さぁ、新しい空へ! VanillaAir 成田→那覇 初便搭乗記 その1
                                                   2013/12/20


2013年12月20日

成田国際空港第二ターミナル 暫定国内線エリア。
ここから再び飛び立つVanillaAirの就航初日は成田〜那覇の一往復だけ
(後は国際線の成田〜台北往復)


(到着直後は人もまばらな成田空港第二ターミナル。今日はここからは一本のみの運行。今後機材の増加にあわせて増便予定)

朝5時位に空港に到着し、アスカ氏とその同行者と合流しました。
やはり、成田空港は我が家から近いので、行くのが楽ですね。道路も空いてるし。
まだ人の少ないこちらのエリア、かつてWAJの自動チェックイン機が有った所は機械も無く広い空間に。
大きなVanillaAirの「12月20日就航」をPRするボードや出発案内は黄色と青を基調に爽やかなイメージでした。

そのときはまばらだった人も、すぐにバスがついたのか
一気に凄い人になりました。報道陣対応で出ていた広報の方と久方ぶりの再会。
Vanillaの黄色をイメージした?お洋服で素敵でした。

 
(広報の方と再会。マスコミ対応ご苦労様です。)(カウンターオープンであっという間に人が。脚立に乗るカメラマン、凄いよね)

その後、カウンターのオープンにあわせてチェックインカウンターを見学。
ANAのジャンパーを着た応援団(笑)の方と、脚立のてっぺんに器用に立っているカメラマンを「凄いよね〜」
なんて眺めていたら、入り口から入ってくるFAさんの姿が(あれ、VanillaはFAっていうんだっけ、CAって言うんだっけ)

エアアジアジャパン時代にで初便と8/1の誕生日でお会いしたEIKOさんでした。
黒髪に変わった彼女でしたが、不思議と違和感無く再会できました(笑)
向こうも覚えていてくれて嬉しかったですね。


(左:EIKOさん達と記念に一枚。ここでは見えないけど、周りに記者と趣味人と思われる方が多数(驚))
(右:サービスカウンターは2レーン、奥に手荷物預けを多めに設置。手荷物無料だから、その分カウンターもそうしているわけですね)

そんなこんなしている内にあっという間にEIKOさんは報道やカメラを持った方に囲まれ
最後は乗客の皆さんと記念写真っぽい状況に(笑)あれ、どこかの雑誌記者だったのかな…

他にも、乗客の側ではマイミクさんやpeach成田初便のフライトでご一緒になったりして
FBで交流させていただいている皆さんとも再会できたりと、にぎやかに。

EIKOさんはオフィスへ向かい、私たちは引き続きチェックインカウンターを見学。
そこへ現れたのは石井社長。WAJ最終便でお会いした私を覚えていてくれたかどうかは解りませんが
記念撮影には応じてくださいました(笑)お忙しい中ありがとうございます!


(手荷物用のはかり。WAJ時代は7kgでしたが、10kgまでになりました。)

だいぶ時間も迫ってきたので、保安検査場を過ぎることにします。
制限エリアへ入ると、ほとんど昔のままですが、看板などの塗色がVanilla仕様になってますね。
エアアジアカフェだった場所は変わらず自前営業の「V store」になっておりました。

オリジナルグッズらしいものはボールペンぐらいでした。
peachみたいにオリジナルメモブックとかがあると、Vanilla専用フライトログとかにするのになあ。

記念にコーヒーでも、と思いましたが、最初機械が不調だったようで、直ったときには搭乗も近くなっていたので
次回に持ち越しとなりました。あと、機内販売メニューもここなら持ち帰り可能なようにおいてあるので記念に一冊。

 
(左:色合いがVanillaの色に変わった登場口。爽やかにはなりましたね。)
(右:手作りの到着地案内。これがまた詳しくていいですね。JTAのSimapみたいに機内配布用があると、嬉しいな(笑))

程なく、成田のゆるきゃら「うなりくん」と続いて千葉県のゆるきゃら「チーバ君」が待合室に登場!
周囲の注目を一身に集めておりました(笑)

(うなりくんとチーバ君の2ショット!)

さて、ここでうわさに上ったのが「このゆるきゃら二人、初便にのるらしい…」という話。
いや、機内に入れないでしょう。サイズが・・・・(笑)と思っていたら・・・(これは後ほど)

 
(左:石井社長の挨拶。遠くからの撮影でピンボケ(汗) 右:私も含め、皆さんこんな感じで撮ってます(笑))

搭乗近くなり、石井社長からのご挨拶。
「わくわくして、また搭乗していただけるような会社にしていきたいと思います」との抱負。

こうして、まずはチーバ君、うなりくんがバスで搭乗・・・どうなるんだ?二人(笑)
次に、初便搭乗記念品の配布とともに、我々も搭乗開始!
何と、搭乗券チェックしている方はWAJの最終便で福岡線に行くときにお会いした方でした。

(スタッフさんから初便搭乗記念品を頂き、搭乗口へ向かいます!)

さあ、バスに乗って、石井社長以下皆様に見送られながら搭乗機へ向かいます!

