初めまして、タニエツモドキさん。オオカミ男と申します。 ウィザードリィは僕も大好きで、オウガにハマるまでこればっかやってましたね。 まず、1987年にFC版シナリオ1「狂王の試練場」が出た時点で APPLE版ではシナリオ3「リルガミンの遺産」が、もう出ていたんですね。(’83年) 時代設定は「狂王〜」から数年後、シナリオ2「ダイアモンドの騎士」、そして 一世代後「リルガミン〜」へ移行するのが本来の、APPLE版の筋でした。 FC版「ウィザードリィ」が出た時点で「ウィザードリィU」が出るのは決まっていました。 定石通りなら次のタイトルはシナリオ2である「ダイアモンドの騎士」ですが、 ここで問題が持ち上がりました。APPLE版ではパソコンの機能を生かした方法で シナリオ2をしなければならなかったのです。シナリオ3も例外ではありません。 その方法とは、シナリオ1のキャラクターデータが必須でした。そしてシナリオ2は 最初からLV13以上、言い替えればLV7の呪文を使えなければ、戦闘はおろか マロール(マラー)が使えないと地下二階に進むことも出来なかったのです。 まさにエキスパート、上級者の為のシナリオだったのです。 FC版にする際、APPLE版をそのまま移植してもカセット同士のデータ移行は、 ターボファイルを使用するしかなかったのです。このターボファイルもそれほど 出回っているとも言えず、「ウィザードリィ」を買った人が皆持っているとは 到底考えられない事だったのです。実際持っている人は極僅かです。 シナリオ2を何も変更せずにターボファイルと「セット販売」するか! ともあったそうですが、それだと一作目を買った人、それもクリアーできた人しか 買う事、遊ぶ事が出来ず、さらに金額が一万を超えるので売れないだろうと。 そこで取られた方法がデータ移行ではなく、「シナリオの移行」だったのです。 シナリオ3もシナリオ1、又は2のデータが必要でしたがLV1からスタート出来て、 あとはキャラクターメイキングを可能にすることで解決できたのです。 なんと言いますか、…「大人の事情」なんでしょうかねェ。 その頃はまだ大幅に変更するなんて、時間も資金も無かったのでしょうか? でも、‘90年に発売されたFC版「ダイアモンドの騎士」はかなり変更されています。 謎解きなどはアイテムを持っていれば通過できたし、ダンジョンに至っては オリジナル(APPLE版)は、半分ほどです。この事はAPPLE版を 完全移植している「リルガミンサーガ」で確認する事が出来ます。 FC版シナリオ2「ダイアモンドの騎士」は、「日本でリニューアルしたウィザードリィ」 と言えます。FCユーザーに配慮された「ウィザードリィV」となった訳です。 まあ、ゲームバランスは絶妙だったと思いますし、隠しダンジョンや隠れボスなど APPLE版には無い面白さがあって、僕はFC版「ダイヤモンドの騎士」が WIZシリーズの中でも上位に入ると思っていますよ。 うろ覚えなので確かなことではないかもしれませんが、一応あっていると思います。 もっと詳しく知っている方がいれば、間違いを指摘してほしいです。 ちなみに、名剣「カシナートの剣」は先端に、 「フード・プロセッサーのような回転する刃が付いている」てこと 御存知でした?
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