HONDA Fit 1.5T (HMM-S) 2003年1月

MENU

  乗り心地は改善されず
昨年9月に追加された1.5gは乗り心地が改善された,と聞いていたフィット。機会があって,ちょこっと乗ってみました。さすがに1.5g。110ps14.6kgmというパワーは余裕しゃくしゃくで,上り坂でもストレスなく加速するばかりか,三菱コルトや現代TBとは大違いの静かさです。軽めのステアリングは気持ちよくノーズの向きを変えてくれます。でも,乗り心地のカツカツ,ゴツンゴツンは以前といっしょでした。路面の舗装状況の変化が,手に取るように分かる絶妙のサスペンション・セッティング…なぁんて誉めてる場合じゃありません。この突き上げはいったい…ん〜?何処が改善されたんだろ?

  腰砕けっ…(^_^;
おまけに操縦安定性にも“?”が…。先にに掲載した1.3gの試乗記に「ほとんどロールを感じさせずスパッと車線を変更するのは,さすがはホンダ!」などと書きましたが,交差点で馬脚をあらわしました。大き目の交差点での左折をちょいと早めに回ったら,右リアが“ぐしゃっ”と…(^_^; 運転している人間から見れば「なんじゃ,こりゃぁ」というだけの感じだったのですが,リアシート・インプレッション(笑)を試みていた友人によると,一瞬声が出ない怖さだったそうです。

  ただのギミック?
もう一つ。1.5gのCVTに新設の“7スピードモード”のうち,“マニュアルシフトモード”はエンジンブレーキをかける時に有効ですが,“7速オートシフトモード”は無用の長物。CVTのせっかくのスムーズさに,不自然なノッチを付けただけの妙な加速感。こんなもん,なんか意味があるのかっ!という代物でした。さほどコストもかかるわけじゃないから,まぁ付けとけってくらいの判断なのでしょうか。まったく近頃の日本のメーカーったら…

  韓国に抜かれる!
11月にマイナーチェンジされた1.3gにも試乗したのですが,乗り心地は1.3の方が若干ましなようでした。気のせいかな?という位の違いですが。でも,あれだけ堅そうな=乗り心地の悪い足にもかかわらず,あの程度の曲がり方であんな風に腰砕けになるなんて…予想外でした。ホンダなのに…ねぇ。車作りの基礎基本の部分をおろそかにしていると,大韓民国に抜かれるのは時間の問題。つぎのモデルあたりでは…。Hyundai TB,ほんとに良かったですよ。(2003/01/09)