志賀高原旅行記

 八方尾根とともに、本州のスキー場では最も多くの支持者を持つスキー場である志賀高原。私の最も好きなスキー場でもあります。オリンピックから1年たって、志賀高原はどう変わったでしょうか。


たぶんコースマップがないと何言ってるかわからないと思うので、ここを見ながら読んでね

2月11日(祝)

  3時30分に東松山を出発。のはずが問題発生。なんと2時間遅刻したやつがいる。誰だ!私です。理由はそのー、つまり寝坊してしまいまして、(松山からの電話で)起きたら4時10分だったのです。大変申し訳ございませんでした。
 ペナルティーとして私が信州中野ICまで運転することになり、給油して5時30分に無事(どこが)出発。いつもは夜中に出るのでわかりませんでしたが、関越道は結構車がいて、なかなか車線変更ができないくらい。7割くらいは明らかにスキー(またはボード)にいくと思われる車で、ゲレンデも結構混雑するんだろうなという予感がしました。
 上信越も結構車がいましたが渋滞はなく、3時間ちょっとでつきました。天気ですが、宿に着いたときには晴れていましたが、滑り始めることには少し降ってきました。
 志賀高原は奥志賀・焼額・一ノ瀬・高天ヶ原・西館・ジャイアント・蓮池などいくつかのゲレンデが集まってできた、とても広く長ーいスキー場です。一ノ瀬に宿泊しているので、焼額山から奥志賀高原方面へ行くルートと、高天ヶ原から西館山を抜けてジャイアントへと抜けるルートの2つがあります。とりあえず焼額山方面へ行くことになり、ダイヤモンドコースから焼額山へ向かいました。
奥志賀第1リフト  焼額山スキー場は現時点では志賀高原で唯一全山スノーボードのゲレンデです。行ってみると案の定スノーボーダーが多い分だけゲレンデが混んでいました。長野オリンピックの男子回転で使われたコースがあるので行ってみましたが、圧雪していないコブ斜面だった。別にコブでもいいんだけど、だったら「オリンピックコース」とか名前を付けたり、ポールを5,6本立てたりするのはどうかと思いました。せっかくオリンピックがあったのだから、それアピールするのはよいと思うのだけど、かえって誤解を招くように思う。案の定だまされてはまっている人が多かったです(私もその1人)。
 ゴンドラも朝にしては混んでいて、第1・第2ゴンドラとも5〜10分待ちくらい。第2ゴンドラの方が乗車定員が少ない分だけ混んでました。ゲレンデも結構滑りづらいので、奥志賀へ直行。
 奥志賀高原は大きく分けて2つのロングコースで構成されています。ゴンドラ脇を滑るダウンヒルコースは斜度も結構変化があって、一気にかなりの距離を滑ることができるので、私のお気に入りのコースの1つです。ここを何回か滑って、昼食を食べました。
 午後もさっきのコースを何本か滑ってから焼額に戻って、何本か滑りました。天気は写真を見てもらうとわかります(わかるか?)が、晴れてもいないけど吹雪いてもいないという感じ。その分雪も良くて、結構滑りやすかったです。
ナイター  ちょっと疲れてるけど、一ノ瀬ダイヤモンドゲレンデにナイターに行きました。志賀高原のナイターは18時30分からですが、その前に圧雪するので、とても滑りやすいのでおすすめです。この日は天気も良かったので、結構混んでましたが、普段は人数も少なくて好きなだけ滑ることができます。7時前にいってみると、案の定好き放題かっとんでいる人が多かったです。ヘルメットをかぶっているレーサーの人も何人かいました。あとでわかったのですが、翌日競技会が一ノ瀬であったみたいで、その練習をしていたらしいです。
 私も日中はX−FREEで滑っていましたが、せっかく持ってきたのでRNXで滑りました。これでポールを想定して、なるべくスピードを出すようにして滑ってみました。でもめいっぱいかっとんでみても、後ろから抜かれたりしましたけど。後半は緩斜面なので、クロウチングで滑ってみました。本当は最初から最後までクロウチングで滑りたかったのですが、人が多すぎるのでやめました。
 そのあとはショートスキーで滑ってみることにしました。正月以来2度目ですが、さすがにこれだけバーンがよいと気持ちがよいです。ノーストックで体を倒して内側の手をついてターンしてみたり、いろいろ遊べます。ただスピードを出すと(123cmという長さのわりには)あまり安定感はないので、そういう意味ではSNOW BLADEの方が面白いかも...
 ショートスキーでカービング(のまねごと)をしていると膝に負担がかかるので、再びRNXにチェンジ。ひたすらスピードを出すことに専念して滑りました。この日のナイターは天気も良くて、気温もあまり下がらなかったので、最高のコンディションでした。

