私が選んだ必ず大儲けできる投資信託 |
このページでは 個人が持つ金融資産(お金)をどう運用すべきかについて考えます。 超低金利が
長期化しそうな中で お金を預貯金だけに限って運用するのは賢くありません。 インフレになれば あなたの預貯金は途端に価値を失い 老後の生活を脅かします。 運用するお金の配分を見直し 効率的に運用するとなると 株式 投資信託 外貨預金などの手段 を検討することになります。 私は今まで株式投資や投資信託等について 興味なかった 忙しくて 検討できなかった 考えるのも面倒だった 運用方法を考える程お金もなかった 等などの理由 (excuse)から預貯金一本槍できました。 従い 私は資産運用について ほとんど知識を持って いませんでした。 そんな私が 何故 突然に資産運用の手段として投資信託を選び 特定の商品 を買うことになったのかを このページで説明します。 読まれた方から ご意見やアドバイスをいた だければ ページ内容を更新し運用結果と共に披露していきます。 ア!そうそう 「必ず大儲けできる投資信託」 などありませんヨ。 あればコッソリ私だけに 是非 教えてください。 でも 私が選び購入した投資信託は 結果的に 「必ず大儲けできる」 ことに なるという予感が私にはあります。 平成13年3月13日に 日経平均株価は11819円となり (前年4月の銘柄入れ替え影響もあり) 1985年1月28日以来の最安値を記録しました。 こうした株価が低迷し危機的な株安と騒がれて いる時こそ 投資信託を始める千載一遇のタイミングと私は判断しました。 翌日の 朝一番 東京三菱銀行(本店)に勇躍して出かけ 普通預金口座から一定額を毎月引き落とし投資信託を 自動的に買い付けてもらえる「継続購入プラン」を申し込みました。 その日の東証平均株価(日経 平均)は11842円(1万2千円割れ) 東証株価指数(TOPIX)終値は 1161.97 でした。 当然ながら 私の真似をされるinnocentな方が万が一でも居られたら 自己責任でお願いします。 1. 私が選んだ投資信託 私が実際に購入した投資信託は以下です。 東京三菱トピックス連動オープン 追加型投資信託 TOPIX連動インデックス型 自動積み立て(累積投資)専用 購入の資金(原資)は預貯金からの取り崩しです。 仮に1千万円を大口定期預金に置いていても 1年間の金利(年率0.07%)収入は僅か7千円であり リスクの比較的少ない投資信託で運用した 方が毎日ワクワクできるので 遊びとして楽しめるし 日本と世界の経済動向について興味も湧き ます。 例え元本割れして損が出ても 老後の生活に影響を与えない限られた額に限定しており 競馬 宝くじ 麻雀などに賭ける損とは異なり 勉強代として自分への先行投資と考えることにしま した。 (老人ボケの予防効果もあるなら killing two birds with one stone ですネ!) 投資信託「東京三菱トピックスオープン」という私が選んだ商品名を知って即 ナーンダ クダラネ〜 フザケルナ! と あなたが思われるなら あなたはかなり投資信託について造詣の深い方です。 以下を読むのは無駄なので止めてください。 エ! 何故なの? どうしてこの商品なの? と あなたが思われるなら 投資信託について ほとんど知識のない方であり 私が泥縄式に学んだ 投資信託の基礎を先ず理解してください。 2. 投資信託の基礎 投資信託は 多数の顧客から預かったお金を プロのファンドマネージャーが運用する(複数の株や 債権に投資し全体での収益を狙う)金融商品(投資証券)です。 小額から始められる上に 実際の 運用はプロに任せられるので 専門知識のない投資の初心者にも 気軽に始められるメリットがあり ます。 預貯金と異なり元本は保証されませんが 投資した銘柄の中で値下がりするものがあっても 他の銘柄の値上がりでカバーする「分散効果」があります。 短期的でなく中長期的な値上がりを めざして運用されており まとまった資金がなくても 1万円程度から買える投資信託商品が多くあり ます。 投資対象として 株式 債券 通貨の3種類があり 組み合わせにより様々なタイプ (ハイリスク・ハイリターンからローリスク・ローリターンまで)の商品を選べます。 商品群として (1)インデックス型は株式市場全体の動きを表す指標(インデックス)に連動するよう に設定 (2)アクティブ型はファンドマネージャーが銘柄を選んで運用 (3)グローバル・バランス型 は世界の株や債権 通貨などにバランス良く投資し安定したパーフォーマンスをめざす (4)他国の 通貨に投資 の4つあります。 