〜第一次欧州遠征 kazukunヨーロッパへ〜

翌日。
パスポート返却の声で目が覚める。
まだまだ到着は先なのだが、一緒に朝食も持ってきてくれた。

 
(左上:夜明けの車窓、素敵でした。)    (右上:朝食プレート。オレンジの皮入りのパンが香ります)

コンチネンタルスタイルの食事が1プレートに乗っているような感じなのだが
かなりボリュームがあった。んで、コーヒーのうまいこと。エスプレッソがこんなに
おいしいと思ったのは始めて。こっちのエスプレッソは入れ方がうまいのか苦くないんだ。
もちろんコーヒーの苦みはあるけどね。

早々している内に列車は海の上のながーい橋を越えてサンタルチア駅へ到着。
大混雑の観光案内所で地図をもらったらいざ出発。
駅をでて目の前に運河とご対面ってところがヴェネツィアらしいや。

 
(左上:長い橋の向こうに本島が見えてきます)(右上:サンタルチア駅の正面玄関です)

ここでは車は原則走っていません。そのため移動はヴァボレットという水上バスに乗ります。
かなりの本数で様々な路線が走っているのでかなりお役立ち。
片道2ユーロくらいの所一日券が5ユーロ。十分もとが取れます。

 まさに水の都です。

といっても改札こないんだけどね・・・・・・・
実際思ったこととしてイタリアはそういうのはおおらかである
罰金課されたらそのかわり凄いけどね・・・・・。

 リアルト橋のふもとでヴァヴォレットを降ります。

リアルト橋の前でヴァボレットを降りてそこからサン・マルコ広場へと歩く。
ヴェネツィアの町は本当に細い路地と運河沿いで構成されていて中世を偲ばせる。
ゴミもなく水は汚いものの世界有数の美しい町であることは間違いないだろう。

 
(左上、ヴェネツィアの一広場) (右上:狭い路地を通り抜けます)

 
(左上:サンマルコ広場) (右上:ヴェネツィアの鐘楼です)

サン・マルコ広場脇のカフェでお茶を飲んだ後(ピアノ生演奏のオープンテラス)
まずは鐘楼を登ってヴェネツィアの町を一望することに。
鐘楼の高さは約70mなのだけど、これでかなり高い。
町並みが古い建物ばかりなので町全体が本当によく見渡せるのである。
・・・名曲アルバムとかにでてきそう(笑)

 
(左上:カフェで注文したら水や氷がこんな感じにw)  (右上:鐘楼からの眺めです)

その後サンマルコ聖堂、ドゥカーレ宮殿と続けて見学する。
サンマルコ聖堂もドゥカーレ宮殿も非常に贅を尽くしているという具合。
宮殿に至っては壮麗な建築のすぐそばに血なまぐさい牢獄を併設しているセンスが
ちょっと怖いな、などと思ったり

 
(左上写真:サンマルコ聖堂)   (右上写真:入り口にはこんな絵が)

 左写真:ドゥカーレ宮殿の中庭

さてさて、肝心のお昼ですが、サンマルコ広場の脇にあるパスタ屋で頂くことに。
カルボナーラとペペロンチーノ、ピザはナポリターナ・・・・・・
まぁよくある名前だが気にしない(笑)

お味の方は・・・・・んまいっす。これほどとは。
観光客向けの物なのは間違いないだろうけど、それでもうまい。
んー、本場のパスタって本当にうまいです。ぷりぷりなのに麺が固め
この微妙な湯で加減だよね。

 

その後ドゥカーレ宮殿前から再びヴァボレットに乗船して対岸のサンジョルジュ聖堂を
見学したあと、ガラス工房見学のためにムラーノ島へ行ったのだが時間切れ、
工場や博物館はもうクローズしていた・・・・・欧州って店閉まるのがみんな5時6時。
早いところでは冬季は4時終了なんてのもザラ

 サンジョルジュ聖堂、隣の建物ではパーティが。

観光客にはつらいけど、本来はそういうスタイルがあるべき姿だよね。
飲食店は別としてもほかの店に関しては5時を区切りでしめる。
・・・・・日本人が忘れてしまっているメリハリ、余暇の作り方がここにはあった。
うらやましいよう(涙)

町にはゴンドラ乗りのお兄ちゃんやら仮面をかぶっている人、大道芸人。
何十分もずーっっっっっっと動かないでいる人とか。色々な人がいました

 
(左上:仮面の男女)  (右上:ヴェネツィア名物ゴンドラは波が高いせいか跳ねてました(笑))

 左:大道芸人。ずっと動かなくていまやっと動いたところ(笑)

さて、時間がかなり余ってしまったので駅で時間を思いっきりつぶしまくって
夕食を頂くことに。夕食は駅近くのトラットリア。ここで魚介のリゾット、イカスミスパゲティを
頂きました♪・・・・・・んますぎる。最高。
デザートのパンナコッタもおいしかったです♪・・・・・食ってばっかりだな。

 
 
(上写真:夕食の数々です♪)

食ってからも時間が余る、今回の夜行列車は0;22発。
欧州がこんなによる早いと知っていればもう少し早い物にしたのになあ

 ←ウィーン行きの案内

ぼーっとしているうちに何とか時間もつぶれ、夜行列車に乗車
イタリア国鉄の一等寝台は・・・・・微妙。
エクセルシオールよりはやはり狭い、けどベッドが比較的大きいのでよく眠れました。
今回はウィーンまでなのであっと言う間に到着してしまいます(笑)

*欧州の夜行列車は時間調整という言葉を知らないらしい。
 アルテシアナイトにしてもみんなかなりのスピードで走っている
 それで揺れないのだから保線状況がいいと言うことにはなるのだろうが・・・。

シティナイトラインとかで乗車できる距離乗ればよかったなあ。

明日は、ウィーンへ到着です(世界の車窓風w)


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