TOYOTA COROLLA RUNX 1.5X ”G EDITION (4AT) 2004年12月

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  ヘッドレストの置き場
一部改良したというカローラ。実は発売後年3以上経った現行カローラですが,ランクス(アレックスもですが)って触ったことがなかったんですね。で,実際に見てみると,これがなかなか侮れない車でした。リアシートは少々ちゃちですが,ワゴンのフィールダーと同じメカニズムで畳めます。しかも座面を起したあとに引っこ抜いたヘッドレストを置き,その上に背もたれを倒して格納できる…初めて知りました。これ,フィールダーも一緒ですよね。あ,もしかしたらプレミオやアリオンもかな?でもねぇ,「ヘッドレストはどこへ?」の質問はそこいらじゅうのディーラーで発しているのに,この答えが返ってきたのが初めてっていうのは…トヨタの新車導入時の販売員教育って…???

  低速域からの加速は85点?
走らせてみると,これが意外に(失礼!)いい感じでした。中でも感心したのが低速域からのトルク感です。30km/hくらいからじわりとアクセルを踏んでやると,実に素直な加速感を示しました。もちろん驚くような凄さではなく,あくまでも大衆車らしさの範囲内なのですが,「へぇ〜,乗り易いじゃない!」という感じなんですね。エンジンの環境対策仕様が変わった程度という一部改良が12月1日で,試乗したのが5日ですから,600kmほどの走行距離の試乗車はきっと改良前のモデルだと思うのですが,夏に乗ったフィールダーよりいくらか軽快に感じました。ワゴンのボディのフィールダーより僅か30kg重いだけというのは,これまた意外な数字ですが,軽快感の違いは気のせいなのか個体差なのか…(笑)

  足周りも85点か(^-^)
軽快感があるのは動力性能だけでなく,コーナリングでも同じ。ダイハツやコペンとウィル・サイファなどの試乗に使った川沿いのワインディングを走ったのですが,違和感不安感なく走れました。もちろんコペンほど追い込めるわけではありませんが,サイファのようなゾゾ気が立つような不快感とは無縁です。速めの交差点コーナリングも試しましたが,まぁ妥当なところでしょう。フィールダー同様,乗り心地と操縦安定性が上手に調和している感じです。フィールダーより30kg軽く,21cm短い分が全てリアオーバーハングの短縮によっているのですから,ランクスの方が理屈の上では操縦性能が良くても不思議はありません。コルトとコルトプラスの差ほどではありませんが。乗り心地はフィールダーよりいいくらいかもしれません。もっとも,このあたりはタイヤの銘柄によっても大きな差が出てしまうので,なんともいえませんね。

もうひとつ意外だったのが速度感応電動パワーステアリングに違和感が感じられなかったこと。これも走るコースや交通情況に左右されてしまいますから,いちがいにどうこうはいえないのですが,トヨタってけっこうチョコチョコと改良していることがあるようなので,春のマイナーチェンジ当時より変わっている可能性もありますね。先に書いた,わりと気持ちのいい加速を続けて制限を越える速度域まで踏込んでも,直進性はきちんと保たれていました。うーん,やっぱりトヨタ車を買うのなら,クラウンか,しからずんばカローラか,ですか(笑) でもね,リアの中央席にもヘッドレストは付きますが,シートベルトは相も変わらず2点式。欧州車では1クラス下のsmart forfourでも3点式が付くのに…(Test:2004/12/05)