投資信託を購入し保有するコストとして2種類あります。 「販売手数料」は最初にかかる一回限り のコストで 2〜3%程が一般的です。 「信託報酬」は毎年0.5〜2%程が一般的で日割り計算で 自動的に購入額から差し引かれます。 販売手数料3%の投資信託を10年持てば年率0.3%となり 長く持つほど負担は軽くなるのに対して 信託報酬2%の投資信託は 毎年5%の利回りを達成し ても 信託報酬を引いた実質利益は毎年3%であり 10年間保有し売却すれば信託報酬だけで 20%取られます。 ファンドマネジャーに上手く運用して貰い大きな値上がりを期待できるアクティブ 型ファンドなら高い信託報酬を払うに値しますが インデックス型は運用成果に差がつきにくく 安い信託報酬になっています。 株式投資に比べ投資信託は「分散効果」を発揮しやすいメリットがあります。 いちどきに買うのでは なく 何回かに分けて購入する「時間分散」を行うことにより分散効果は更に高くなります。 購入の タイミングを分けることにより 高値で買うことがあっても別の機会に安値で買うことができ 全体と して購入価格が平均化されます。 「ドル・コスト平均法」 というのをご存知ですか? 定期的に一定額の購入を長期間続ける方法で 一口(購入単位)当たりの購入価格を抑える効果が期待でき 高値で買ってしまうリスクを軽減 させる賢い方法です。 ドルコスト平均法の仕組みを簡単に説明すると 例えば3回に分けて購入し 一口当たりの値段(基準価格)を 1回目 1万円、 2回目 5千円、 3回目 1万5千円 と想定 します。 ドル・コスト法により 毎回1万円づつ買うと3回で合計3万円で 買えた口数は 1回目 1口、 2回目 2口、3回目 0.66口 合計3.66口の購入 一口当たりの値段は8196円 です。 これに対し 毎回1口づつ買うと 3回で合計3万円 買えたは3口 一口当たりの値段は 1万円となり 購入額の合計3万円は同じでも ドルコスト法で買った場合の一口当たりの平均8196 の方が安い購入コストになります。 毎回一定のお金を出して買い続けるドル・コスト平均法は 値段が高い時は少なく 値段が安い時は多くの口数を買えるので 一定口数づつ買う方法より 一口当たりの買いコストが安くなります。 最近では「自動積み立てサービス」を行う販売会社が増えており 毎月 預金口座から指定額が 自動的に引き落とされ 手間なく 手軽に時間分散で購入できる投資信託もあります。 投資信託の基礎知識を得る為に 「投資信託協会のホームページ」 は便利です。 3. インデックス型とアクティブ型どちらが有利か? どちらにも一長一短はありますが アクテイブ型よりインデックス型の方が良い と私は判断して います。 相対的にインデックス型は アクティブ型よりコストが安く 長期の運用成績が安定して います。 過去の実績などを統計的に見れば 長期的にインデックス型の方がアクティブ型より 有利なパフォーマンス(実績)となっています。 日本経済新聞は毎週日曜に 「比べてみよう投信データ」 で実績比較をしています。 そこで過去 半年間と1年間の騰落率(基準価格の変動率)を平成13年3月14日時点で見ると ほとんどの インデックス型商品がアクテイブ型より良い実績を残しています。 高い信託報酬を払い平均以上の 成果をあげることを期待しアクテイブ型を選んでも 平均(即ちインデックス型)以上の成績をあげ得 ないなら 迷わずに初めからインデックス型を選んだ方が賢明というものです。 ファンドマネージャー はプロであり 中にはカリスマ・ファンドマネージャーと呼ばれる神がかったプロもいますが プロに 任せた方が儲かる筈 ということに現実は必ずしもなっていません。 プロのファンドマネージャーを 過信することは危険です。 アメリカでもインデックス型の優位性が証明され 一番人気のある 投資信託はインデックス型となっています。 日本国内ではインデックス型として2種類あります。 日経平均株価を構成する銘柄にバランスよく 投資し連動させるタイプと トピックス(TOPIX)という東証1部に上場している全銘柄に投資し連動 させるタイプです。 トピックスとは「東証株価指数」のことで 全銘柄の時価総額を表示する指数で あり 時価総額が過去のある時点からどれだけ変動したかの指標です。 