尾瀬 燧ケ岳 友人と

            山頂よりの景色 左に尾瀬沼、右に尾瀬ヶ原が一望!

2013年7月11,12日
今回は、私と友人夫婦2組と外国人研修生3名の合計8人パーティと大所帯。
個人的には2007年以来、6年ぶりの尾瀬。前回はこちら
燧ケ岳は標高2356m、日本百名山。


戸倉第一駐車場にて11時ころ集合。
ジャンボタクシーで移動し、大清水より入山。
1時間ほど林道歩きで一の瀬休憩所へ。
ここからは普通の山みち。
三平峠を越え、
1時間半ほどで尾瀬沼岸に着く。
ここで取り敢えずハイボールで乾杯!?


燧ケ岳を見ながら尾瀬沼岸を歩く。
明日は、登るぞ〜!
15:00頃、尾瀬沼ヒュッテ着。
この後、ビジターセンターを見学し、
近場の散策、そして、風呂!
夕食、飲み会(?)
およそ山中とは思えない…


尾瀬沼と燧岳に沈む夕日
説明不要な、素晴らしい景観の場所だ。
6:37出発
長英新道より燧ケ岳登山にチャレンジ。
ずっと見通しの利かないぬかるんだ道だが
しばらくすると開けてくる。

 
俎ー(まないたぐら、2,346m)9:19到着
展望抜群、頑張った甲斐がある景色!
大勢の登山者が歓びを分かち合っていた。
柴安ー(しばやすぐら、2,356m)9:37登頂!
ここが本当の山頂。
眺望は一番上の写真参照。
こちらには祠がないが、石碑が建っていた。
   
 
11:34 見晴へ下山完了。
お昼の休憩。冷やし中華がうまかった。
ここでも「生」が飲める…
どこでどう写真を撮っても絵になる、尾瀬。
ミズバショウは少ししか残っていなかったが
ニッコウキズゲはご覧のとおり!
 
 
逆さ燧
2時間ほどで尾瀬ヶ原横断。
景色を楽しみながらの歩行もまた楽し。
15:30 鳩待峠到着
山の鼻からの最後の1時間は、
疲れた体には意外と登りがきつい。
乗合タクシーで戸倉の駐車場まで戻り、
温泉に寄ってから解散。
 

今回は初心者女性や外国人を含む大所帯ということで、プランニングを考えた。
私は個人的に前回6年前の尾瀬の残りである、尾瀬沼と燧ケ岳登山を入れたかった。
そして、東京方面からクルマアクセスのため、福島側からの入山は遠すぎるため除外。
1泊しかできないが、初心者や外国人にも可能な限り尾瀬の素晴らしい自然を満喫させたい。
そこで思いついたのが、
1日目 大清水から尾瀬沼ヒュッテまでと短めにする。
2日目 燧ケ岳登山組と登山回避組に分かれ、見晴で集合し尾瀬ヶ原にみんなで行く。
    回避組は尾瀬沼北岸、沼尻、白砂峠コース。
    これなら、体力に自信のない初心者も何とかなり、山に行きたい人も満足できる。
結果、事前にやりたいなと思っていたことで出来なかったのは星空を見ることくらいだった。
やっぱり、尾瀬は素晴らしい!

尾瀬沼ヒュッテ
まさか携帯も通じない山の中に、こんな素晴らしい宿があるとは…
1泊2食付8,500円で、鍵付きの個室で、パリッとしたシーツ、タオルと歯ブラシまで付く。
食事も普通の民宿と変わらないレベルで、味噌汁とご飯はお代わり自由。
生ビールも勿論あって、缶チューハイ、おつまみにも事欠かない。
石鹸は使えないがお風呂も完備。水は天然水が使い放題。
確かにテントのほうがうんと安いし、自炊の楽しさは格別だけど、小屋泊りの良さは別。
これなら、初心者や女性でも安心して山にお誘いできるというもの。
ただし、富士山を筆頭にどこもこんなに快適だと勘違いされるリスクはあるが…
やっぱり、尾瀬は素晴らしい!

燧ケ岳登山
ミノブチ岳までの区間は長く、眺望もほとんど利かず、ぬかるみの多い道。
途中、倒木が道を塞いででいたり、特に雨上がりの場合は大変だろう。
その代わり、その後はずっと大パノラマが楽しめる。
下山は見晴新道を使ったが、これまた山頂近辺以外は眺望全くなし。
標高2000m付近では蚊かブヨみたいな大群に遭遇し、休憩もままならなかった。
しかし、山に登った感はあるし、満足度は十分。
平坦な尾瀬ヶ原とは好対照な、変化に富んだ山行が楽しめた。
やっぱり尾瀬は素晴らしい!

歩いていて思うこと
尾瀬の区域内は完全に整備されていて快適な歩行が楽しめる。
登山道は一部ぬかるみ、残雪等あるが、一般的登山道の標準以上は間違いない。
東京電力がどうなるのか、一抹の不安は払拭できないものの、環境省には是非頑張ってもらいたい。
各小屋には大概売店があり食事もできて非常に便利で安心、かつ、生ビールまであるのだ。
普通の山の楽しみとはちと違う気もするが、これはこれで満喫しました(?)
ちょっと飲みすぎでバテ気味だったけど…
それでも結論
やっぱり、尾瀬は素晴らしい!


                           2013年7月29日作成


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