香港旅行ダイジェスト その2

大通り (ネイザン・ロード?…どの大通りだったか忘れました)
市街電車(トラム)大通りのネオン香港の乗り物で有名なのが2階建てバスと2階建て電車(トラム)です。あるとき「やっぱり香港へ来たら一度はトラムにも乗っておかないとね」と言いながら2階建て電車に乗ったところ、夕方のラッシュ時に重なったため超満員。11月でも日本より暖かい香港なので、人混みで蒸し暑い車内には人の汗のニオイと同時に餃子のニンニク臭い息が充満していました。本気で臭くて、すぐに降りてしまいました。

地下鉄
地下鉄車内香港の便利な足、地下鉄にも乗ってみました。駅の構内はやや薄暗い感じで、入ってきた車両の外観もシルバーで無機質な感じがしました。車内も同様に無機質で、冷たい感じ。それもそのはず、なんと座席がスチールむき出しの状態なのです。(写真でもスチール座席がフラッシュを反射しているのがわかります)日本の一般的な電車のようにクッションのある座席ではないので、お尻が痛くて冷たいのなんのって。これでは長時間座っていたら痔になってしまうんではないかと思うほどでした。ついでに言うと、電車がスピードを急に上げたりすると、座っているところがつるつる滑って体が後ろに持って行かれるのです。
さらに、おどろいたことは香港人は大阪人以上に歩く速度が速いということです。それに合わせたかのように地下鉄のエスカレーターはぐんぐんと早いスピードで動いていて、少し怖かったです。老人や子供にはキツイだろうなと思いましたね。

下町
大衆食堂裏道香港では広東料理などグルメが充実しているのですが、学生の少ない予算からはそう簡単に高級店には入れません。そんなときは、安く地元の人がよく利用する店に入ってみましょう。実際に(左の写真の店ではありませんが)、豚の顔が軒先に吊されているような地元の人が良く行くお店に入ってお粥を食べたのですが、ツアーに組み込まれていた店なんかよりも一番おいしかったですね。メニューも漢字で書かれているので、だいたいの内容も想像できるし、日本人客なんか自分たちだけというのも面白かったです。ただ、心残りなのはフカヒレのスープを食べてみたかったのが果たせなかったこと。いつかまた香港に行ったら今度こそ食べよう。

旺角(モンコク)の女人街
女人街ニセ無印良品九龍地区の中心地、尖沙咀(チムシャッツイ)から地下鉄で北へ3つ目の旺角(モンコク)駅下車。ここは文字通り女性用の洋服や下着、雑貨などが売られている露天街です。道の両脇に露天が並んで、高いところの空間までめいっぱい使って、色々な商品をディスプレイしていました。中には、怪しげなセクシーランジェリーや、日本製と偽ったバッタもんのグッズが売られていたりして。中でも私として一番ヒットだったのは、無印良品のバッタもんの靴下。あまりにも堂々としたニセモノっぷりに感動して、面白がって買ってしまいました。右の写真はその靴下に着いていたラベルです。面白いから大きめの画像も用意しました。右の画像をクリックしてみて下さい。

ビクトリアピーク
ビクトリアピーク付近からの眺望100万ドルの夜景として知られるビクトリアピーク付近からの眺望です。高層ビル街を見下ろすビクトリアピークへはピークトラム(登山電車)に乗って行きました。やっぱり夜景を見なくては来た意味がないと言うことで、暗くなってから見に行くと、「なるほど、これか〜」とテレビや雑誌で見たことある景色が広がっていました。なかなかロマンティックな気分に浸れるとあって、地元の若いカップルも多くいました。この帰りは2階建てバスに乗ったのですが、もともと急な坂道が多いところを、ほとんどブレーキを踏まずにバスは猛スピードで下っていくのです。私は2階部分に乗っていたのですが、木の枝がバチバチと車体に当たりつつ、真っ暗な中をぎゅんぎゅんと進む様子に、ディズニーランドのスペースマウンテンに乗っているかのような気分になりました。少し命が縮んだような気もしましたが、なかなか楽しかったです。

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