日経平均株価は東証 1部225銘柄の株価を単純平均しているので 一部の値がさ株(株価が高い株)の影響を受け やすいのに対し トピックスは個別株の時価総額でウェイト付けされているので 株式市場全体の 動きを反映していると言われています。 日経平均株価連動とトピックス連動の動きは似ており 投資対象として余り差はありませんが 日経平均は銘柄組替えという不安定要因があり 値がさ株の影響を受けやすいので どちらかと 言えばTOPIX連動型の方が望ましいと言えます。 4. オススメは「東京三菱トピックスオープン」 投資信託の特性や仕組みを勉強するには「先ず買ってみる」のが近道であり 今回 投資信託を 始めたのは 勉強代という意味もあります。 買う前に勉強したとうりの結果となるほど 現実は決し て甘くないでしょうが 「東京三菱トピックスオープン」を私が選んだのは 以下の条件を満たすもの であったからです。 1) アクティブ型でなく インデックス型である 2) 日経平均株価連動型でなく トピックス連動型である 3) 毎月一定額を預金口座から自動的に引き落とし買って貰える 4) 販売手数料と信託報酬(特に信託報酬)が他と比べ格安である 5) 株価が低迷時にあり中長期(最低3年間)保有により株価回復を期待できる 6) いつでも購入・解約が出来る追加型(オープン型)である 東京三菱トピックスオープンのコストは 販売手数料0.5% 信託報酬0.65% であり 他の投資信託 商品に比べ格安(特に信託報酬)であることが 選ぶ決め手となりました。 プロのファンド マネージャーに運用を任せるアクティブ型は インデックス型よりコスト高で 平均(インデックス型) 以上のパーフォーマンスに必ずしもならず ハイリスクです。 毎日変動する株価や基準価格を一喜一憂するのは 精神衛生上 良くありません。 預金口座から 一定額を毎月引き落とし投資信託を自動的に買い付けてもらえる「継続購入プラン」は面倒がない だけでなく 毎月の株価変動が気になりません。 当月より翌月の株価が下がれば 当月より 「もっと安く買える(仕入れられる)」ので嬉しいし 翌月の株価の方が高ければ嬉しいのは当然 です。 当月より翌月の株価が上がっても下がっても嬉しいのが 「継続購入プラン」であり ドル・ コスト平均法により購入平均単価を下げられるメリットもあります。 良いこと尽くめ(??)なので 株価変動を毎日気にする必要ないということになります。 5. 円高に戻ればオススメの「米ドルMMF」 為替レートが安定的に推移するなら 利回り5%程を期待できる米ドルMMFはオススメです。 円高 時に買い 円安時に売ることが出来れば 米ドルMMFや米ドル定期預金で大儲けできます。 但し 逆の場合は 悲惨な結果となります。 当初 私は 日本株に連動したインデックス型と米ドルMMFの両方に半分づつ毎月投資する バランスの取れたポートフォリオを考えていました。 日本株に連動したインデックス型と米ドルMMF は 互いに逆の動きをする傾向があり 両方をミックスすれば安全度が増し 理想的と考えたから です。 ところが 米ドルMMF購入を始めようとした平成13年3月時点で 為替レートが\120/US$と 余りに円安になったので 米ドルMMF購入を今回は見送りました。 米ドルMMFと米ドル定期預金 何れが有利かは難しい判断です。 米ドルMMFの利回り(平成13年 3月時点で年5%ほど)と米ドル定期預金の金利(年3.25%ほど)は変動します。 米ドルMMFの為替 手数料は 通常 米ドルを買う時点で50銭 米ドルを売る時点で50銭 往復で1円かかるのに対し 米ドル定期預金は倍のコストがかかります。 従い 現状で判断する限り米ドルMMFの方が有利 です。 利回り5%の米ドルMMFを1年間保有し売却しても 手取り利益は同じ5%となりません。 利子に 対する税金(1%) 売り買いの為替手数料(1円に相当する約1%)を利回りから引くと 実質利回り は3%にしかならず 1年間で3%円高になっていれば利益ゼロになります。 私が米ドルMMFを 買うのは中長期保有(最低3年間)を前提にしており 為替レート\120/US$の時点での投資は 実質利回りより為替リスクの方が大きすぎる判断しました。 6. ペイオフ対応のオススメ投資信託は? ペイオフとは 金融機関が経営破綻などにより預金の払い戻しができなくなった場合に 預金保険 法に基づき 預金保険機構が破綻した金融機関に代わって一定限度までの元本を保険金として 預金者に支払う制度です。 