”簡単でおいしい秋刀魚(さんま)料理”
2、さんまの栄養を有効に使う簡単でおいしいレシピ
・残りご飯で作るさんまご飯
・さんまのサンドパン
・さんまのマーマレード蒸し
・さんまの蒲焼風
1、さんま ****さんまが、からだにいい理由は?***********
【理由その1】
含まれている脂は、
不飽和脂肪酸
(血中コレステロールを下げて動脈硬化を起こしにくくする脂)、
そのなかでも特に
健康によい働きをするDHA(ドコサヘキサエン酸)と
EPA(エイコサペンタエン酸。国際規格ではIPAともいう)
が
含まれている。
※DHA・・・・脳細胞が活発になり、学習能力の向上、
老人性痴呆症の予防効果がある。
※EPA・・・・・血管をつまらせないようにする作用がある。
心臓血管系の病気の予防、症状改善効果がある。
さらに、DHA,EPAには炎症をおさえる効果があるので
喘息やアトピーの症状をかるくする効果が期待出きる。
【理由その2】
さんまの蛋白質は、必須アミノ酸すべてがふくまれた理想的なもので
その質は牛乳や卵に匹敵。
【理由その3】
100グラムあたりのビタミンDはなんと440IU。
(1日に必要なビタミンDは100IUなのでさんま100グラムで4倍摂取可能)
カルシウムは75mgだがビタミンDはカルシウムの吸収をよくするので、
ビタミンDとカルシウムの相乗効果で丈夫な骨を作るのに最適、
骨粗しょう症予防にも有効。
【理由その4】
タウリンが豊富なので血中コレステロールをコントロールしてくれる。
その食品に、タウリンが、コレステロールの2倍以上含まれているのなら
食べても血中コレステロールは上がらない。
さんまは、コレステロールの3倍以上のタウリンを含むので
逆に血中コレステロールを低下させてくれる。
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落語にある「目黒のさんま」というほど、
「さんまは塩焼きに限る」といわれています。
でも、これに対抗するレベルの
「シンプルでもおいしい食べかた」を考えてみました。
ウオーミングアップ!
:鮮度が命なので、まず、すぐたべないさんまなら、頭と腸をとって、3枚おろしにしておきましょう!これで、いたむ心配がへって料理しやすくなります。
できれば、塩ひとつまみとちょっと良質の日本酒少々をふりかけておき、ジッパー付きの袋に空気を抜いていれておくといいでしょう。、
どう料理する?
:内臓や骨を取った時点で、すでに落ちてしまって減っている.DHAやEPAなどの体によい脂肪酸。
焼くとさらに落ちてしまいます。
DHAの量は調理方法で流れ落ちて減ってしまうのです。だから、調理したあと、煮汁や蒸し汁ごと食べられる調理方法が、おすすめです!
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写真:小学館の健康雑誌「だいじょうぶ」98年11月号の武田三花のレシピより(小学館の健康雑誌「だいじょうぶ」H10年11月号 「体をいたわる守りの料理をきわめる!」さんま料理・料理・武田三花 ・,カメラ・山田広幸氏、スタイリスト・井上美智子さん)
*NHK「生活ホットモーニング」平成11年11月16日放送で紹介
材料:3枚おろしのさんま(さんま半分〜1尾分)、A…{日本酒(大さじ1)、塩少々、
おろししょうが(少々)}、ご飯(茶碗1杯)、薬味{きざみネギ、せんぎりのみょうが、青ジソのせんぎり、もみのり}、しょうゆ、レモン汁各少々
作りかた:さんまは1口大に切り、Aにつけておく。これを漬けておいた日本酒ごとご飯にのせて、おおいをして電子レンジで3分加熱。薬味をのせて、しょうゆとレモン汁をまわしかけて、全体をまぜて食べる。(めちゃめちゃおいしいです!)
(写真の奥は、3枚おろしにしたさんまの頭としっぽを、からっと揚げて、塩をふりかけた骨せんべいです)
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*NHK「生活ホットモーニング」平成11年11月16日放送で紹介
材料:3枚おろしのさんま(さんま半分〜1尾分)
簡単ソース・…{トンカツソース大さじ3、赤ワイン大さじ2、ケチャップ小匙1、すりごま少々}
玉葱スライス、レタス、いりごま少々、ホットドッグ用の長いパン
作りかた:簡単ソースをフライパンにいれて煮立て、切ったさんまをそのままいれて、煮る。
火が通って味が煮からまったら、温めて切りこみをいれたドッグパンに、レタスと玉葱スライスと共にはさんでできあがり!(撮影スタッフで奪い合いになるほどの人気だった)
ときめきメールの質問から Qお薦めレシピ」「さんま料理」の中で、「さんまのサンドパン」を作ってみました。 おいしかったのですが、さんまの身がばらばらにくずれてしまうのです。 じょうずに作る方法をおしえてください。 A,どうしてでしょう?かきまわしたりとかしませんでした? フライパンにソースの材料を入れて煮たったら 3枚おろしのサンマをそのまま平らに、かさねないでいれます。 (だから、全部いちどにいれません。)薄いのでほんの数分で火が通ります。 (いそぐときは蓋をして火を弱めてもいい。でも私はそのままやってますけど) 最初いれて熱がとおると堅くなりますよね、1度裏返すだけです。 たいしてくずれるものではないはずですが・・。 すぐ火が通るので、数切れずつ煮ていくことです。 (煮詰まったらソースの調味料をもっとたしてください、焦げます。) 仕上げの感じはホームページにでてる写真をみてね。 |
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さんまのマーマレード蒸し(2人分)
材料:3枚おろしのさんま(さんま1〜2尾分)、塩、こしょう、
A・・・・{白ワイン、レモン汁各小匙2、はちみつ大さじ1}
マーマレード大さじ1〜2、塩ゆでしたグリーンアスパラ、オレンジ1個
コーンスターチ少々
1、さんまを1口大に切り、塩こしょうしてしばらくおく。
2、耐熱皿に、さんまをのせて、Aをまぶし、電子レンジでさんま1尾分に付き2分加熱。さらに、マーマレードをのせて1分加熱する。
3、蒸し汁を小鍋にとり、コーンスターチ少々を水溶きして加えて加熱し、とろみをつける。生のオレンジの汁を加える。
4、スライスして半月に切ったオレンジと、塩茹でアスパラとで盛り付ける。
さんまの蒲焼風(2人分)
*NHK「生活ホットモーニング」平成11年11月16日放送で紹介
材料:3枚おろしのさんま(さんま1〜2尾分)に
醤油,みりん,酒を振りかけたもの.(酒・醤油・みりんが1・1・1が目安)
作り方:3枚おろしのさんまの皮に切りこみを入れ,
アルミ箔をしいたオーブントースター用の焼き皿に並べて
7分ほど焼く.(上火が強くて焦げそうなら,上にホイルをかぶせte調節する)
※茹でアスパラや,生のネギを巻いて、焼いてもいい。
※たれに、生姜を加えてもいい。ゆずをくわえると、「幽庵焼き」になる。
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