下タ沢会によせて(覚書)

新、稲村橋完成 − 21西紀へのかけはし −

 さて、二度と靖国神社で会いましょう、という時代がこないようにと願うものだ が、今の世相を見ていると、これから先、世の中どうなっていくものやら、どんな 日本になっていくものやら、と思ってみたりもするが、それは年寄りの取越し苦労 で、後は若い者にまかせておけ(まかせざるを得ないのだが)、ということになる と思うが、ともあれ鹿角市も誕生して30年、いろいろな記念行事も開催されており、 また20世紀から21世紀へのかけ橋ともいうべき新稲村橋(平成9年(1997)着工、本 年(2002)年8月2日竣工式挙行)も完成したが、三世代夫婦そろっての渡り初めも なく、どんな時代をつないでいくのやら、今また新しい市町村の合併問題がおきて いる。鹿角もどんな姿になって21世紀を生きて行くやら(今まで橋のないところに 橋をかけた場合は、渡り初めはあるが、老朽化などによるかけ替えなどの場合は、 渡り初めはないのだ、と話し合っている人達もいた。)。
 ともあれ鹿角の村々も南部藩時代の両通り68ケ村から、明治以降三世代、どのよ うな移り変りをしてきたか、そのくり返してきた町村合併の姿をみてみることにす る。

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