トルコ旅行ダイジェスト その2

カッパドキア
ウチヒサールの岩山岩山世界的にも有名なトルコの大奇岩地帯カッパドキアです。左の写真はウチヒサールの岩山です。火山岩の浸食出てきた岩山の形はゴツゴツした感じで、そこにはかつて岩山に穴を掘って人が生活していたあとが多数見られます。このような岩山にはかつて迫害されてこの地にたどり着いた初期のキリスト教信者がつくった教会も多く残っているのです。

カッパドキア
絨毯屋さんにてこれはカッパドキアの絨毯屋さんです。カッパドキアの近くのカイセリ産の絨毯を売っているところです。このように観光客を大部屋に招き入れ、流暢な日本語で絨毯の説明をしてくれるのです。高価な絨毯をどんどん広げていってくれます。特にシルクでできた絨毯は、鳥肌が立つほど美しく、お値段も鳥肌が立つようなお値段でした。私が欲しいと直感的に思ったシルクの絨毯は30万円もするということで、この時学生でお金がなかったため、諦めざるを得ませんでした。しかしこの時、「絶対に将来お金持ちになってシルクの絨毯を買いに再びトルコに来るぞ!」と心に誓ったのですが、それが実現する日はめちゃめちゃ遠そうです…(^_^;   らくだ岩
この左の岩、なんの形に見えますか?そう、ラクダです。火山岩が長年に渡って雨風に浸食された偶然の結果がこれです。よくもラクダのような形になったもんですね。

アンカラ
首都アンカラトルコの首都はイスタンブールと誤解されがちですが、正しくはアンカラ。写真のように近代的なビルが建ち並んでいました。イスタンブールに比べるととてもシンプルなイメージを受けました。ただしその分、インパクトには欠ける気がしますが…。   アンカラ市街これもアンカラの街の風景です。トルコではレンガを使った屋根が多く見られました。1995年当時も郊外にレンガを多く使って建築している団地(ニュータウンのような感じ)をバスの車窓からたくさん見ましたが、99年のトルコ大地震の震源地近くではどうなったのだろと心配になりました。地震が多発するところなんかも日本と似ていますね。

アンカラ
アタチュルク廟この巨大な神殿のような建物はトルコ建国の父「ケマル・アタチュルク」のお墓がある廟です。広い空間に立つ神聖な建物はトルコの衛兵によって守られています。このケマル・アタチュルクはトルコ共和国建国時に、政教分離改革を行った人で、国民に深く愛されているようです。トルコはイスラムの国であるにもかかわらず、お酒が飲めたり、女性がベールを被らずに表を出歩けるのも、彼の政教分離政策のお陰なのだそうです。そのお陰でトルコは世界に開かれた国になり、柔軟な国になったのでしょう。ちなみにイスタンブールの空港の名前は「アタチュルク国際空港」といいます。

イスタンブール
水売りのおじさん再びイスタンブールに戻って来ました。左の写真はバザール前に居た水売りのおじさんたちです。背中に背負ったタンクから冷水を注いで売り歩いているのです。飲んでみたかったけど、遠巻きに見てるだけで終わってしまいました。   ボスポラス海峡旅の最後を締めくくるのはボスポラス海峡クルーズです。秋のトルコは大変季候も良く、快晴の中クルージング。大きな客船も停泊していて、国際的な雰囲気がしました。市街地にはモスクが点在し、ミナレット(尖塔)が立ち並んでいました。

イスタンブール   <トルコのレートについて>
トルコはインフレの激しい国で、95年当時も「1万トルコリラ=25円」というとんでもなく桁の多い額で、相当戸惑いました。何しろトイレチップでさえ5000リラなのです。といっても日本円にして13円ほどなのですが、5000と聞くと思わずトイレを我慢しようかと思うほどでした。その後もさらにインフレは進んでいたようですが、2000年現在のレートはいったいいくらなんでしょうか?だれか教えて下さい。(^_^;
クルージングこれもボスポラス海峡クルーズの様子です。クルーズ船の後ろには大きなトルコの国旗が掲げられています。この国旗のデザインは結構好きです。  

My Favoriteに戻る その1を見る