 

現れた真新しいVanillaの一号機!
タラップで上ると、FAさんはこちらも昔お世話になったことのあるNorikoさんとAsamiさんでした。

座席は定番というべき最後列31列目を希望しましたが、今回取れず30列目でした。
購入直後だったのにおかしいなあと思っていたら、案の定のマスコミとあとは…



なんと!うなりくんとチーバ君の席がこちらにありました(笑)

さて、搭乗が終わり、いよいよ離陸です。
離陸自体は非常にスムーズでした。ただ、団体の方とかが多く、記念搭乗の人が少ないせいもあってか
拍手は起こりませんでした。私からやればよかったかなあ。と少し後悔。

天候が不安で、しばらくゆれるのではないかと思いましたが、実に快適なフライト。
水平飛行に移り、機内販売の開始です。前方と後方から機内販売がスタートです。

(離陸後、トイレに行くときに一枚、ギャレーは忙しそうです)

今回、ワタクシ、朝を食べていませんでしたので…
ホットミールの「海の恵みパエリア風ごはん」と「ごろごろ野菜とやわらかお肉のデミグラスソース」
両方を頼んでしまいました(爆)

(やべ、頼みすぎましたね・・・(汗))

両方ともドリンクセットにして、方やオニオンスープ、あとはライオンのドリップコーヒーをチョイス。
あと、デザートに「バニラエア特製とろ〜りクリームパン」まで購入。しめて2000円也(爆)

テーブルに並べてみると、さすがにやりすぎたかな、とも思いましたが
国際線エコノミーでも短距離ではここまで豪勢なものはありません(笑)

お味は美味しくいただけました。パエリア風も、お肉のデミグラスソースもどちらも美味しかった。
ただ、お肉のほうはご飯のかわりのジャガイモが結構多く、少し飽きたので(食べすぎだからだろ!とも言われそう(笑))
総合で見るとパエリア風のほうが美味しかったかな。クリームパンも中身がしっかり入ってて美味しかった。

  
(匠のクリームパン、製造元はWAJ時代と同じくJAL系のTFKで製造。中身もしっかりで美味しかったです)

セットで頼んだオニオンスープもとても美味しかった。特筆すべきはコーヒー。ライオンコーヒーのバニラマカダミアは
私がもともと好きなフレーバーでよく買うメーカーってのもさておき、機内でドリップでこれが飲めるとは思わなかった
これは良かったですね。コーヒーはなんだかんだでインスタントとドリップは違いますから…

(ライオンコーヒーのバニラマカダミア。少し薄めだけど、機内でこれが飲めるのは嬉しい!)

さて、前後して、機内ではキャップテンからのアナウンス。(うろ覚えなので意訳)
「エアアジアジャパンは本日、Vanillaエアとして、皆様に愛される航空会社に生まれ変わりました。
エアアジア時代は色々大変、ご迷惑をおかけしました。ウェブサイトもシンプルに、受託手荷物も無料に、
チェックインも間際まで受けられるように致しました」等、新しくなった点をアピールされてました。

これに対しては少し寂しさを感じました。
エアアジアジャパンは、色々あったのかもしれないけど、問題なく快適な空の旅を提供してくれていた。
結果が確かに提携解消・リブランドなので、そういうアナウンスになったのかもしれないけど…
少なくとも「迷惑」は掛かっていないので、そこは自信を持ってほしかったなあ。

ところで、私は最後列だったので、早めに機内食を頂く事ができましたが、
機内はお年寄りグループのトイレ渋滞や、初便ならではの混雑(それでも落ち着いてるほうでしたが)もあり
ワゴンが中々進めない等の事もあり、やはり、大変そうでした。

途中からオーダーを先に聞いて周り、ワゴンは後方で待機するという手法がとられました。
このあたりの素早い転換は、初便とはいえエアアジア等での経験が活かされているなと思いました。

しかし、物品量には限りがあるため、品切れが続出。
帰りのフライト用のものは、たぶん残らなかっただろうな(^^;;
そう考えると、やはりWAJにあったプレオーダーがあると、イイなぁとは思いました。
(実現の面では色々困難があるとは、思うのですけどね(^^;;)


(初便を担当されたキャビンクルーの皆様。楽しいフライトをありがとうございました!)

さて、本当に揺れの無い快適なフライトも、まもなく終了。
那覇空港はちょっと風が強かったですが、こちらもスムーズにランディングで来ました。
着陸時も拍手はありませんでした。ちょっとさびしかったけど、これは初便目的のお客とかによる一過性のものではなく
普通にお客が搭乗されているという結果の表れなのかもしれませんね。

(とても快適なフライトでした。那覇空港では当然歩きます)

降機は前方のタラップからのみだったので、最後列の私は最後にFAの皆さんと少し話をしたり
することもできました(笑)降りた先では横断幕でのお出迎えと、バニラアイスサンドの配布がありました。


(再び大きくなったチーバ君とうなりくん、そして沖縄のゆるきゃら マハエちゃんがお出迎え。隣には横断幕も!)

(そして試供品で配られたワッフルサンドのバニラアイス。美味しかった♪)

いやあ、初便はやはり「お祭り」なところも有って、多少の混乱は有りましたけど、楽しいフライトでした。

VanillaAirになってもFAの皆さんの応対もフレンドリーさは変わらず、エアアジア時代に比べると
落ち着いたファッションも実物で見てみると写真より爽やかな印象でイイと思いました。リゾート路線らしいですね。

こうなると、後はこれからの路線展開、価格、サービス。こういったところでの勝負になってくるのでしょうね。
やはりLCCは圧倒的な便数と安い価格によるスケールメリットあってこそだと思います。
それがそろった上に「航空会社の個性」が活きてくると思っています。

これからも、成田中心のLCCとして、ぜひ利用していきたいと思いました。

さて、これから、那覇観光です。

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