本レクチャー参加者から寄せられた感想の一部をご紹介します。 示唆にあふれるメッセージをたくさん頂戴しました。 観客の学校・佐倉校にとっては 今後の活動のための重要なヒントを示していただけたと、 感じています。 美術館は子どもを静かにさせておくのが無理だから、作品を壊しそうだから行かない・・・と決めて行かなくなってからずいぶん時間がたちます。今、子どもと図書館で過ごす(別々に本を探しますが、これおもしろかったと共通の話題ができたりします)時間はすごく楽しいです。 もう一歩、勇気をもって子どもを信じて、美術館に行ってみようかと思います。佐倉市立美術館なら大丈夫そうですね。 子どものことをわかっているようで、わかっていません。作品を見ることを通して、話をすることで、思いがけない発見ができたらお互い楽しいですよね。 よく美術館へ出かけていたときは、「とにかく本物を見ないとね」という気分だけで、何も考えずに見ていました。今度は子どものノホホンと見てみます。今日はありがとうございました。 心編に始まり、本編にいくレクチャーの構成がお見事で、お話しぶりも説得力があり、全体の流れ、要点がとてもわかりやすかったです。脳の話、学校の勉強との関連なども織り交ぜられ、抽象的な情操教育論ではなく、筋道が通っていて、私の頭に入ってきました。 美術館、作品はコミュニケーションをとる素材、ダシというのは共感です。 とてもいいレクチャーでした。内容も良いのですが、語り口の魅力もとても大きいように思います。紙芝居を使うというのも、聴き手の心をつかまえ、そらさないという点で秀逸のように感じました。ありがとうございました。 すごいレクチャーだった。実行しなければ意味がない。そう思う。今「話術」に興味がある。中村さんは演技派で、声のトーンも低めで聞きやすい。内容が良くても、伝え方に問題があると半減するのだとしみじみ感じる。 それから心編・ゲーム脳編のとき、東洋思想で語ってくださったのは、最高であった。学校でお母さんを集めてレクチャーなさることはあるのでしょうか?学校で企画して中村さんを招いたらいいのにと思いました。 内容の濃いレクチャーでとても勉強になりました。学校では深く勉強しない脳の話(ゲーム)がとてもよかったです。実際まだ子どももいませんが、将来できたときのことを考えると楽しみでなりません。子どもに自分の考えをおしつけない、言葉のキャッチボールがいかに大事かを学びました。例を挙げて説明していただいた、親子の「おにぎり」とサンドウィッチの話がとても心に残りました。ありがとうございました。話がわかりやすくて楽しかったです。 また参加したいと思います。 本題に入るまでは長かったけど、関連のあることだとはわかりました。今まで自分1人で美術館にいっても、あんな風に自由な発想で楽しんでいたのかな、とちょっと反省。 子どもと一緒に美術館にいってみたい、と切望しました。どんな美術館が最初にいくのに、良いでしょうか。 あと、「作品になぜ触れてはいけないか」などの説明もよかったですね。美術館にいってたのしむために、最低限守らなくてはならない約束事なども、退場後に説明があったのでしょうか。もっと知りたいですね。 VTCについても、もっとききたかったです。子どもの自由な発想を引き出すのもとても大切だと思うのですが、その作品の背景とか訴えたいことを子どもに教えるには、やはり知識も必要だと思うのですが、そのあたりはどこで勉強できるのでしょうか。どうやって、と言い換えてもいいのかな。参考になる書籍とかあれば教えてください。 (注)実はレクチャー終了時間が少し延びたため、託児時間の都合上、申し訳ないことに、この方には最後までお話と聞いていただくことができなかったのでした。 今回、お友達を何人か誘ってみましたが、土、日は家族で過ごす方が多くて、参加される方はいらっしゃいませんでした。このレクチャーの対象になっている「ママ」は、幼稚園児・小学生のママが多いと思うので、子どもが帰ってくる前の、平日の午前中に開催されるとよかったと思います。