真    
   八寸 青海苔の寄せもの 

       大和芋の桜煮


    生青海苔はわさびを乗せる。
    大和芋を桜形にして煮含める 。


作り方のテキスト(実費3,000円・送料込み)があります。

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