極人のワインの宴、報告（）

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今回は、お盆の入りのお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございました。 とっておきのワインを味わうと言うことでご参加いただきました方々にお出ししたワインは、下記の通りとなっています。 シャンパン タケダワイナリー　キュヴェ・ヨシコ1992年 ミッシェル・マイヤール・キュヴェプレステージ1985年 トロアジア・ポート1900年 モンタリアーリ・キャンティクラシコ 1970年、1976年、1979年、1981年、1982年、1983年、1987年 70年から81年までの4年分は、デキャンタしました。 モンタリアーリは1720年からワインを造るキャンティの伝統ある小さな造り手で、ワインづくり においてもこの地方の伝統的な造り方を守っています。畑は全部で12ヘクタール所有しており、サンジョヴェーゼ80％、カナイオーロ10％、トレッビアーノとマルヴァジーアが5％ずつの品種構成。レッビアーノやマルヴァジーアという白ブドウをブレンドするところが伝統的なキャンティのつくり方でこれらをすべて手作業で丁寧に行われます。 伝統的なキャンティ・クラシコを造っているモンタリアーリだからこそできる味わいという見方もできますが、それにしても、見事な完成度は、やはり奇跡的と言いたくなってしまうほどです。 キャンティ・クラシコとしては究極・極上の味わいです。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 今回、ご参加いただきました,S様の感想をご紹介させていただきます。 今日はお世話になりました。 楽しく美味しい時間を過ごせました。 今回のキャンティ・クラシコは、 期待を裏切られないものでした。 サンジョヴェーゼがあれほどまで腰の強いものだとは予想していま せんでした。 キュヴェ・ヨシコ '92 は堅実な感じでおいしかったです。 ミシェル・マイヤール '85 は密度が高くていつもながら圧倒されました。 キャンティ・クラシコの印象は、'87 は若々しく持続的, '83 は始めのブーケが華やか, '82 は古風な感じで最も好印象でした. '81 はキャンティらしく"陽気な赤ワイン"といったところ、'79 はスロースタータ, '76 は堅い様子, '70 は悪くない年だったようだけにちょっと残念でした。 トロアジア・ポート 1900 はスタイルで言うと"トーニ Tawny"になるのでしょうか。カラメルのような香りと味わいですが重くなくて、 口当たりが軽くて柔らかく絶品でした。 今回のワイン会にご用意いたしました、ワインの全容です。 すべて、一点物のため、今回が最初で最後となります。 今回の目玉の一つである、キャンティクラシコの古酒たちです。 すでに、デキャンタされ、準備は万端です。 今回は、ワインに合うおつまみと言うよりも、個性のあるおつまみにしてみました。 また、今回から、極人のワインの宴、用のワイングラスをご用意いたしました。 ドイツ製のクリスタルです。大きさもほどよく、皆様に気に入っていただけました。