また鹿沢ハイランドの巻(ポール合宿編)
第4日目 12月15日(土)
先週に引き続き今週も鹿沢です。今回はポールの合宿ということでしたが、雪不足のため合宿は中止。ただ行ってみて雪があればポールを張るとのことなので、期待して行ってみることになりました。去年も同じ状態で張れたということだし。
東松山が6時30分集合。タウンボックスは今日も快調です。今日はポールをやる(つもり)なので、イメージトレーニングと称して車の中で上映会をやりました。といっても運転手を除くと観覧者はひとりですが。
途中休み休み行ったところ、ゲレンデについたのが10時くらいになってしまいました。行ってみると、市民大会などが行われるポールバーンの上部に、ポールがセットされています。道中碓井軽井沢ICを降りたあたりから雪が降ってたし、道路に結構雪もあったし、先週は寒かったし、結構雪はついたみたいですね。
というわけで今シーズン初ポールとあいなりました。ここで例によって今回のポイントのコーナー。
ポイント
- 手を前に出す。ゴーグルの視界内に入るようにする。手を開いてしまうと視界から出てしまうので、なるべく開かず、ひじを伸ばして前に出すようにする
- 腰の位置を前に出す。上体がかぶってしまい腰が引けているので、上体を丸めずに腰を前(高い位置)にするようにする。フリースキーでチェックする方法としては、ストックを束ねて腰の後ろに付けて、ストックを押して腰を前に出し、その状態をキープしながら滑る。途中でストックをほどいて手を前に出す。急斜面で行ってもこの2つの違いが出なければOK。
- 左ターン(右足荷重)時にテールがスライドして減速している。掘れてくると左足でも同じ現象が出るので、腰を前でキープするようにする。
- 切り替えで上に伸び上がらないようにする。荷重がきちんとしても切り替えがその分遅くなり、結局どこかでずらさないと回れないので、切り替えで伸び上がらず、次の外足を意識する。
最初は簡単なセットだったので楽にターンできたのですが、午後になるとだんだん難しくなってきて、かなり落とされてしまうようになってしまいました。ポールのインターバルが長くて振ってあるところでライン取りがよくわからず、ポールの手前で待ってしまい、ポールのあとで急に曲げてしまうのが目だってきました。
ビデオも撮ってもらったんですが、最初の方がそういう感じでリズムが取れないまま落とされてしまい、最後まで落ちっぱなしの状態が撮影されていました。掘れてて滑りづらかったこともありますが、それを言っても始まらないからなー。
それにしても今日は寒い。ふもとのリフト乗り場の温度計ではマイナス4度か5度ですが、風がかなり強く、また上の方はさらに気温が低かったので、凍えそうでした。
3時30分過ぎにポールを撤収して終わったのですが、最後の1本は体力的にとても滑れそうな状態だったのでやめました。こんな状態で、大丈夫か??
第5日目 12月16日(日)
7時に起きて外を見てみると、なんと晴れていました。8時頃には上がってフリーをしましたが、このときにストックを後ろに束ねて滑ってみました。なるほど、かなり腰が後ろですね。修正して滑ってみると、今までの限界スピードをかなり越えていましたが、安心してスキーを操作することができました。この感覚だね。
今日は晴れているし、バーンも昨日に比べて固かったので、それほどコース整備しなくても滑れました。
で、腰の位置なのですが、やはりポールの中だと後ろにひけてしまいますね。手を前に出すことである程度は修正できるのですが、完全なポジションじゃない。
あとは切り替えが遅いのが気になりました。意識は早めなのですが、体が動き出すまでに時間がかかっているよう。これは体力的なものと、あとは力が上に抜けているからでしょう。
今日は天気もよく、バーンもいいので、気持ち良く滑ることができました。ただ体力がちょっともたないので、シーズンはじめだしあまり無理をしてケガしてもしょうがないので、午前中で上がって帰ることにしました。
早く帰ったので板をチューンナップに出して、さらに家にあったニュースキーもチューンナップに出して、来週に備えました。このスキーは来週万座で乗ってみます。
