GLN(GREEN & LUCKY NET)からこんにちは「ことわざ・金言名言(Proverb)」

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  小さく生んで、大きく育てる。
 解釈:子供を生むときには、小さい子の方が母体に負担も少なく楽にお産で
きるから、小さく生み、大きく育てるのが育児上手というもの。

  小さくとも針は呑まれぬ。
 解釈:形の小さい物でも、馬鹿にはできないというたとえ。
 類義:山椒(さんしょう)は小粒でもぴりりと辛い。

  知恵多ければ、憤り多し。
 解釈:知る事が多くなれば、世の中の不合理や欠陥も分かってきて、腹立た
しいことが多くなる。
 活用多くを知ると、物事の不合理が分かる。When it knows many, the 
irrationality of things can be seen. 
 類義:知らざる者は幸いなり。知らぬが仏。知を増す者は悲しみを増す。

  知恵と力は重荷にならぬ。
 解釈:知恵と力はあるほどよいということ。あってあり過ぎることはない。
 活用知恵と力を背負っても、重くない。Even if wisdom and power are
 shouldered, it is not heavy. 
 類義:知恵と力は出すほど利なり。
 参考:知恵と力は使いよう。

  知恵ない神に知恵付ける。
 解釈:気付かずに無心でいるところへ、余計な入れ知恵をして事態をややこ
しくすること。
 類義:知恵のない子に知恵付ける。寝ている子を起こす。

  知恵は小出しにせよ。
 解釈:一度に知識のありったけを並べてしまうと後が続かず、恥を掻いたり、
後で困ることが多いので、あまりひけらかさない方がよい。

  知恵は万代(ばんだい)の宝。
 解釈:優れた知恵は、後世の人にも尊重され役立つものである。
 活用知恵は、世の中の宝だ。Wisdom is a treasure in the world.
 類義:持つは知るより来る。

  地が傾いて舞が舞われぬ。
 解釈:自分の失敗や怠慢を言い訳するのに、勿体振って、他の事や人のせい
にすること。
 活用責任転嫁。Buckpassing. 
 類義:堂が歪んで経が読めぬ。

  近くて見えぬは睫(まつげ)。
 解釈:他人の事はよく見えるが、自分の事となると案外分からないというこ
と。また、身近なことには気が付きにくいということ。
 類義:灯台下暗し。
 活用彼女はおめかししている。でも、彼女は付け睫を付け忘れている。
She is dressing up. However, she forgot to put false eyelashes.

  近火(ちかび)で手を焙る(あぶる)。
 解釈:目先の些細な利を追う。また、とりあえず手近のものを利用すること。
 類義:近いところの手焙り。

  近惚れ(ちかぼれ)の早飽き(はやあき)。
 解釈:惚れっぽい人は、また飽きやすい。三日坊主。安直に過ぎる生活態度
の人を謗(そし)っていう。
 類義:熱し易く冷め易し。早好きの早飽き。

  力は正義なり。
 解釈:力を持った者が、結局は正しいと認められることになる。
 類義:勝てば官軍、負ければ賊軍。無理が通れば、道理引っ込む。
 参考:Might is right.の訳語。

  知己(ちき)。
 解釈:自分の事をよく知ってくれる者。本当の親友のこと。
 参考:知己。Acquaintance.

  池魚(ちぎょ)の殃(わざわい)。
 解釈:城門の火事を消すのに池水を汲み干したため、池の魚が全部死んだと
いう故事から、思いがけない災難のこと。また、巻き添えで災難に遭うこと。
単に火災のこともとう。

  竹馬(ちくば)の友。
 解釈:幼友達のこと。幼い頃竹馬(たけうま)に乗って一緒に遊んだ間柄。
 類義:騎竹(きちく)の交わり。鳩車(きゅうしゃ)竹馬の友。

  逐鹿(ちくろく)。
 類義:中原(ちゅうげん)に鹿を逐う(おう)。

  苣(ちさ)の葉の掻き取り。
 解釈:少しずつ取っていくことのたとえ。
 類義:鼠が引くよう。

  知識は力なり。
 解釈:知識は物事の道理を明らかにし、正しい判断を生むものであるから、
何にもまして大きな力を持っている。
 参考:Knowledge is power.の訳語。

  知者は惑わず、勇者は恐れず。(論語)
 解釈:知者は物事の道理をよく知っているので、事に当たっては迷わない。
勇者は怖いものがないので、恐れることがない。

  知者は水を楽しむ。(論語)
 解釈:知者の状況を踏まえて滞らず、自由自在な姿は、水が流れ去る様に似
ている。だから知者は水を好み愛する。
 活用知者の思考は、川の水のように絶えず流れる。だから、賢人はこの
ような水を楽しむ。The wise man's idea always flows like the river 
water. Therefore, the wise man enjoys the flow of water. 

