Koblenz コブレンツ

交通の要衝。モーゼルはここから上ります。トリアー、ザールブリュッケンにはここで乗り換えです。

マインツからここまでが「ライン渓谷 Rheintal」と呼ばれ、ライン流域の古城(山城)が数多く見られるところです。船に乗らず、列車に揺られてライン河畔を行くだけでも、良く見えます。川の中州にある事で有名なプファルツ城はすぐ近くです。この町にもエーレンブライトシュタイン要塞と言う山城があり、ラインの対岸に見られます。船着き場には観光船や渡し舟が沢山見られ、実に楽しいものです。ワイン村 Weindorfと言う酒場ではモーゼル、ラインの銘酒が飲めるらしいですから、飲兵衛にはたまらないかも。

黄色い建物がコブレンツの市立劇場です。連なった建物なのでホテルにしか見えません。コブレンツはラテン語の「合流点」を意味する言葉から出来た名です。英語のconfluenceと同義です。ここにはラインとモーゼル川の合流点である「Deutches Eck ドイツの角 」があります。ここはそこから歩いて10分ほどの所です。実はフランス革命以降、パリから逃れた貴族が住み着き数十年に渡りフランス領ライン・モーゼル州の州都だったのです。もともとモーゼル流域は国境がめまぐるしく変わったところです。だからでしょう、この劇場は1787年に建てられていますが、ネオ・クラシックと呼ばれる様式です。特徴はローマンアーチの入口、エンタシスの柱などでしょうか。色も形も一般のドイツの劇場とは大分違っています。すぐ前のオベリスクと調和して、綺麗ですね。

横から見た入口と広告塔。「カルメン」のポスターが貼ってあります。ここのオーケストラは正式名称がラインラント・プファルツ州立ラインフィルハーモニーと言い、77人規模のなかなか立派なオーケストラです。人口が11万人強の都市でこれはなかなかのものです。ラインラント・プファルツ州は景気の良い時代に多くの劇場に大きいオーケストラを作り過ぎたきらいは有りますが..。劇場は市立でオーケストラは州立と言うのは他にあるのでしょうか?私は知らないのですが。

残念ながらここでは何も聴いていません。何泊かしないとやはり見られないのが普通です。普通のドイツのテアターではオペラは月の半分から3分の2ほどですから、1泊では当たらない事が多いですねえ。私は、殆どこの街での行動が昼間ですから無理です。でもこの街は好きです。今度は泊まってみたいですねえ。

劇場の正面に書かれた文字です。ラテン語らしいので、意味がよく分からないのですが「音楽、人民、ラテン、選帝公」では無いかと読める文字が有ります。ラテン語の分かる人、教えて下さい。

トップページへ