平成14年3月31日までは特例措置として預金全額が保護されていま すが ペイオフが始まる平成14年4月1日からは1金融機関あたり1千万円までの預金額と利子 しか保護されません。 あなたが5千万預けている1金融機関が仮に破綻するなら保護されない 4千万円失うことになります。 対策として 平成14年3月31日迄に 5金融機関に1千万づつ貯金 を配分する タンス預金にする ペイオフで保護されない分を株式投資(投資信託)で運用する等が 考えられます。 ペイオフ対応として 1千万円を超える預貯金を投資信託で運用するなら 安全性(元本確保の 可能性)と収益性の両方が求められます。 リスクが少なく預金感覚で利用できる投資信託として MMF 中期国債ファンド 公社債投信 国債 などがありますが 利回りが預金金利並みの低水準 で魅力ありません。 住友信託は 元本確保(注:元本保障ではない)を図る一方で 収益性として普通預金より高い 年1%をめざす投資信託をペイオフ対応商品として売りだしています。 商品名は愛称 「新・実績君(内外債権型A)」 正式名は 「住信・メリルリンチ 内外中期債ファンド Aタイプ (固定利回り志向型」 で信託期間3年です。 内外の公社債のうち最も安全度の高いトリプルA格 の債権を中心に50銘柄程度に投資し 為替リスクは全額ヘッジされています。 (申し込みは平成 13年3月28日まででしたが 同種の商品は締め切り後も現れる筈です) 新・実績君は元本保証ではなく安全性の比較的高い商品です。 年1%の利回りを目指していると 平成13年3月1日付け日経記事にありましたが パンフレットと目論見書にそうした説明はありま せん。 結論として ペイオフまで未だ間があり 金融債などを含めもっと条件の良い商品が今後 現れる可能性もあり 私自身は暫く様子を見ることにしました。 7. まとめ 銀行預金の利子は雀の涙。 株は怖いし 外貨預金もリスクが高い。 そんな悩みに応えてくれると 期待されていたのが投資信託の筈でした。 魅力は 多くの株式や債権に分散投資することで リスクを少なくしている点でしたが 現実は厳しい状況にあります。 平均株価下落のあおりを受 けて 深刻な痛手を被った投資家が相次いでいます。 投資信託の運用成績を毎週日曜に示している 日本経済新聞 「比べてみよう投信データ」 (平成13年3月18日)を見ると 過去1年間 ほとんどの国内アクティブ型投資信託は30%〜50% 基準価格が下落しており惨憺たる結果となっています。 インデックス型である日経225連動型や TOPIX連動型も30%〜40%下落しています。 こうした状況で 週刊誌「アエラ」(平成13年3月19日 号)は 「投資信託 買ってはいけない大損物語」 月刊誌「現代」(平成13年4月号)は 「投資信託を買ってはいけない」 週刊誌「日経ビジネス」(平成13年3月26日号)は 「不信買う 投資信託」 という特集を載せています。 それぞれの特集で取り上げ集中砲火を浴びせている のが 「ノムラ日本株戦略ファンド」 です。 このファンドは 平成12年1月の売り出し時に お客が店頭に列をなしたほどの人気ファンドでしたが 平成13年3月14日時点で基準価格6006円 約40%の値下がりとなっており 批判の矛先が向け られています。 運用会社である野村アセットマネージメントが それぞれの分野のトップのファンド マネージャーに運用させ 募集時に5%もの手数料(販売手数料と信託報酬)を取ったにもかかわ らず 平均(日経平均株価やトピックス)より悪いパフォーマンスで 証券会社のみ大儲けしたことに 対する批判です。 こうした批判は しかしながら 筋違いというものです。 プロのファンド・マネー ジャーが運用するアクテイブ型の投資信託は 儲かる時は平均以上のパフォーマンスになるものの 損する時は平均以上に大損となるハイリスク・ハイリターン商品であることを忘れた 無責任な批判 です。 他社の大型ファンド(アクテイブ型)も状況はほぼ同じで 野村だけが突出して悪い訳では ありません。 有名ファンドに飛びついた一般投資家の責任もあります。 では「投資信託を買ってはいけない」という記事が氾濫している時点で なぜ私は買い始めたのか? (それは お前が阿呆だからだ と内心あなたは思っていませんか??) 一番の理由は資産運用の「訓練」としてです。 個人の資産運用を預貯金だけで行うのはリスクが 高過ぎ危険であり 長引く超低金利の中で資産運用の能力が求められています。 