第弐代 JC11E 1985/9〜2001/4MENU 

ホンダ CBX125F(E) (6速) 昭和60年

Gross17ps.105kg  シルバー


リアサスの位置がちょっと変?

    三十路直前に自二免許を取得
小型自動二輪の免許を取得して,さっそく購入したのがこれ。小免で乗れる4ストロークのスポーツバイクは,当時は2気筒のホンダCB125Tと,刀シリーズの末弟スズキGSX125もありましたが,単にデザインに惹かれてCBXに決めたように記憶しています。2ストではホンダMBX125,スズキRG125Γ,カワサキAR125,ヤマハRZ125と,各社ともそろっていた時期です。それに較べて,いまは125クラスのオンロードスポーツモデルは不人気のようですね。このCBX125Fも,とうとうカタログ落ちしてしまいました。

単気筒とはいえ,DOHC4ヴァルブの感触はなかなかのもの。6000rpmは回さないとパワーが出ないのが小排気量DOHCのつらいところです。戸越峠や岐阜の金華山などへちょくちょく行きましたが,なにしろ「遅れてきたライダー」の悲しさ,我ながら呆れるくらい遅いんですね,これが。どこの峠へいっても,他の二輪には邪魔にされるは,四輪にはあおられるは…ほとんど「走るシケイン」の状態。茶臼山くらいかな,気持ちよく走れるのは。ろくな手入れもせず,年に数回引っ張り出すような状態ですが,手放せずにいます。

    オイル切れでトラブル
購入して2〜3年たった頃,ある日突然エンジンの吹けが悪くなってしまいました。そのうちにとうとうエンスト。だましだましバイク屋さんまで持っていきました。不調の原因は,オイルが下がりきっていたことによる,カムシャフトとヴァルブの異常磨耗ということでした。「たまにしか乗らないときは,急に回転をあげちゃぁだめだ」と,バイク屋さんにしかられてしまいました。その後は,当時よりも乗らなくなったのに同様のトラブルはありません。暖気を十分にするようになったこともあると思いますが,今時のオイルの油膜保持力の向上によるところが大きいのではないでしょうか。このとき交換したカムシャフトとヴァルブは,10年あまりたったいまでも,失敗の記念としてとってあります。

    フロントフォークから油漏れ
数年して,フロントのダンパーユニットから油漏れを起こしました。シールの交換程度で済んだのですが,バイクって意外によく壊れるもんだ…と感じたものです。もっとも最近,CBX125Fに関するホームページをあちこち見ていたら,「よく壊れる」との記述を沢山見つけました。そういえば私のCBXは,納車されたときからフロントカウルの取り付けが歪み,センタースタンドを立てると少し右に傾くという状態でした。世界のホンダとはいえ,バイクの製造品質はさほど高くないと感じた次第です。

    転んだ話…(^_^;
ガンマでも転んだことはありましたが,CBでは少々派手な転び方をしました。うららかな春の日,河川敷から堤防へ登る道をのんびりと走っていたところ,左側の道から停止線を越えてランドクルーザーが鼻面をつきだしました。速度は40km/hくらいだったと思います。あわててブレーキをかけ,同時に右にバンクして避けようとしたところ…世界が横倒しになりました。アスファルトの継ぎ目に数cmの段差ができていて,そこで飛ばされたのです。段差で黒いタイヤ痕がとぎれた所から,接地でできた路面の白い傷まで,10mはあったでしょうか。文字通り飛んでいたわけです。

ジーンズやブルゾンはもちろんずたずた。擦り傷や打ち身が治るのに1ヶ月以上かかりました。ヘルメットやブーツ,グラブも傷だらけ。もしいいかげんな格好で乗っていたら悲惨なことになっていたでしょう。周囲の人が呼んだのか,パトカーまで出動しました。しかし,このケースでは相手のランドクルーザーと接触しなかったため,単独の自損事故となってしまうのだそうです。バイクに乗るって,やっぱり危険と背中合わせですね。でも,やめられないのはどうしたことか…。

   引退しました
しかし寄る年波には勝てず,CBX125Fも始動不良が相次ぐようになってしまいました。キャブレターが原因で,いったんは修理に出して動くようになりましたが,手入れをしようにもマンションの駐輪場では満足な整備もできません。そこで物好きな友人に引き取ってもらうことになりました。(結局,ガソリンが腐って,キャブの中がコテコテになっていただけらしいです。ちゃんとバラせる場所と工具,そして技術!があれば,手放さなくてすんだかも…)