〜第一次欧州遠征 kazukunヨーロッパへ〜

翌日。
今日はパリ市内の市内観光というよりベルサイユ宮殿観光をすることに。
でも、どうやっていけばいいのやら(笑)とりあえず朝ごはんを食べないとね。

 
(左写真:曇り空の朝です。天気は小雨交じり。)  (上右写真:さあて、どうしようかねえ。考え中w)

ホテルにて朝食。コンチネンタルスタイルと聞いていたのですが、ハムやヨーグルトなど
色々ついていました。カフェオレもおいしいし。満足満足。ちょっとの値段で大きな違い。

ホテル選びは重要だと、しみじみ感じました・・・。

 
(上写真左:朝食専用ルーム)  (上写真右:充実の朝食です(笑))

さて、ホテルを出てからベルシー駅で地下鉄の駅員と喧嘩したり、リヨン駅まで移動した後
切符の販売員のお姉さんと筆談で一生懸命会話したり、と(笑)駅員とのコミュニケーションに非常に苦労しつつ
時間をかけながらヴェルサイユへ向かいます。

 途中のリヨン駅、どこをみてもTGVばっかり(笑)

ヴェルサイユの最寄り駅から、途中テキサスからきているという夫婦と一緒に迷い迷いに到着(笑)
ここで夫婦と別れ、入り口を探すがなかなか見あたらない。
インフォメーションで聞くと「今日はAからしか入れないよ」とのこと

 
(上写真左:ベルサイユ案内図 上写真右:正門前で記念撮影(笑))

行ってみたら結構並んでいる(汗)まいった。
話を聞いてみると月の第一日曜日はパリの美術館、博物館がすべて無料になっているというのだ。
混んでいるわけだわ。

でも、こういう美術品、芸術と日常的にふれあえるフランス人がうらやましい。

ヴェルサイユ宮殿の中身は・・・・・まぁ、荘厳です・・・・・・金使いすぎ
人はここまで無駄遣いができる物なのか、というほどのお金のかかった建築物に圧巻。
日本人の学生団体観光客がウザかったけど、なんとか終了。

 
(左上:とにかく広いです。) (右上:有名な『鏡の間』の入り口にて)

速攻で市内にもどるも日曜日ということもあってほとんど観光という場所はclose
ノートルダム寺院は時間の都合上断念。パリはコミュニケーションがむずかしい。
最終的にあまり印象はよくありません。フランス語じゃないと冷たいし。

でもでも、やはり花の都と言うべきか、地下鉄の中にバイオリン引きのおっちゃんが乗り込んで
きたら、そこはもうコンサート会場。早引きの非常に上手な人で三曲ほど披露をしていきました。

・・・ご存じかもしれませんがパリはそういうことを地下鉄内でするための免許が必要なので
こう言うところにいる人たちは非常に上手な人ということになるようです。

その後エッフェル塔をみたり凱旋門をみたり、今日からライトアップを始めたというシャンゼリゼ通りを
歩く。ライトアップはかなりきれいでした。

 
(上左:遠くからエッフェル塔を望む) (上写真右:凱旋門。すっかり日が暮れかかっております)

 
(上写真:シャンゼリゼ大通りの夜景。すっごく綺麗でしたがお決まりの歌は歌いませんでした(笑))

途中でバケットを購入。フランスで絶対食べたかった物である。

フランスパンの間にハムや野菜を挟み込んだ物で欧州ではかなり売られているようだが
やはり食べるならフランスでしょう・・・・・というわけで購入。2ユーロ前後でしたな。

 
(上:バケット。夜の寝台にて。これしか写真が無かった(汗))

買ってから今日のお宿、夜行列車「アルテシアナイト」に乗るために再びベルシー方面へ。

ちなみにパリ市内はRERという近郊の国鉄線の市内地下への乗り入れ路線(停車駅が少ない)や
メトロと呼ばれる地下鉄の二種類があります。

今回ヴェルサイユへはRERがその部分は直通していなかったのでモンパルナスから
国鉄の通常線に乗車して最寄り駅まで行きました。

ベルシー駅はガール・ド・リヨンのつぎの駅で、イタリア方面のアルテシアナイト等の夜行線を取り扱っている駅です。
そのためか駅そのものは、リヨンに比べ、非常に小さいです。

 ←出かけ際に取った国鉄ベルシー駅。ちっちゃい駅です。

ベルシー駅に着いてからホテルへ荷物を回収。
回収後また駅へ戻り、アルテシアナイトに乗車っ・・・・・思ったより汚い。
内装、設備はいいんだが、いかんせん老朽化、外観がひどいせいだな・・・・。

 アルテシアナイトのエクセルシオール車内。

たとえるなら、北斗星のロイヤルの部屋設備でベッドをツインデラックスにした感じ(もっとわけわからん)

でもサービスは凄く良かったし、コーヒーはおいしかったし
一番夜行列車らしい夜行列車になりました、また乗りたいくらいですわ。
中ではイタリアへ帰る夫婦、パリから観光の親子(?)だと思う男性1に女性二人。

列車は発車後すぐに検札がきて、チケットとパスポートを回収。
通常EU内ではパスポートコントロールしても出入国スタンプは最初と最後だけ。
記念に出入国スタンプをくれと頼んだが駄目だった。残念

そうこうしていると「リーストランテェッ!!」と声を張り上げる陽気なおっちゃんに遭遇
「夕飯食べるのかい?たべるんでしょ?」ときくので答えると
「じゃあ8時20分からで席を取っておくからね。」とチケットを切ってくれた。
どうやら一等席は食堂車のリザベーションをしてくれるらしい。

しかし8時20分ってあと20分くらいじゃん(笑)
というわけで部屋の周りの方々に挨拶周り(ぉぃも終了したところで食堂車へ・・・・
と思ったらこの列車、鍵、閉まらないんですけど・・・・・・・・

車掌さんに聞くと「ノープロブレム」だって、ありゃりゃ。
内鍵は閉められても外鍵は車掌さんだけなのね。

仕方なく貴重品は身につけて食堂車へ。
食堂車はすでに皿やナプキンは並んでいて準備ok。
ここでも陽気なおっちゃんが食前酒を運んできてくれた。

 

 

食事は食前酒に山盛りのペンネ(バジリコとオリーブオイル    )
鶏肉のトマトソース、ジャガイモ添えと続きます。ペンネは「STOP!」って言うまで乗っけてくれますよ(笑)

 

ヨーロッパ特有のチーズをつまんで、デザートはチョコ風味チーズケーキとレモンケーキ。
最後にコーヒーとフルーツでしめるというもの。おいしかったです。

途中ヴェネツィアの近くに帰るという親子と話をしたり写真を撮ってもらったりして
楽しいひとときを過ごしました。

部屋に戻ってシャワーを浴びて就寝・・・・・おやすみなさいん。
明日は、いよいよヴェネツィアです。楽しみ楽しみ♪


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