あなたの預貯金 の価値が少なくなるインフレ時代が来てから 株や投資信託の勉強を始めたのでは 遅すぎます。 株式投資の仕組みと経済の勉強をして備えるべきですが 実際に投資信託を自分で買っていれば 新聞・TVの株式や経済情報に対する感心度も高まります。 損をしても悔やまない範囲で あなたも 投資信託を始めては如何ですか? 投資信託を始めるなら 株価が低迷し「買ってはいけない」と 言われている 今こそ チャンスなのです。 ところで ドル・コスト平均法に過剰な期待は禁物です。 右肩下がりの市場ならドル・コスト平均法 で長期に運用しても損失から逃れられません。 同じものを定期的に買い続け特定商品にリスクを 集中させる弊害もあり 必勝法のように考えるのは誤りです。 結論として 冒頭にも書いたように 「必ず大儲けできる投資信託」 なんか存在しません。 でも 中長期間(最低3年間) 東京三菱トピックスオープンを毎月一定額買い続けるければ 結果として 大儲けとなる予感が私にはあります。 ペイオフが解禁される平成14年4月からは 預貯金から 投資信託に流れ込む資金は増える筈です。 平成14年春から導入が見込まれる確定拠出型年金 (日本版401k)の資金も 受け皿としてリスクを分散できる投資信託を中心に流れ込む筈です。 財政赤字に悩む日本政府は 大量の不良資産を抱える企業を救う為にも インフレ政策を推進せ ざるを得ず 株価浮上を図る筈です。 日本人が個人で蓄えているお金(金融資産)は1400兆円近くあります。 国民一人当たり1千万円 4人家族なら4千万の金融資産を持つ計算となり その内の6割が預貯金と言われます。 ゼロ金利 の時代に 預貯金を低リスクで効果的に運用するには リスク分散効果を持つ投資信託しかなく 早晩 「一大投資信託ブームが起きるのは必然」というのが 私の確信であり予感であり占いです。 こうした状況が考えられても 中長期的に株価は浮上しないと 慎重なあなたはお考えでしょうか? そうなら Nothing ventured, nothing gained という英語の格言を思い起こしてください。 私の判断が 正しかったか 又は 単なる慾ボケだったのかは 以下に開示される今後の実績 (パフォーマンス)で徐々に明らかなる筈です。 ご期待ください。 8. ご参考: 投資結果(パフォーマンス) 私が選んだ投資信託「東京三菱TOPIXオープン」の投資パフォーマンスをここで開示します。 毎月一定額の購入を始めたのは平成13年3月以後 毎月15日に自動購入されています。
平均基準価格は毎月購入した際のトピックス指数を平均したものです。 騰落率は直近月の
基準価格を平均基準価格で割り算した 累積出資額に対する値上がり率(+)%又は値下がり率 (-)%です。 例えば +12%は 累積出資額に対し12%の値上がりです。 一番右下の騰落率が 累積出資額を全て売却した際の利益率(又は損失率)で 販売手数料や信託報酬などを除く前の 数字です。 騰落率をこのように計算するのは正確でありませんが目安を知る簡便法です。
竹中経済財政・金融相は平成15年2月14日の衆院予算委員会で、民主党の海江田万里議員らの
質問に答え 株価指数連動型上場投資信託(ETF)を「絶対もうかる」と発言したが 「誤解を招く もので不適切だった。悪用されないよう発言の削除を検討する」と述べ、金融庁などのホームページ に掲載されている記者会見の議事録から削除することになりました。 竹中経財・金融相は 平成15年2月7日の閣僚懇談会で、「日本の未来を買うことになる」として閣僚がETFを積極的に 購入するよう薦め 記者会見で自身も購入するのか聞かれた際に、「買います。絶対、もうかります」 と答えていたものです。 TOPIX連動型の投資信託はETFの一種であり 私は竹中大臣より2年も早く同じ考えと確信で 投資信託を買い始めましたが 「絶対もうかる投資信託」などこの世に存在しないと思います。 しかし 竹中大臣発言後の株価推移を見ると 「絶対儲かる」という大臣の発言は結果的に正し かったということになりそうです。 尚 このページは 日経BP社の月刊誌・日経マスターズ(平成14年9月号)の記事 「デフレ・インフレどんとこい! 資産を減らさないマネー術」に紹介されました。 ご意見ご感想を 下記までいただければ幸いです。
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