下タ沢会によせて(覚書)

佐多六とシロ − ひとりマタギ代表 −

 さて、ひとりマタギの代表、下草木の「佐多六とシロ」の話しだが、私も犬年生 れなので、ひいきするわけではないが、このシロと渋谷のハチ公のことは、秋田犬 の代表としても是非書いておきたいと思った。長くなるので、短かくしようと思っ たが、うまくまとめれないので、鹿角市史第4巻にある話しをそのまま借りることに する。

 参照:「佐多六とシロ」(お願い:リンク先から戻るときは、ブラウザの「戻る」 ボタンをクリックして下さい。)

 ということで、この話しは一応終るわけですが、この本には続けて佐多六とシロ に関連する話しが標題的に書かれているが(「陸中の国鹿角の伝説 − 鹿角市郷土 学習教材編集委員会、平成4年3月刊」には、この話しのほか16話収録されている。) その最後に「なおこの伝説のシロは、現在の秋田犬の元祖とも伝えられる。」とい う。
 また別の本(秋田の民話)に収録されているのには、シロは子牛ほどもあった、 と書いているから、その名の如く、白い堂々たる犬であったと思う。誰かこの物語 りをアニメにでも仕立てて、世に紹介してくれたら、鹿角の株も一段と上るだろう と思ってみたりしている。

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