SUBARU LEGACY B4 RS25 (4AT) 2001年6月

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    2.5gは売れるかな?
レガシィが恒例の5月のマイナーチェンジを迎えました。3月に買ったばかりの者にとっては,HIDヘッドライトとアルミ製ボンネットの装着モデル拡大はちょっと悔しい。それはともかく,今回はセダンのB4に2.5gが追加されました。足回りはRSK並に17inホイールと45タイヤ,ビルシュタインのショックアブソーバー。動力系は170PSと旧来より3馬力だけパワーアップされたエンジンとアクティブトルクスプリットのATの組み合わせ。RSの大排気量版ではなく,RSKのNA版という位置付けのようです。雑誌によると,今回は2.5gを積極的に売る気ということですが,どんなものでしょうか。

    さすがにB4…
試乗した日は梅雨時らしくあいにくの雨。堤防道路を制限速度の2倍(^_^;ほどの速度で走らせましたが,カーブでの姿勢が自分のワゴン250T-Vよりはるかに安定しているのに驚きました。上記スペックの足回りは伊達ではない,という感じです。ステアリングの切り込みに素直に反応し,ロールがほとんど感じられない上,アンダーが出にくいセッティングになっているようです。同じような条件で250T-Vを走らせると「ちょっと怖い」思いをしますから,さすがに“スポーツセダン”B4の面目躍如というところでしょうか。250Sに名前が変わった2.5gワゴンはどうなんでしょ?

    パワステの改良はGood!
RS25はこれまでのBH/BE同様,車速感応型のパワーステアリングを装備しているとのこと。しかし改良が加えられたとかで,マイチェン前より確実にアシスト量が減っています。きり始めは大差ないのですが,低速で大舵角まで切り込んでも不自然に軽くなるということがなくなりました。3ヶ月3000km走って慣れてきたとはいえ,購入直後に「こうなったらいいなぁ」と思っていた通りの改良をされると,なんともやるせない思いが…。おまけにBG時代から気になっていたセカンドへのシフトショックも小さくなっているようで,着実な進歩が随所にみられるマイナーチェンジでした。

   レガシィB4の購買層は?
ところで,どんな人がB4を買っているのでしょうか。漠然と「走り屋だろうなあ」とは思っていましたが,今回の試乗の際,初期型のB4 RSKに乗っているというセールス君から,購買層の話を聞きくことができました。それによると,彼のお客さんでは若くて30代後半。多くは40代で,50代も珍しくないとか。ツーリングワゴンが若い人にも売れているのに対して,確実に年齢層が上だということです。年齢的なことまでは考えたことがなかったのですが,若い人にとって,ツーリングワゴンはRV的な感覚で捉えられているようですね。

さらに「子どもが大きくなって一緒に乗らなくなったり,子どもが独立して夫婦2人だけになったりというケースが多いですよ。1BOXやミニバンからの乗り換えもありますね」とのこと。30代後半から40代というとAE86が現役の時代に「若者」だった世代ですねぇ(現在40代半ばの私も,27歳でAE86を買いました)。50代となると,古くはブルーバードSSSやスカG(たとえRでなくても)の時代に若い頃を「走り屋」として過ごした世代があたるのかも。あるいは若い頃にそうした車を買えなかった層だったりして!大きなRVがいらなくなり,走る車に戻ってきたというところでしょうか。トヨタのアルテッツァの狙う層と同じです。そのアルテッツァにもワゴンが出ました。3g4WDも登場とか…見に行かねば,乗りに行かねば!(2001/07/06)

ところで,ホンダNewインテグラType‐Rを見ながら,セールスさんと「レガシィB4は若い人には売れないらしい」という話をしたところ,「うちでもType-Rは30代後半の人ですね。若い人はステップワゴンのエアロに行きますよ。スバルさんだと,若くて走りたい人はインプレッサに行くんじゃないですか?」との答えが返ってきました。なるほど,ライバルを良く分析していらっしゃる…。それにしても,若者層のRV嗜好はここでも立証されてしまいました。“若者=スポーツカー”の図式は,もう過去のもののようですね。古いおじさんの認識。もっとも,欧州では本格的スポーツカーに乗れるのは,所得が高い中高年層のようですから,これが正常なのかもしれません。