| フロントマスク。 巨大なルノーマークにギョロ目、ナンバープレートがバンパーより下にはみ出てるところが出っ歯みたいに見えることから、なんとなくリスとかコアラとかの顔に見えなくもない感じ。 フォグランプは標準装備。欧州仕様のヘッドライトの内側にあるLEDデイライトは、日本の法律上付けられないとのことで、残念ながら光らない(ライト自体が無い)。 シルバーのナンバーフレームはホームセンターで買った後付け品。 そのナンバープレートがバンパーより下にはみ出ているので、それを解消するために「タニグチ アップナンバーステーU」を現在発注中。入手次第、追って報告します。→タニグチアップナンバーステーUでナンバープレート位置を調整した。結果はこの下の方の写真参照。 |
| お尻。 ボテっとしてて安定感抜群。このお尻部分が最も幅があり、全幅1,750mmはこのお尻の部分の幅。リアウィンドウは幅も高さも小さく、後方視界はお世辞にも良いとは言えないが、必要十分な視界は確保できている。 リアゲートの下端部にクロムメッキのようなシルバーのモールが付いているが、これはインテンスの標準装備。下位グレードのゼンにはこのシルバーのモールは無い。 シルバーのナンバーフレームは、フロント同様ホームセンターでの購入品。前後合わせて1,800円なり。製品名は「SEIWA K267」。プラスチックでは無く硬い金属製なので、洗車機に通してもナンバープレートが巻き込まれて折れ曲がる心配無し。実際、何度も洗車機に通しているが全く問題無し。 バンパーに4箇所見える”◎”はバックセンサー。インテンスの標準装備で、ギアをRに入れてるとバックソナーがオンになり、金網のようなスカスカなものにも反応して音で後ろの障害物を警告してくれる。 |
| サイドビュー。 注文生産となるパック クルール ブルーのためホイールがブルーになっている。サイドバイザーはオプション。下部の黒い部分にあるシルバーのモールとサイドウィンドウ下部のシルバーのモールはインテンスの標準装備。リアのモール同様、ゼン以下のグレードには無い。 また、リアのナンバープレート装着部(1つ上の写真参照)とサイドガード部分の黒はピアノブラックになっていて、艶のあるインテンス専用仕様。ゼン以下のグレードでは艶消しのプラスチッキーなものなので見た目は随分異なる。 ドアミラーが艶のあるブラックなのもインテンス専用。ゼン以下のグレードではボディー同色のミラーとなる。この辺りは日本とは逆(日本では安いグレードは黒、高いグレードはボディー同色)。 |
| 斜め前から。 サイドのえぐり込まれたような曲線、リアにかけてのボリューム感あるフォルムが特徴。 リアのドアノブがウィンドウ部分にあって3ドアに見えるが、普通に5ドア。日産ジュークとは、シャシーも含めてこういう部分でも処理が似ている。 17インチホイールに45の扁平タイヤを履いている割には、路面が凸凹した悪路を走っても乗り心地はさほど気にならない。 |
| 斜め後ろから。 ボリューム感のあるリア周りがよく分かる。 この写真ではリアのドアノブもよく見えるので、5ドアであることが分かりやすい。 給油口は運転席側にあり、ドアがアンロック状態ならいつでも手で開けられる。逆に、日本車のように運転席部分で給油口を開けるような仕組みにはなっていない。 |
| リアゲートオープン時。 上部のヒンジが比較的前方に付いてるため、リアゲートの開閉時にさほど大きな後方空間が必要になることはない。前車のデミオ(DY)と比べて50cm以上(下手すると1mぐらい?)後方スペースが少なくても開閉可能。 (写真左に見えている電柱の前に立った状態で余裕で開閉可能。デミオでは最低でもリアタイヤが載ってる排水口より前まで前進させないと開閉できなかった) |
| ラゲッジルーム。 幅×奥行き=1,020×660(mm)で、深さ(開口部からの落ち込み)は20cmほど。ルノーによれば容量300リットルとのこと。前車のデミオ(DY)がかなり大きな開口だったこともあり、小さいという印象しかない。リアシートは6:4の分割可倒式。 よく日本車にあるようなマット下の収納等は無し。側面にも収納は無し。スペアタイヤはラゲッジルーム内には無く、下からの吊り下げ式(要するにボディーの下側に剥き出し)。応急タイヤではなく、185/65R15の立派な普通タイヤが装備されている。 |
| ラゲッジルームを閉めるための取っ手。 発売当初の初期ロットでは、この部分に指を引っ掛ける窪みが無く、この取っ手を使ってリアドアを閉めるのは不可能だったらしい。すぐに対応策が採られ、写真のように取っ手の中に追加の樹脂部品で指をかける窪みを設置している。これで特に違和感無く普通にリアドアを閉められる。 こういう部分もフランス車らしいと言えばらしい点かも。 |
