というわけで、話しはまた正月に戻るわけですが、正月にはミカンとカント豆 (廣東豆?、あるいは関東豆か、今でも千葉県の方から沢山入ってくるが、南京豆 とか殻つきのピーナッツとかいっている)を買ってもらった。私達は、正月でない と買ってもらえなかったし、それを買ってもらうのが、”正月が来た”という感じ だった。ミカンは、いわゆるミカン箱といわれる木の箱に入っていた。それは今見 ることはなくなったが、今の10キロ入りのダンボール箱くらい、一寸小さかったか もしれない。カント豆はもちろんカラ付きで、コタツに入って食った。あたりにむ いたカラやジブ皮を散らかして、おこられたものだ。 |