問三 照る月を弓張りとしも言ふことは山辺を指していればなりけり (凡河内躬恒・大和物語)

 「弓張り月」は、弓の弦を張った様な形をしている月のことで、半月のことで、弦月とも言います。西の地平線に入るとき、弦が上にある月を上弦、下にある月を下弦と言います。
上の歌に詠まれた月の方角と形は次のどれでしょうか。 T U V W 月の位置と形