| インパネ。 取り立てて記述するような点は無い、普通のインパネ。メーターのデザインが少々凝っている(後述)ぐらいか。センターのディスプレイはカーナビではなく、単なる情報表示パネル。元々カーナビを使ったことが無い(当然前車のデミオにも付けてなかった)ので全く問題なし。 オーディオもラジオは普通に付いているがCDやMDなどは無し。DIN規格の汎用品を取り付けることもできない。USBソケットがあるので、USBメモリに入れたオーディオファイル(mp3)は普通に聞ける。フォルダ構成をどんなに深くしても全て読み込んでくれる。 エアコンはオートエアコン(インテンス標準装備)だが日本車のような賢いオートエアコンではない。ほとんどマニュアル。 ライトとワイパーはオートモードあり。写真には写ってないが、ハンドルの右裏のところにオーディオ操作スイッチがあり、音量の上げ下げやラジオの選局等が手元で行える。ハンドルに付いてるスイッチは、オートクルーズやスピードリミッターの設定・解除等を行うスイッチ。 注文生産のパック クルール ブルー仕様なので、ダッシュボードやシートの座面、ドアの内張り部分がブルーになっている(通常は黒)。 |
| メーター。 左がタコメーター、右が燃料計、中央の横長の窓がスピード表示(デジタル表示)。 中央の上部にドライブコンピュータの情報が表示される。写真では燃料消費量が表示されている。表示形式は、日本式のkm/LではなくL/100km。100km走るのに何リッター必要かという表示。 写真では「5.1L/100」と表示されているので、日本風に言えば19.6km/Lとなる。給油後、高速と市街地を半々ぐらいで、ずっとECOモードで100kmほど走行した際の値。高速だけなら20km/Lは余裕で出せそう。 |
| フロントシート。 注文生産のパック クルール ブルー仕様のため、ヘッドレストの下の部分と座面の前部がブルーになっている。ドアの内張りも同じくブルー。ブルーと言っても鮮やかなブルーではなく、かなりグレーっぽい抑え目なブルーのため、パック クルール ルージュほどド派手な感じでは無い。 シートは前後の移動と背もたれの角度調整(ダイヤル式)に加え、高さの調整も可能。また、センターのアームレスト(インテンスの標準装備でゼン以下のグレードには無い)は小物入れになっているので、サングラス等を収納可能。 ステアリングコラムはチルトに加えてテレスコピックも可能。 ステアリングの裏側、ワイパーレバーの下に見えるのがオーディオコントロール。ボリュームの上げ下げやラジオの選局などここで操作可能。 ワイパーレバーの先端には、ドライビングコンピュータの表示切替・リセットボタンがある。 シートベルトも高さ調整可能なタイプとなっている。 |
| リアの足元スペース。 運転席は身長170cmのドライビングポジションでこの程度の余裕。特に狭いとは感じない。ちなみにリアシートを前後に動かすことはできないので、フロントシートの位置で調整する以外に足元スペースを確保する方法は無い。 フロアマットはボディーカラーに合わせたブルーを選択。パック クルール ブルーのシートとは違って、こちらは鮮やかなブルーの縁取り。 センターコンソールにあるのは着脱式のカップ状の灰皿。タバコは吸わないので不要だが、置き場が無いのでここ(ペットボトルホルダー)に置いてみた。 そのカップ式灰皿の上に見えているダイヤルは、シートの背もたれ角度を調整するダイヤル。ダイヤル式なので細かい調整が可能な反面、一気にシートを倒すことはできない(ダイヤルをチマチマと回し続けて倒すことは可能)。 |
| 運転席側のサイドミラー。 比較的小さめのミラーなので、後方視界は良いとは言えない。外側の端(縦に入った点線の外側)が曲面ミラーになっていて、より広い範囲が見えるような工夫はされているが、焼け石に水という感じでほとんど効果は感じられない。 もちろん電動格納式で、手元でミラー調整ができる電動式ミラー(今時手動の方が珍しいけど)。 |
| タニグチ アップナンバーステーUでのナンバー位置調整。
上の写真が通常のナンバープレート位置。バンパーより下にはみ出しているので、場合によってはナンバープレートを擦ってしまう可能性がある。
そこで真ん中の写真にあるスズキジムニー用のカスタムパーツである「タニグチ アップナンバーステーU」を装着してナンバープレートを上に偏心させる。
下の写真が装着後。5〜60mm程度ナンバーが上に移動しているのが分かる。これでナンバープレートを擦る心配をしなくて済む。ルノージャパンで標準装備にしても良いぐらいぴったりの位置になる。
(フロントマスクの写真に戻る) |
| タニグチアップナンバーステーUの注意事項。
