千曲川 2011.5.4

ちょうど3年前。千曲川の川面からみた、一面に黄色いじゅうたんを敷き詰めたような菜の花畑。あの素晴らしい菜の花をもう一度と思い立ち、高速道路をひとっ走りして、菜の花まつりが開催されている飯山を訪ねてきました。

1.替佐、古牧橋

高速をおりて替佐へ。土手にあがり千曲川に臨む。悠々とながれる姿を見ていると、心が落ち着いてきます。。


 
カヌーから見て、とっても印象に残った、「山らしい山」高社山。その姿を見るために、前回上陸地でもあった古牧橋へ。
「ケーン、ケン」と声のする方へ眼を凝らす。「いた!」 キジがゆっくり歩いていました。

 

2.飯山 菜の花公園

菜の花公園は、「第28回 いいやま菜の花まつり」の真っ最中。今年は雪解けが遅く、菜の花の開花も遅れ気味で、満開まではもう一息といった感じでしたが、桜の開花も遅れていて、ちょうど今が満開。色とりどりの春を楽しむことが出来ました。


いいやま菜の花まつりのホームページです。


ちょうど「朧月夜音楽祭」が催されていました。
各グループ2曲披露。1曲目は「朧月夜」です。
 ♪菜の花畠に入日薄れ・・・・
地元出身の高野辰之作詞。名曲を歌い継ぐ。

 

高社山 斑尾山
大関橋、戸狩温泉


     


オオルリ


野点で一服

 

3.木島平 龍興寺清水

次に訪ねたのは、菜の花公園から程近い、平成の名水百選にも選ばれている木島平村の龍興寺清水。豊富な湧水に、水汲みの人たちが集まっていました。もちろん私も汲んで帰りましたよ! 天然記念物にも指定されています。ここでも桜が満開。とっても気持ちいい。

     


帰り道で見つけた道珍の滝

4.高野辰之記念館

菜の花公園の「朧月夜」の作詞者として紹介しました高野辰之は、長野県中野市豊田地区の出身です。明治時代、国文学者として活躍した辰之ですが、文部省の小学校唱歌教科書編纂委員に委嘱された際に「尋常小学校唱歌」(全6冊)の制作に携わり、そこに掲載された「紅葉」、「春が来た」、「春の小川」、「故郷」、「朧月夜」などを、作曲者の岡野貞一とのコンビで書きあげました。これら5曲は、文化庁による「親子で歌いつごう日本の歌百選」に選ばれています。

高野辰之自身が学び、教鞭をとった永江学校・永田尋常小学校、
その後身である永田小学校跡地に記念館は建てられています。 

 

5.小布施 千曲川ふれあい公園

再び高速道路で移動、小布施スマートICを出て小布施橋まで戻り、千曲川ふれあい公園へ。前回のカヌーツーリングのスタート地点です。
菜の花、桜、花桃、りんご。みんな満開、咲き競っていました。信州の美しい春。

     


漕いで運んで千曲川


千曲川いろとりどりの春

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