  知者は千慮に一失あり。
 解釈:知恵の優れた人でも、時には思い誤ることがある。どのような賢者で
も間違いはするものだということ。
 類義:千慮の一失。
 参考:千慮の一失。Point overlooked by a cautious person. Mistake of 
a wise man.

  痴人の前に夢を説く。
 解釈:ばかばかしい事のたとえ。愚かな人に夢の話などをすると、想像の世
界と現実の世界を取り違えたりして、収拾がつかなくなる。

  痴人、夢を説く。
 解釈:愚かな人が自分の見た夢の話をする。話す事にまとまりがなく、さっ
ぱり要領が得ないということ。

  血筋は誤魔化せぬ。
 解釈:子は親に似る。人はそれぞれの父母、祖父母などの血縁者に似るもの
だから、その才能や性質は遺伝する。
 活用子は親に似る。The child looks like parents.
 類義:氏素性(うじすじょう)は争われぬ。人は筋目。

  馳走、終わらば油断すな。
 解釈:訳もなく他人にご馳走することはない。心の中に何か頼み事があって、
そうするのだから、ご馳走に与(あすか)って喜んでばかりいてはいけないと
いうこと。
 類義:旨い物食わする人に油断すな。食わせておいて扨て(さて)といい。

  父父足らずと雖も、子は子足らざるべからず。
 解釈:たとえ父が父らしくなくても、子はあくまでも子としての務めを果た
すべきであるという意。
 活用子は、父に対しては、子の務めを果たしなさい。The child must 
accomplish child's duty to father.

  父の仇(あだ)は倶(とも)に天を戴かず。
 類義:不倶戴天(ふぐたいてん)。

  父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し。
 解釈:親の恩は極めて広大であることのたとえ。
 類義:父は天、母は地。父母の恩は山よりも高く海よりも深し。
 参考:Father's kindness is higher than the mountain, and mother's 
kindness is deeper than the sea. 

  血で血を洗う。
 解釈:身内同士が互いに憎しみ争って、傷付け合うこと。過激な内輪揉め。
また、悪事を以って悪事を処理する。殺傷に対して殺傷で報復すること。

  治(ち)に居て、乱を忘れず。
 解釈:よく治まった泰平の世にいても、世が乱れる場合のあることを常に忘
れないということ。何時でも万一のときの用意を忘れないこと。
 活用万一に備えて、常に心掛けよ。Always bear it in mind as a 
precaution.
 類義:安(あん)に居て危を思う。安きに危(あやう)きを忘れず。

  知に働けば角(かど)が立つ。
 解釈:この後に「情に棹(さお)刺せば流される、意地を通せば窮屈だ、と
かく人の世は住みにくい」と続いて、次の意になる。理性のみで事に当たると、
他人との間に角が立って気まずくなり、かといって感情に走って行動すると、
とんでもないことになってしまう。だからといって自分の意地を押しとおすと
窮屈な思いをする。人間社会は住みづらいものだ。
 活用社会は、理性だけでは治まらない。情けだとまとまらない。自分勝
手だとよくない。だから人間社会は住みにくい。The society is not at 
peace only by reason. When it is mercy, it is not settled. Selfishness
 is not good. Therefore, the human society doesn't live easily.

  血の道はむさい。
 解釈:肉親に対してはつい甘くなる。だが身贔屓(みびいき)が過ぎて見苦
しい事が多い。
 類義:血ほど汚いものはない。味方見苦し。

  血の寄るものは親子。
 解釈:親子の血液は、混ぜると溶け合うが、他人同士の血は混じりあわない。
科学的に言えば、この説は誤りである。
 類義:父の血と子の血とは合う。

  地の利は、人の和に如(し)かず。
 解釈:土地の形勢がどのように有利であっても、人心の和合、堅く結ばれた
団結の力には及ばないということ。

  血は血だけ。
 解釈:他人に比べれば、矢張り身内の者は頼りになるということ。また、血
統、血縁を重んじる考え方。
 類義:血は水よりも濃し。

  血は水よりも濃し。
 解釈:本当に頼りにできるのは他人よりも血縁であり、その結び付きは強く、
矢張り血筋は争えないものである。
 類義:兄弟は両の手。血は血だけ。
 反義:兄弟は他人の始まり。
 参考:Blood is thicker than water.の訳語。

  魑魅魍魎(ちみもうりょう)。Evil spirits of the mountains and
 rivers.
 解釈:妖怪や悪人など得たいの知れない者たちのたとえ。また私利私欲で、
悪事を働く者や仲間の総称。「魑魅」は山の妖怪、「魍魎」は水の妖怪。
 類義:百鬼夜行(ひゃっきやこう)。

  知命(ちめい)。(論語)
 解釈:天命のあることが分かる年齢、五十歳のことをいう。

  血も涙もない。
 解釈:冷酷で強欲な人をたとえていう。温かみも、同情心も全く持たないと
いうこと。
 類義:切っても血の出ぬ人。没義道(もぎどう)。

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