上の写真はタニグチアップナンバーステーUを普通に取り付けた状態。写真で見てのとおり、ナンバープレートが前傾姿勢になっている。この状態でSEIWA K267(ナンバーフレーム)を装着していると、フレームとバンパー下部が接触している(写真では分かり辛いが黒い部分ではなくブルーの部分で接触している)ため、走行時の振動でバンパーの塗装が確実に剥げてしまう。
そこで、下の写真のようにタニグチアップナンバーステーUの折り曲げ角度を修正して、バンパーとナンバーとの離隔が十分確保ができるよう調整する。これでバンパーとナンバーとが擦れる心配は無くなる。 純正の状態からすると、最上部の一番出ている部分で30mm程度前方にせり出ていることになるが、気になるようなレベルでは無い。 |
| 手動式ポンプ。
マンションの駐車場は上の方の写真にもあるとおり、車のすぐ後ろに電柱があるため、その電柱に鳥がとまる。そして飛び立ち際に爆弾を落としていく。というわけで、しょっちゅう鳥のフンが付着してしまう環境下にあるが、駐車場には洗車に使える水道が無い。その対策として、この手動式ポンプが活躍する。 車を購入してすぐにカーメイクアートプロでCeramic PRO 9Hをコーティングしてもらったため、頑固に付着した鳥のフンでもこの手動式ポンプでちょっと水を噴射するだけでトゥルンって感じで流れ落ちてゆく。念のため、キッチンペーパーで軽く拭き取れば完璧にフンの除去は完了する。その他、ベランダ掃除とかにも使えるので、3,000円でお釣りが来る8Lタイプの手動式ポンプは買っておいて損は無いかも。 |
| イエティ・スノーネット
冬を迎えるにあたってタイヤチェーンを探したけど、205/45R17のタイヤに合う非金属チェーンはイエティ・スノーネットとバイアスロンぐらいしか見つからなかった。 バイアスロンはレビューを見る限り振動が凄過ぎて車が壊れると思ったという人も居たので、日本車より繊細そうなルーテシアで使うには少々不安。というわけで、お値段はバイアスロンの倍以上するけど、イエティ・スノーネットを購入。 ちなみに品番は7298。 |
| イエティ・スノーネット装着時の全景
装着には数分。ジャッキアップの必要は無し。タイヤハウスの空きスペースが少ないので、ユニクロのLサイズのシャツに腕が通らない太さの腕をしている自分ではちょっと装着し辛いけど問題無し。 マンションの駐車場で試着したので、説明書にある数百メートルの徐走ができず、チェーンがタイヤの中心から偏心している。きっと数百メートルの徐走をすれば真中に来るんでしょう。 取り外しは、ハンドルを切って奥の固定金具に手が届くようにするという説明を無視して、左右同時に取り外してみたけど、腕が入り辛い自分でもなんとか手探りで固定フックを解除でき、装着よりは時間がかかったものの左右同時に外すことができた。 装着も取り外しも、できるだけジャストサイズで作業するようなスプリングの伸ばし量で行えば、フェンダーをはじめとしたボディーに傷を付ける心配は無し。 |
| イエティ・スノーネット装着時のアップ
こんな感じで、若干ホイールにかかるかもというサイズ。これで時速50kmで走行したら、おそらくホイールに傷が付くと思う。が、スリップして全損するよりマシなので、雪が積もったら迷わずイエティ・スノーネットを装着する予定。
スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤに付け替える場合の選択肢は下表のとおり。
サイズ | 径差 | 車高 | メーター40km/h時実速度 |
185/65 R15 | +6mm | +3mm | 40.4km/h |
185/60 R15 | −13mm | −6.5mm | 39.2km/h |
195/60 R15 | −1mm | −0.5mm | 39.9km/h |
185/55 R16 | −6mm | −3mm | 39.6km/h |
195/55 R16 | +5mm | +2.5mm | 40.3km/h |
|
| スタッドレスタイヤ装着状況
インチダウンしたスタッドレスタイヤを装着。 スタッドレスタイヤおよびホイールの詳細は以下のとおり。
項目 | 内容 |
タイヤ | ダンロップ WINTER MAXX 03 |
ホイール | weds IRVINE F01 |
サイズ | 185/65 R15 88Q |
元々のホイールサイズが205/45 R17のところ、2インチのインチダウンでもブレーキキャリパー等とホイールの干渉は無し。ホイールナットも元々の17インチ純正夏用タイヤホイールのものをそのまま使えました。 燃費はドライ状況で3回ほど満タン法で計測した限り、気持ち悪化してるかもしれないという程度。1割悪化とか、明確に燃費が悪くなったなという程は悪化してないと思われる。 積雪状態の米子道を走行したけど何の問題も無し。大阪を走ってると全く出ないけど、名古屋周辺でしょっちゅう出る「RISK OF BLACKICE」もこれで怖くないです(笑)。 |