PC-9821 Cx/S3 98MULTI CanBe

CPU RAM モデム HDD CD−ROM

Power upの 仕様 

Cxというより 初代CanBe といった方がわかりやすいでしょう。今となっては骨董品ですが、使いようによってはまだまだ現役として使えます。さすがにゲーム系はきつそうですが・・・購入は’94/12、それから今までがんばって貧困と戦いながら少しづつ Power up してきました。今後はLinuxマシンとなる予定なので見守ってください。

  購入時の仕様 現在の仕様
CPU i486SX 33MHz Intel DX4 100MHz
RAM 8MB 20+32+32=84MB
グラフィック アクセラレータ Cirrus Logic GD-5430 同左
モデム 内蔵 14,400bps ISDN TA 128,000bps
HDD 内蔵 IDE 540 MB 内蔵IDE2.0GB
+外付け SCSI 2.1GB
CD−ROM 内蔵 倍速 内蔵40倍速
ディスプレイ 15インチ 同左
周辺機器   プリンタ BJC-400J

CPU

まだそれほど貧しくなかった’95/7 にとっとと設備投資しました。Intel DX4 100MHz を 搭載したアイオーデータ機器 「PK-CX100」 を 入手しました。きっかけはCADを動かすのにコプロがほしかったのですが、当時は我が家も DOS アプリが主体で Windows 3.1 も DOSアプリのひとつとして、メニューソフトからたちあげているような環境では絶大な威力を発揮しました。

しかし今では、生産中止などでどこのメーカーも商品がありません。唯一残っているのがこれです。NEC純正もありますけど・・・ i486DX 66MHz では今ではちょっと・・・

アセットコア・テクノロジー「VIPER Power MULTi 586CXL」(Am 5×86/133MHz)

今 Intel DX4 100MHz の人はお金持ちや究極を求める人でない限り、代えてもしょうがないでしょう。一応5%程度は早くなるようです。アセットコアはCb用もまだあります。なんか凄味を感じてしまいます。いまだに i486SX 33MHz を使っている人は少ないと思いますが、Windows 98 を導入予定の人は必須アイテムになります。

RAM

しばらく不満もなかったのでパワーアップもお休みしていたのですが、会社での仕事の環境が NEC N-52系から、Windows 95(NT 4.0 も含む)へ少しづつ移行してきたので 私も Windows 95 を導入することにしました。そこで必要なのがまずメモリーです。’97/5購入 増設 RAMボードと 32MBです。

メルコ「ESE-0M」+「EMF-32M」これで40MBになります。

これである程度さくさくと動いてくれるようになりました。意外と早いし Windows 95はハングしにくいしこれでHDDの問題を残して快適でした。しかし’97末にInternet Explorer 4.0 なるものの登場によりまた窮地に立たされました。それにWindows 98 がひかえているので、また増設しました。

Exclaimこの項目は保証外行為です。私を含め誰も責任は取れません。

’98/5 あと 32MB 増やそうとショッピングに出かけましたがたまたまメルコ「EMF-32M」が品切れで、となりの店にはあったのに¥210−けちってアイオーデータ機器「NE-SIM36-H32MT」を買ってきちゃいました。ところが・・・

「ESE-0M」+「EMF-32M」+「NE-SIM36-H32MT」=ハングアップ

「ESE-0M」+「NE-SIM36-H32MT」=正常

メモリーチェックは正常、Windows 95 は立ち上がるもしばらく動いて不意にかたまります。当然、前後を入れ替えてもだめ、困った挙げ句に本体の 8MB と「NE-SIM36-H32MT」を付け替えてしまいました。ところがこいつは 20MB しか認識してくれません。これについては、はじめから「ふくんちょのホームページ」で見てたんで知ってたんですけど・・・

本体の SIMMソケット は FDD の下にあります。高さはきわどくクリア!良くできてるので感心しました。ところで残った8MBですが増設 RAMボードに差してもパリティエラーが出て使えません。

’98/7 もうひとつ メルコ「EMF-32M」 を買ってきました。最初に買った時の半値以下です。もちろん Windows 98 対策です。

ところが、またハングアップ しました。何回か挑戦してるうちにずいぶんと良くなりましたが忘れたころに画面がフリーズ、キーボードも死んでしまいます。原因不明です。メルコに持っていってもなおらず 52MB (以下の組み合わせ)になってします。

メインメモリ「EMF-32M」

拡張メモリ「ESE-0M」+「EMF-32M」

おそらく、私のは初期ロッドなので64MBに対応してないものと思われます。

と、いままで書きましたが何を思いついたか、天のお告げか本人も理解できないまま1999年12月に突然余ってた32MBをもう一度つけてみました。そしたら、あれっあれあれ、ちゃんと動いてるではないですか。何が悪かったんでしょうね。どう考えてもハード的な症状なのでCD-ROMかHDD交換が効いているのでしょう。私はCD-ROMが怪しいとにらんでます。これによりようやく終着点の84MBになりました。

メインメモリ「NE-SIM36-H32MT」

拡張メモリ「ESE-0M」+「EMF-32M」+「EMF-32M」

Cxでは、「72pin パリティあり(パリティジェネレータ不可) 非EDO 32MB まで」は使えると噂されていますが試してないのでわかりません。 32MB も 1万円 きってますし無難な選択をしてみました。

 

モデム

Cxの内臓モデムは、14.4Kbpsです。当時インターネットよりパソコン通信全盛で、さしたる不満もなかったんですが、今では重いホームページに行くとそのまま寝てしまうほどひどいものです。

