下タ沢会によせて(覚書)

帶(舟偏+帶、ひらた)とはどんな舟か

 こゝでまた牛に一休みしてもらって、陸から川に行くが、わからなかったのが、 川ヒラタのヒラタだ。……
 こゝでひっかゝっていたら、次の海上輸送の石ノ巻港(石巻港)のところにこん な記事があった。「北上川舟航に用いられた船は、盛岡黒沢尻間は小繰と称する幅 6尺5寸、長さ9間のもので、米凡そ120〜30俵の積載量で、黒沢尻で積み替える。黒 沢尻石ノ巻間は大型のヒラタで幅2間半、長さ10間乃至11間、米約440〜50俵の輸送 力であった。」という。船のかっこうはわからないが、おゝよその大きさはわかる。 これでよはとするか。

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