本当に知りたがっているテーマなのに、曜日と時間が惜しいなあと思いました。 面白いレクチャーをありがとうございました。美術館は、子どもが小さいころよく連れていきましたが、一方的に私が話しかけていることも多かったように思います。もう5歳になりましたので、オープンクエスチョンにも十分答えられる年齢になったのかなあと思うと、この次美術館へ足を運ぶのが楽しみです。 美術館が近くにあるという環境に暮らしていて、(結婚してからですが)図書館に行くような気分で川村美術館や市立美術館にいくようになり7年です。子どもは8歳ですが、赤ちゃんのころからいっしょに行っています。特別な場所でなく、気軽に行くようになってから、自分でも作品の見方や楽しみ方を追求してきたつもりです。何となく考えていた事を、とても明快に話して頂きました。‘同感です‘と言ったら偉そうかもしれませんが・・・。たくさん本物に触れ、いろいろ感じて、楽しく子どもと過ごしていこうと思いました。 レクチャーを受けて一番強く感じたことは、せめて子供には自分の考えをスムーズに言語化できる様に、右脳などを発達させて欲しいと言うことです。 そのために、美術館は最高の場であったとは、驚きであり、私にとってはうれしいことです。 自宅から佐倉市立美術館までは近いこともあり、よく子供をつれて4階のハイビジョンホールまで出かけます。人も少なく無料なので、子供の気分に合わせて自由に見られるからです。それに、子供とお喋りもわりと自由にできますから。 ただ、大ホールの方は暗いので子供には少し怖いようです。美術館へは、自分が絵画など見ることが好きなので、子供にも好きになってもらいたいという勝手な考えから来ています。つまり、「今日は、ゴッホさんに会いに行こう」とか、だましだまし子供を美術館に連れて来ているわけです。このように、私は美術館を自分の趣味のための物だと思いながら利用しています。 本当は、展覧会なども子供と一緒に見たいと思うのですが、子供は気まぐれですから調子に乗らなければ、数分で帰ろうと言い出します。ですから、「時計はベルグソン時間に合わせよう・・」というようにしたいのですが、現実的にはお金がかかることなので、そうも言っていられないのが現実ではないでしょうか。もちろん、市民の皆さんの展覧会など無料でみられるものも多いですが。できれば、美術館所蔵の中の1枚でもいいので、いつでも無料で鑑賞できる絵画を、周期的に変えながら見せていただけたらいいなあといつも思っています。そうでなければ、年間パスポートの様な物を作っていただければそれもうれしいと思います。例えば歴博などでは、せめて常設だけでもパスポートなどあればいいと思います。気軽に出かけて、ほんの少し一つの展示物、例えばかわいらしい埴輪などをじっくり見せて家に帰り、そしてまた次の日同じ物を見せたりすると、子供は、「昨日見たやつだ」何て言って結構喜んだりするものです。一つの物を見るために毎日数百円は正直きついですから。 以前から、自分と同じように子供と美術鑑賞を楽しみたいと考えている方がいらっしゃれば、お話ししたいと考えていました。そんなところへ、今回の企画の情報が入り、今日のレクチャーを楽しみにしていました。今回は、講師の先生のお話でしたが、次回は、参加していらした方々と直接美術に関することなど、お話ししてみたいと思いました。とはいっても、それでは具体的に何を話すのかと言われると、私も美術にそれほど詳しいわけではないので何を話したらいいのかわからないのですが。何かテーマを持ってということになるのでしょうか。ただ、私の場合次男がまだ小さいため行動範囲も狭く時間も限られているので自由が利かず、また決められた日に必ず出られると言うことはできないので難しい面もあるのですが。 また、実際に鑑賞ツアーがあればなんとしても参加してみたいと思っています。何名ほど集まれば、それが可能なのでしょうか。同年代の子供を持つ友人に声をかけてみたいと思います。 ▲戻る |
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