2月12日(金)

 この日は西館山方面に行くことになりました。高天ヶ原から道路をわたって、西館方面へ。ここは長野のパラリンピックで使用されたコースですね。志賀高原では私のでは最も好きなコースです。大回転コースと回転コースの2つがあって、どちらかというと大回転コースの方が滑りやすいです。回転コースは一部急斜面があって、午前中はフラットですが午後はコブになったりします。大回転コースは中くらいの斜面が多いです。ここを好きなだけ滑りたかったのですが、さすがに結構人気があって、リフトが混んでいた(5〜10分くらい)のでジャイアントに向かうことにしました。
 ジャイアントは急斜面の1枚バーンで、アイスバーンになったりするので結構難しいコースです。リフトが高速じゃないこともありますが、リフト待ちも5分くらいありました。
いっしょにいった人たち そのあとゴンドラに乗って反対側の東館山へ行きました。ここは長野オリンピックの女子大回転で使用されたコースで、斜度も結構バリエーションがあって、距離も長いので西館山とともに私の好きなコースです。ただ暖かい時に行くと、南斜面なので雪が悪かったりしますが。
 このころ(11時くらい)から天気が崩れはじめ、視界も悪くなったので、ちょっと時間が早いけど昼食休憩。でもあまりお腹がすいていないので、少なめに食べました。
 その後は東館山を何回か滑って、そのあと寺子屋へ行きました。
寺子屋 寺子屋は志賀高原の中ではこじんまりとしたゲレンデですが、リフトが1本しかない割にはコースが3つくらいに分かれており、初級者・中級者向けの斜面が多く結構楽しめます。急斜面がいい人は反対側にあるし。この日は混んでいましたが、実は穴場というか、結構すいているゲレンデです。反対側の急斜面には深雪の部分もあって、ゲレンデの広さ・長さの割には面白いコースです。
 これで行きたいところはだいたい行ってしまったので、あとは一ノ瀬に戻って滑ることになりました。宿が近いので、板を替えることにしました。せっかくだからあまりはいていないショートスキーで滑ることに。当然ノーストックです。一ノ瀬ファミリーコースの上部は(ショートスキーには)斜度がきつすぎるので、初心者コースを滑りました。幅が狭いので小回り中心となりましたが、内足の緊張に注意して滑るのに役立ちました。5時までこれで滑って、今日はホントに疲れたのでナイターはなし。

2月13日(土)

吹雪

 今日は最終日。昨日までに行きたいところはだいたい回ってしまったので、今日はどこに行こうかという事になったが、そんな心配は必要ありませんでした。理由は猛吹雪のため移動したくても移動できなくなったからです。天気予報では昨日が大雪のおそれがあって、今日はピークを過ぎて晴れるはずだったらしいのですが、低気圧の移動が遅かったのか、天気の変わり方がずれていたみたいです。ちなみに一ノ瀬の気温はマイナス15度!!滑るたびに顔が凍るし、凍傷になりかねないのでフェイスマスクをするとゴーグルが凍るし。しょうがないので無料休憩所で一休みして、ついでに仮眠。
 ずっとここにいてもしょうがないので、少し滑って11時30分に食事をしました。食事が終わっても天気はいっこうに良くならないので、予定より早めに出発することにしました。2時前に宿を出て、山を下りましたが、山を下りると晴れてきました。高速道路も土曜日のせいか大きな渋滞もなく、5時30分には東松山ICへ。飛び石連休と言うこともあって、全体的に混んでいましたが、まあ3日間ほぼまるまる滑ることができたので、大満足でした。

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