社会人になって、しばらくして会社を変ることになり、
少し給料に余裕が出てきた時に、 自分のMacを買おうと決心しました。
その頃から徐々に、印刷業界でもMacが認知されてきていて、
ちょっと新しいもの好きは会社に1台あるMacで、印刷入稿などをやったりしましたが、
完全データ入稿などはまだまだで、トラブルも多く、手作業の部分が多々ありました。

最初に買おうと思ったのはMacintosh IIciというマシンです。
Winが無骨な鉄の箱だったのに対し、 プラスチックの白い匡体は
当時Appleの製品デザインをしていたフロッグデザインの秀作といえるでしょう。
しかし、IIciは買えませんでした。新型に変ってしまって,もう無かったのです。
在庫が残っている大手の販売店では、今で言うアウトレット的に安く売っているところがあったので、
それを狙っていましたが、間に合いませんでした。
(しかしその後もちょこちょこと見る事もありましたが)

新型は、IIciから見るとあまりにも、とほほなデザインでした。
ボディもWinのような鉄製に変り、時代の要求でCD-ROMドライブは付けられ、
Macらしく ドライブの廻りはカバーされてましたが、
PC-98と並べて置いておくと間違ってしまいそうなデザインでした。
iiciよりやや高性能になっていたのが唯一の救いでしょうか。
それを買ってしまうことになりました。
最初のマシンはMacintosh IIvxといいます。

IIvxは高かったのです。私が買った時は!!
高級機でした。私が買った時は!!

しかしその2ヶ月後のMacWorldExpoで、
私の買った値段の20万引きで売っているのを見た時に
その後のMac人生に暗雲がたれ込めている事を知りました。


IIvx | 7100/66AV | G3B/W | 8500/180
マックな人達