丹沢主稜縦走

コースタイム

新松田714 バス1時間8分 822西丹沢自然教室830 38分 908ゴーラ沢出合912 34分 946展望台948 1時間10分 1058檜洞丸1110 30分 

 1140金山谷乗越 28分 1218神ノ川乗越1220 27分 1247臼ヶ岳1253 1時間20分 1413蛭ヶ岳1420 33分 1453鬼ヶ岩ノ頭 30分

 1523不動ノ峰 50分 1613丹沢山1620  23分 1643竜ヶ馬場 39分 1722塔ヶ岳1728 22分 1750花立 39分 1829堀山の家 1時間29分

 1958大倉2008 バス14分 2022渋沢


所要時間 11時間28分

費用 2750円  (新宿→新松田 750円  新松田→西丹沢自然教室 1150円       大倉→渋沢 200円  渋沢→新宿 650円)
            

丹沢主稜
檜洞丸・蛭ヶ岳間の距離はカシミールでは、4kmの距離になっているが、登山道の標識では4.6kmと表示されていました。
アップダウンが多く沿面距離が長くなっています。この距離で約3時間かかりました。危険なところはありませんが体力を
消耗しました。ピーク(檜洞丸または蛭ヶ岳)を登った後にどれだけ余力があるかがこのコースのポイントになります。
スタミネ切れになると予想外に時間がかかることになると思います。

 2009年6月13日(土)に西丹沢自然教室から檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ヶ岳を登り大倉に下りました。天気予報の降水確率30%でしたが天候に恵まれて予定どおり一日で歩くことができました。帰りのバスの時間を考慮して西丹沢から登り、大倉に下ることにしました。丹沢主脈が、塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳を経て焼山に至る稜線であるのに対して、丹沢主稜とは、蛭ヶ岳から檜洞丸、犬越路を経て大室山、菰釣山(こもつるしやま)、三国山に伸びる長大な稜線です。去年の5月に丹沢主脈を登ったので、今年は丹沢主稜の核心部を登ろうと思っていましたがなかなかチャンスがありませんでした。梅雨の晴れ間の土曜日を狙って出かけました。カシミールで測定した距離は約20kmで、朝8時30分に西丹沢を出発して、1日中歩いて、大倉に20時ころ到着し、最終1本前の20時8分の渋沢駅北口行きのバスに乗車しました。なお、最終バスは8時30分です。小田急線では、丹沢主稜を踏破した充足感に満たされた快い疲労で眠りの中に誘われて新宿に向かいました。



西丹沢自然教室 540m 8時30分

新松田駅7時20分発の西丹沢自然教室行きの乗客が多いので
臨時バスが増発され2台のバスが西丹沢に到着しました。

西丹沢自然教室に登山届けを提出し、登山準備が終わった人から
入山していきます。



ゴーラ沢出合 750m 9時10分

東沢を右側に沢の音や木々の若葉にいやされる快適な道を進む。
ここから本格的な登りが始まる。

次の目標の展望台に9時46分に到着したが、富士山には出会えなかった。

檜洞丸まで800mの標識のある最後の休憩地には10時28分に到着した。ここから山頂までは30分かかった。

10時38分

檜洞丸山頂まで800mの標識を過ぎると木の階段の道になる。
ブナの木の若葉が目をなごませてくれた。

檜洞丸山頂まであと10分 10時48分

檜洞丸の山頂付近はなだらかな登りになっていて、木道の上を行く。木道の脇にはヒメシャラとブナの木が茂り、下草はマルバダケブキ、バイケイソウに覆われていた。

檜洞丸山頂 1600m 10時58分着

桧洞丸山頂には大きなブナと石の祠がある。山頂は広く、

檜洞丸直下にある青ヶ岳山荘付近からの蛭ヶ岳 11時14分

金山谷乗越に下るとき、登ってくる人がいたのでどこから登ったのかと聞くと大倉からだと言っていました。トレイルランをしているのでしょう。トレイルランをする人は同じコースを何度も走っており、コースを熟知しているようです。

臼ヶ岳からの蛭ヶ岳 12時50分

蛭ヶ岳がどっしりと大きくそびえていた。

蛭ヶ岳 1672m 14時13分着

このコースで1番の急登を登りきるとバイケイソウに囲まれた蛭ヶ岳山荘が姿を現し、安堵した。到着時刻は14時を過ぎ遅くなったが、ここから先、大倉までの道は、去年の5月に丹沢主脈縦走した時に歩いているので不安はなかった。

鬼ヶ岩ノ頭 1608m 14時53分

蛭ヶ岳から下り、鬼ヶ岩の岩場を登り返した後、振り向いて鬼ヶ岩ノ頭の間に蛭ヶ岳を眺める。
不動の峰付近からの丹沢山と塔ノ岳 15時29分

丹沢山山頂まで25分の地点 15時48分

丹沢山は目前に見える所まで来たが、ここから一度下って登り返さなければならなかった。

塔ノ岳 1491m 17時22分着

普段、人でにぎわっている塔ヶ岳の山頂は、二人づれの1組だけが休んでいるだけでひっそりとしていました。この二人とは、大倉発20時8分のバスで再び一緒になりました。二人は宮ヶ瀬湖から歩き、キュウハ沢を遡行し丹沢山に登ったと言っていました。

塔ノ岳から大倉までは2時間30分かかりました。堀山の家付近(18時29分)から大倉までの約1時間30分はヘッドランプをつけ、足元に気をつけて下山しました。

参考
丹沢主脈縦走   2008年 5月 4日
檜洞丸   2007年10月 6日
大室山・加入道山   2009年10月10日