12c　焼窯いろいろ

　　　東山焼ﾄｳｻﾞﾝﾔｷ　兵庫県姫路市東山　文政年間（1818〜30）〜明治15
　　　　年　磁器　酒井家の御用窯／男山窯

　　　常滑焼ﾄｺﾅﾒﾔｷ　愛知県常滑市付近　平安時代〜室町時代〜現在　須
　　　　恵器，陶器／朱泥急須

　　　砥部焼ﾄﾍﾞﾔｷ　愛媛県伊予郡砥部町　安永４年（1775）〜現在　磁器
　　　　藩窯　伊万里風

　　　苗代川焼ﾅｴｼﾛｶﾞﾜﾔｷ　鹿児島県串木野島平　慶長５年（1600）〜現在
　　　　のしろがわやき　薩摩焼の起こり

　　　長与焼ﾅｶﾞﾖﾔｷ　長崎県長与町　寛文７年（1667）〜文政３年（1820
　　　　）　三彩もの

　　　難波焼ﾅﾆﾜﾔｷ　大阪高津　延宝の頃　高原焼風の茶碗，水指，建水
　　　　高津焼

　　　鍋島焼ﾅﾍﾞｼﾏﾔｷ　佐賀県伊万里市大川内町　磁器
　　　　鍋島藩の御用窯
　　　　［詳細探訪］

　　　鳴滝窯ﾅﾙﾀｷｶﾞﾏ　京都市右京区鳴滝付近　
　　　　鳴滝乾山

　　　南京焼ﾅﾝｷﾝﾔｷ　中国清代初期　青磁


　　　能茶山焼ﾉｳｻﾔﾏﾔｷ　高知県　文政３年（1820）〜　陶磁器／伊万里風
　　　　の日用雑器，香炉，茶器　土佐藩窯　尾戸焼風　伊万里風

　　　梅林焼ﾊﾞｲﾘﾝﾔｷ　滋賀県中之庄村梅林山　享保の頃〜　茶碗，香合，
　　　　花入　膳所焼風

　　　萩焼ﾊｷﾞﾔｷ　山口県萩の東郊松本で焼いたものと，長門湯本深川で焼
　　　　かれたものの総称　慶長３年（1598）〜現在　茶碗，徳利，盃，
　　　　水指　古萩・松本萩
　　　　［詳細探訪］

　　　万古焼ﾊﾞﾝｺﾔｷ　三重県三重郡朝日町小向　元文（1736〜41）の頃〜
　　　　古万古，弄山万古，江戸万古

　　　藩窯ﾊﾝﾖｳ 江戸時代，藩が直接管理し，市販を禁じ，藩主の需要に応
　　　　ずるとともに幕府への献上品，諸侯への贈答品を作った

　　　備前焼ﾋﾞｾﾞﾝﾔｷ　岡山県備前市近辺　奈良時代〜現在　陶器／日用雑
　　　　器，火襷の徳利　古備前／茶器
　　　　［詳細探訪］

　　　姫谷焼ﾋﾒﾀﾆﾔｷ　広島県広瀬　寛文頃〜　磁器


　　　百間窯ﾋｬｸｹﾝｶﾞﾏ　佐賀県有田付近　日本磁器初期のもの


　　　平佐焼ﾋﾗｻﾔｷ　鹿児島県川内市平佐郷　天明６年（1786）２月〜明治
　　　　中期　平佐皿山

　　　平戸焼ﾋﾗﾄﾞﾔｷ　長崎県佐世保市三川内町　慶長の役〜　陶磁器
　　　　藩窯

　　　布志名焼ﾌｼﾞﾅﾔｷ　島根県玉湯町布志名　明和元年（1764）　ぼてぼ
　　　　て茶碗

　　　二川焼ﾌﾀｶﾞﾜﾔｷ　福岡県三池郡二川　江戸時代末期　陶器


　　　本業窯ﾎﾝｷﾞｮｳｶﾏ　瀬戸　享和年間（1801〜4）に磁器がはじめて焼か
　　　　れるようになった。磁器を新製焼，陶器を本業焼といった。

　　　本郷焼ﾎﾝｺﾞｳﾔｷ　福島県大沼郡本郷町
　　　　会津焼の別称

　　　舞子焼ﾏｲｺﾔｷ　兵庫県明石市大蔵谷　文化７年（1810）〜　仁清風


　　　槙山窯ﾏｷﾔﾏｶﾞﾏ　滋賀県信楽あたりの伊賀焼の古窯場


　　　益子焼ﾏｼｺﾔｷ　栃木県芳賀郡益子町　嘉永６年（1853）〜現在　陶器
　　　　／日常雑器

　　　御菩薩焼ﾐｿﾞﾛﾔｷ　京都深泥池ﾐﾄﾞﾛｶﾞｲｹ付近　


　　　湊焼ﾐﾅﾄﾔｷ　大阪府堺市　室町以来　素焼の塩壷，赤楽


　　　美濃焼ﾐﾉﾔｷ　岐阜県土岐・可児・恵那　永禄元亀の頃〜　陶磁器／
　　　　茶陶，日用雑器

　　　宮本窯ﾐﾔﾓﾄｶﾞﾏ　石川県山代　天保６年（1835）〜嘉永５年（1852）
　　　　九谷焼風

　　　無名異焼ﾑﾐｮｳｲﾔｷ　新潟県佐渡相川　弘化年間（1840年代）〜現在　
　　　　陶器　楽焼風

　　　元屋敷窯ﾓﾄﾔｼｷｶﾞﾏ　岐阜県土岐市泉町久尻　慶長年間　登窯