吉野川 1994.4.28〜4.30
私にとって、そして 「まぬけカヌークラブ」 として初めてカヌーで旅をしたのが「四国三郎」吉野川です。
ムーンライトを阿波池田で下車。池田ダムの下からスタート。土讃線の鉄橋を過ぎたところで壮絶なる初沈。笑いが止まりませんでした。防水意識が希薄だったため、持ち物全てが水浸しに。昼寝をしながら、ずぶぬれの衣服とともに現金を天日干し。
春の暖かな日差しにさそわれるまま「お昼寝タイム!」気がついたら夕方になってしまい、2日間で半田まで。後から下ってきた若者の1日分以下の距離でした。
この時巡り会った「半田手延べそうめん」は、今では私の大好物。以後、毎年夏になると連日我が家の食卓にのぼります。
交通(当時の私のルート)
東京発 20:40 (ひかり) → 23:50 新大阪着、発 23:59 (ムーンライト高知) → 5:30 阿波池田着
阿波半田発 9:02 (徳島線) → 9:37 阿波池田着、発 9:52 (しまんと) → 10:34 坂出着、発 (マリンライナー) → 岡山着、別ルートへ
98年11月に再度訪れ、前回の終点半田から第10堰を目指しました。
スタート早々私のパドルの右のブレードが折れてしまうというハプニング発生。やむなくシングルパドルとして使い、何とかやり過ごしたものの、その日の目的地である穴吹駅前の河原に上陸するのと同時に、もう一方のブレードもあっけなくポキリ。私は航行不能となってしまいました。
よく見て下さい、折れてます
そんなこともあった翌朝、寒さで朝の立ち上がりが非常に遅く、桂くんとくぼっちのカヌーが出廷したのはお昼前。私は昼食を調達し、学と大きな中州を結ぶ沈下橋、学島橋の左岸でたき火を焚いてカヌーの到着を待つことに。
2人はやがて到着したのだが、私のもてなしが余程良かったのであろう、くぼっちがうとうと昼寝をはじめ、この先の航行は困難となってしまいました。この日のパドリング時間はたったの2時間(実は前日も2時間だけでした)。結局車で大幅なショートカットをすることになってしまいました。
この日のキャンプ地は第10堰のたもと。ここで、先着カヌーイスト達に、おいしい鍋をごちそうになり、たき火で暖を採りながら、夜が更けるのも厳しい冷え込みもお構いなしに大いに語り合いました。
*第10堰についてはリンクを参考にして下さい。