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修学旅行で、中学生が日本最古の木造建築を楽しく調査するためのページです。

「法隆寺」ミステリーツアー

L.

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

参考にした本

★一番参考にした本 → 『木に学べ 〜法隆寺・薬師寺の美〜』





木に学べ
 法隆寺・薬師寺の美  西岡常一 小学館ライブラリー

この本は、西岡常一(にしおか・つねかず)さんが書いた本です。
西岡さんは、1908年奈良県生まれで、法隆寺の棟梁西岡常吉さんの孫として、幼少の頃から、仕事場で鍛えられました。
1924年に学校卒業後、宮大工〜棟梁の道を歩き出します。1930年代から法隆寺昭和の大修理に携わり、薬師寺の再建にも携わりました。
1995年に惜しまれて病気で亡くなりました。

「法隆寺」ミステリーツアーを作成しようとしたきっかけとなったのが、この本です。

目次
第一章 千三百年のヒノキ     7
第二章 道具を遣う心       27
第三章 法隆寺の木        65
第四章 薬師寺の再建       115
第五章 宮大工の生活       153
第六章 棟梁の言い分       177
第七章 宮大工の心構えと口伝   215
 あとがき      242
 解説        246
 西岡常一氏略年表  215

西岡さんが、語りかけるような文章なので、とてもやさしく読むことができます。

全部読む人が大変な人は、第三章の法隆寺の木だけ、読んでも感動します。

地域の図書館にあると思います。ない場合はリクエストすれば取り寄せくれます。

中学校の図書室にない場合は、図書担当の先生にお願いして購入してもらいましょう。

ネットなどでも、新品、中古を購入することができます。



もう一冊オススメの本を紹介します。

日本人はどのように建造物を造ってきたか
法隆寺 世界最古の木造建築

西岡常一 宮下茂隆    イラストレーション 穂積和夫



この本は、小学校6年生以上を対象に書かれています。

1、西岡さんのたくみの技、木に学べがベースに書かれている。
2、宮上さんという工学博士がかかわることにより、徹底した実証的な立場から解説されている。
3、1と2の解説を穂積さんが、とても分りやすい丁寧なイラストで紹介されている。
建物の構造のイラストは見かけますが、当時の人々がどのように作業しているのか、とても分りやすく描かれています。

飛鳥時代の歴史的背景、聖徳太子の政策も分りやすく紹介してあり、中学生には最適です。

読み応えがある一冊です。

図書館や図書室で探してみましょう。





この法隆寺ミステリーツアーを作成するにあたって活用させていただいた本です。

◆参考・引用文献(写真)

『木に学べ 〜法隆寺・薬師寺の美〜』 西岡 常一著    小学館

『法隆寺 世界最古の木造建築』  西岡 常一  宮下 茂隆  穂積 和夫    草思社

 
『奈良の寺々 〜古建築の見方〜』   太田 博太郎著   岩波ジュニア新書

『私の法隆寺案内』          高田 良信著    日本放送出版協会


『隠された十字架 〜法隆寺編〜』   梅原 猛著     新潮社

『古寺巡礼4 法隆寺』        田中 昭三著   JTBキャンプックス

『日本人はどのように建造物をつくってきたか1 法隆寺』

  西岡 常一 宮上 茂隆 著   草思社

学習漫画 日本の伝記 聖徳太子』  永原 慶二監修   集英社

 

◆現地調査 平成15年8月2022日 → 平成27年8月6日 写真撮影 ひろりん 

@ 内容的に疑問な点、間違いなどがあれば、ぜひ、下記までご連絡ください。

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あて先
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A    クイズは、生徒が興味、関心もって調査できるように作成しました。

クイズの答えを知りたい方は → こちらをクリック
  

B    この冊子の文章は主に上記の文献、クイズは平成27年8月現在の調査で作成したものです。
これから調査する方は現地の様子が変更する場合があります。十分ご注意ください。