香港旅行ダイジェスト その1


1995年11月8日〜11月12日(5日間)
海外旅行2カ国目は香港。当時まだ返還前だった香港へは「返還前に行っておこう!」のような旅行ブームがあって、私も友人と「今のうちに行っておこう」ということになった。
その時のツアー名が「爆発価格!お得な香港5日間」だった。 爆発…。初のエアインディア…。なんて不安をあおるツアー名…。(注:エアインディアは結構機内食も美味しくて良かったです(^_^;)

啓徳国際空港
1995年当時は空港がまだ九龍地区にありました。その空港は市街地にほど近いので便利なのですが、近いだけに飛行機の離着陸の際に市街地の真上をかすめるため、見ていてヒヤヒヤするほどでした。実際に乗った飛行機は夜の便だったのですが、着陸態勢に入ってどんどん高度を下げていくと真下に市街地のネオンが近づき、そこを行き交う人々がかなり大きく見えて、ビルの屋上にひっかかってしまうんではないかと思いました。それでも、上からみるネオン街はとても華やかで、その便に乗っている日本人は皆歓声をあげていました。今まで旅した中でも一番スリリングな空港でした。

極彩色の世界
ツアー2日目は終日市内観光でした。これは格安ツアーに良くある組み込み現地ツアーで、終日観光の間に色々なお店に連れて行かれ、貴金属や漢方薬を薦められる代わりに、ツアーが格安になるというほぼ絶対参加のものなのです。私は初めての香港だったので、これでも良かったのですがリピーターの人はとても退屈そうでした。そんな現地ツアーではバスで色々なところに案内して貰いました。香港仔(アバディーン)やレパルスベイなどに行ったのを覚えています。写真はそういう観光地にあった極彩色の建造物と像です。近代的でシンプルな建物がある一方、このようなド派手なものがあるのが香港らしくて面白いですね。

高層建築   黄大仙廟
高層建築香港にはこのように超高層ビルや住宅が林立しています。そんなに高層ビルを密集させて建てるなんて、地震が起きたらどうするんだろうと心配になりましたが、どうやら香港は地震は起きない土地柄のようです。もともと少ない土地に人口が密集しているため、建物が高層化するのは仕方ないですが、私のような高所恐怖症ではとても暮らせないと思いました。   黄大仙廟九龍地区からさらに北東へ行ったところにある道教の寺院の「黄大仙廟」です。赤を基調とした本殿の前には香をたいてひざまづき、熱心に祈る老若男女が居ました。この周辺には多くの占いの店が軒を連ねているのですが、当日は時間が無くて占って貰うことが出来ませんでした。

赤柱(スタンレー)のマーケット
土産物屋さん中心地の喧噪に飽きたところで、中環(セントラル)から10キロほど離れた赤柱(スタンレー)に行ってみました。路線バスに乗って山を越えていくとかつてのイギリス人居住区スタンレーがあります。そこは広い空間があって、のんびりとした時間が流れ、中心地にはない解放感を味わえます。ここにはマーケットが並ぶ地区があり、日用品や、土産物、食料品を売っています。左の写真はその中の土産物屋さん。篆刻で印鑑を作ってもらいました。お腹が空いたので少し外れにあるカフェでランチを頼んだのですが、さすが今でも西洋人が住むだけ合って、ボリュームもたっぷり。フライドポテトたっぷりでした。

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