またシリアルポートの最高速が19.2Kbpsしかないので高速シリアルボードが必要になります。

ちゃんと考えて56Kbps 統一規格 V.90 を導入してみたのですが。しかしやはり遅いので’99/4の引越しの際、ISDNを導入しました。このページつまりBIGLOBEがほかのサーバーより遅いことも動機のひとつです。

ターミナルアダプタとしては廉価版の機種の購入でしたが、性能的には申し分ないです。サーバーのスピードに依存するここのページの表示はさほど変わりませんでしたが、あとは良好です。劇的に、とまではいきませんでしたが依然の56000bpsモデムで最高47000bpsだったことを考えると数字上は劇的です。おそらくブラウザでの処理に相当CPUパワーを食われているため、実感が沸かないのだと思います。

高速シリアルボード アイオーデータ機器「RSA-98 III SB」

モデム OMRON「ME5614D」

ターミナルアダプタ NEC「Aterm IT40」

Exclaimこの項目は保証外行為です。私を含め誰も責任は取れません。

今後のパワーアップしだいでは、内蔵モデムも撤去しますよ、IRQが空くので当然ですよね。電源ユニットの下にあるので引きぬいてしまうつもりです。今はとりあえず、デバイス マネージャで使用しないようにしています。

HDD

容量と速さの問題で ‘98/2 ついに圧縮ドライブを諦め、HDDを増設しました。アイオーデータ機器「SC-98 III P」「HDVS‐U2.1G」 Cバスなので Ultra SCSI はフルには使えないのですが、ただ安かったので・・・2GB以上は 1ドライブでは認識してくれないので 100MB もったいないので 2パーテーションに分けています。

Exclaimこの項目は保証外行為です。私を含め誰も責任は取れません。

Internet Explorer 5.0を外付けSCSI Cドライブにインストールした後、内蔵IDE Aドライブの残りが70MBを切ってしまいました。MicrosoftはあいかわらずWindowsと同じドライブにいろいろインストールするので困ったもんです。一応問題なく動いてたんですがそろそろ、いつ壊れてもおかしくない内蔵IDEを交換することにしました。内蔵IDEは、ある程度なんでも付きそうだったので、98用の2.1GBを購入しました。アイオーデータ機器「UHDI−2.1G/98」

アイオーデータ機器の98用は内蔵540MBと同じWesternDigital社製だと思ってたんですがでてきたのはSAMSUNG「SW0212A」まあ大丈夫だろうと、簡単に思ってたんですが。

いちいち全部インストールやバックアップも面倒なのでCD-ROM用IDE端子を使用し接続しましたが、電源を入れても認識されない。しかたがないのでHDD用IDE端子につなぎなおして物理フォーマットそしてまた元に戻しても認識しない。仕方がないので論理フォーマットをDOSから起こしてやっと認識されました。この後もうっかりミスでもう一度やり直したんですがみっともないのでここでは黙っておきます。DOSが5.0なのが主要因だったのですが・・・・・

やっとたちあがり丸ごとコピーそれで新しいのに入れ替えてCD-ROMも元に戻して完成。

しかしCD-ROM用IDE端子にBドライブとして2.0GBつながっているとき一部Windowsがきちんと動いてなかったので、まともに凡用IDE端子として使うには少し不安があります。CD-ROM換装は結構難しいかもしれません。

結果合わせて4.1GBになりました。ベンチマークではREAD WRITEともスピードは改善していますが、4倍になった分ヘッドのせいか?遅くなりました。FAT32にしてあるのでこまめにデフラグ掛けると改善するかもしれません。

WesternDigitalの540MBは救急起動ディスクとして余命をおくることになります。

CD-ROM

一番使わないところなのに、遅いと不愉快に感じるところも、これ以上ないでしょう。何といっても倍速ですからね。’99/6にやっと重い腰をあげて換装してみました。(以下に記載)

CD-R も興味あるけど速いのは高いのでお手頃の価格になれば可能性はあるかもしれません。それよりCD-Rが実用レベルの速さで動かせるのかどうか疑問ですけど。最低でもPentium166MHzは必要という話もありますが、書きこみソフトが軽いものであれば動いた事例もあるので必要があれば導入という段階です。

Exclaimこの項目は保証外行為です。私を含め誰も責任は取れません。

やっと重い腰をあげて、CD-ROMを交換しました。なぜ乗り気になかなかならなかったかというと、外置きSCSIは使い勝手が悪い。内蔵交換だと外のパネルが合わないし、大体きちんと動作するのかどうかあやしいと考えていたからです。

しかし、このところCD−ROMの価格も随分と安くなったので、失敗覚悟!で導入してみました。買ってきたのはバルク品でパイオニア「DR-944」DOS/V用ATAPI(Ultra DMA/33)で外周40倍速の物ですが、どこまでスピード上がるかは未知数でした。

とりあえず蓋開けっぱなしで接続したものの認識せず。やっぱりつないだだけでは無視されたのでAUTOEXEC.BATとCONFIG.SYSを書きなおして再起動。きちんと認識してくれました。

動くのを確認したら、次は組み込みです。やっぱりフロントパネルは合いません。とりあえずトレイが出てこないので金ヤスリで穴を広げました。上1mm左右2mmづつ。これでトレイは出てきたので、あとは適当にCD-ROMのフロントパネルを加工してとりあえず完了。発光ダイオードは小型のため、はんだ付け面倒だったのでやめました。しかし動作が見れないのも気になるので時間があれば直すでしょう。

試運転では高速で動いてたので納得してたのですが、測定してみたところ1000〜1650KB/Sといったところ。7〜11倍速です。まあそれでも早くなったので、良しとしましょう。そもそもあまり期待してなかったことなので。それよりもキュイ〜ンとうるさいのが困り物です。

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